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竹喬展→大森カメラ店

ショートケーキ
思い出してもヨダレの出る大森カメラ店のショートケーキ。めっちゃおいしかった。天王寺まで出たので、そこからぶらぶらと四天王寺の参道を通ったりしながら、クレオ大阪(中央)へ。3階の交流コーナーの奥に、期間限定で(12月26日まで)出してはるお店。写真を撮る人がやってはるから、たぶん「大森カメラ店」なのだろう。
竹喬
土曜(12/19)は、(あ、日曜までや)と気づいて、竹喬展を見にいった。天王寺の大阪市美でやってるやつ。大阪展は昨日で終わり、このあと岡山の竹喬美術館、それから東京近美へいくらしい。

岡山の端、広島に近いところにある笠岡の竹喬美術館は、おととしだったか、一度行ったことがある。暑い暑いなか、駅から汗を拭きふき、だいぶ歩いたところに美術館はあった。竹喬美術館とはいうものの、そのときは企画展の「三都の女」をやっていて、竹喬の作品はほんのぽっちりだった。

竹喬は、竹内栖鳳に師事したという。ということは上村松園と同じか。
絵は、若い頃のものから、ほぼ描いた年の順に並べられていた。ポスターにもなり、美術館の表にも掲げられているのは、"竹喬らしい"絵で、京都の近美で見たりもしているせいか、こういう絵のほうに私はなじみがある。

しかし、若い頃の絵は、だいぶ違った。画面の使い方もおもしろいと思った。そして、印象派の点描のような絵もあった。

展示の中ほどをすぎて、タイトルとともに「○○歳」と書かれたキャプションをちらちら見ていると、この人はいったいいくつまで絵を描いてたんや?と思う。70代の絵が並んだあと、まだ展示室がある。

84歳、85歳、86歳、わー、いつまでこんなに描きまくってるんやろ。87歳、88歳、うわ、まだ描いてるで、こんなにぎょうさん。そして、もう80代も終わりという頃に、ずっとやってみたかった墨彩画をやってみた、と書いてある。この歳で(と思ってしまうが)、新しいことをやってみるところが、ほんまにすごいなあと思う。89歳の絵で展示室は終わった。出たところで年譜をちらっと見ると、89歳で亡くなったとある。

美術館を出て、公園の出口へ向かいながら、裸木のすがたが目につく。葉を散らしたあとの枝ぶりを見て、さっき見た竹喬の絵を思い出す。竹喬の絵は、とりわけ象徴的表現とよばれる画風の絵は、イラストのようでもあって、私はそんな竹喬の絵にある自然のすがたは、実物をデフォルメしたもののように思っていた。

外の裸木を見て、初めて気づいた。
竹喬の絵は、自然の写生なのだと。この枝の姿は、竹喬の絵のなかにあるものとまさに同じだと。

絵を見て、目が更新されるのは、こんなことやなあと思った。
Genre : 日記 日記
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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