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DAYS JAPAN(2009年11月号)

DAYSJAPAN 0911『DAYS JAPAN』という写真雑誌は、まだドーンセンターに「ゆう」があった頃、そこで時々見ていた。どちらかというと文字人間の私は、字の多い雑誌は買っても、『DAYS JAPAN』のような写真雑誌はぱらぱらと見ることはあっても、めったに買わなかった。

「ゆう」が閉じたあとは、『We』もそうだけれど、そのへんの本屋になかなか並ばないような雑誌やミニコミを、たまにでも見る機会は激減した。現物を手に取る機会が少なくなれば、売り上げが下がることはあっても上がることはまずない。

現物を見ても、財布のなかみがさびしかったりヒモが堅かったり、なかなか雑誌は売れない。定期購読をしてまで雑誌を買おうというのは、「すごく面白い」と思っていたって遠い。
『DAYS JAPAN』が存続に支援を!と存続キャンペーンをしていることは、知り合いのブログで知った。

定期購読者の方々がいらっしゃったことで、いつ廃刊となってもおかしくない中で雑誌を出し続けてくることができました。
定期購読者があと、500人増えれば存続できます。
定期購読者があと、1500人増えれば安定します。


というメッセージは、『We』をやっていて、まったくもって他人事ではない。『DAYS JAPAN』よりもっとひどいかもしれない。なんせ購読料だけでは『We』はまかなえていない。原稿料は『We』の現物である。

昨年の秋に『We』はもう廃刊かという話になったとき、なんとかならないかと読者のキモイリが集まって、それでこの一年はちょっと盛り返した。これまでにないほどカンパもあったそうで、私が今ささやかながら人件費を出してもらえているのは、そういう支援と『We』以外の"出稼ぎ"の分け前のおかげである。

『We』は来年度もう一年がんばってみようということになったが、私が入って明らかにモノイリが増えた分を来年なんとかできるのかな~と、雑誌の販売数が劇的に増えるのは難しい現状で、いよいよ終わりなのか、あるいは何か打開策はあるのかと、『DAYS JAPAN』の存続キャンペーンを見ながら思う。

『DAYS JAPAN』が、もしも近所の図書館にないならリクエストはできるなと思い、所蔵をしらべたら近隣館にあった。じっくり見たことはなかったので、借りられる号を一冊借りてみた。

人々の意思が戦争を止める日が必ず来る

表紙の右肩にあるこのメッセージが、『DAYS JAPAN』という雑誌の根っこなのだと思う。

知らなかったニュースがあり、それを伝える写真を見て、写真につけられたキャプションを読みながら、こんな風に私はこの現場を伝えますという意気込みを感じる。

斎藤美奈子の「OUTLOOK」というコラムもある。写真雑誌を見てまで文字につい目が向いてしまうのは私のどうしようもない癖だが、かつては斎藤美奈子の連載が読みたいために雑誌の定期購読をしていたこともあった私は、『DAYS JAPAN』の定期購読を申し込むかどうかと迷いながら、借りてきた一冊をすみずみまで見ている。
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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