大江戸の賑わい(伊丹市立美術館)

神戸で、浮世絵を大量に集めているという中右さんのコレクションから、肉筆画をふくむ浮世絵150点ほどを展示したもの。
とにかくいろんな浮世絵があり、よく知られているものから、こんなんもあるんかー思うものまで、見ていてじつに楽しい。浮世絵が屏風になってるのも初めて見た気がするし、イギリス人やアメリカ人を描いたのも珍しかったし、今までヨソで(刷りが同じかどうかはわからないが)見たことあるのもあったし、ほんまにおもしろかった。
とくに、2階の第2展示室を入ったところにあった絵に描きこまれた「ゆきだるま」を見て、
「ゆきだるま」は「雪達磨」や、
「達磨」や!
と初めて気づいた。
↑記憶絵としては、こんなかんじ。たしか解けかけていた。
そして、これを見て、この「雪達磨」はどのようにしてこしらえるのか?という疑問とともに、「だるま」と称していながら、どうして私は今まで「達磨」だと気づかなかったのだろうか?と思い、また、「ゆきだるま」と言って思い浮かべるあの球の大小を積んだような形式は、この「達磨」式にいつとってかわったのか?あるいは、この「達磨」式は異端で、やはり幕末期にも球の大小を積んだ式が主流だったりしたのか?…などと、さまざまな疑問がうずまくのだった。
気になってたまらないが、こういうレファレンスを図書館は受けてくれるであろうか…。

「ゆきだるま」は「雪達磨」や、
「達磨」や!
と初めて気づいた。
↑記憶絵としては、こんなかんじ。たしか解けかけていた。

気になってたまらないが、こういうレファレンスを図書館は受けてくれるであろうか…。
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