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しがみつかない生き方(香山リカ)

妹が赤ん坊連れで帰省していて、ご飯づくり+子守ヘルプで実家と往復する数日。なぜか父が香山リカの本を買っていたので、赤ん坊がやっと寝たあとに、さらさらーと読む。字が大きく、薄い本なので、さらさらーと読めてしまう。

しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書)しがみつかない生き方
(2009/07)
香山 リカ

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サブタイトルは「「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール」。
え、「ルール」を書いてあったのか?と思う。
各章のタイトルは、「恋愛にすべてを捧げない」とか「仕事に夢をもとめない」とか「○○にしがみつかない」云々とルール風に書いてあるが。

最後の章の「〈勝間和代〉を目指さない。」が、笑えた。勝間の『断る力』がえらい売れてるそうだが、香山の紹介によれば、これは、気合いを入れて断らないといけないほど講演やら何やらの依頼が来まくる勝間が、サラリとそれを自慢しつつ、仕事をちゃんとやっていくには「断る力」が大事、という本らしい(読んでないので、この紹介が当たってるのかどうかは不明)。

香山は、そんな断る力が重要だというほど依頼のある人がどんだけおるねん?とツッコんでいて、むしろ、私は何も頼まれない、誰からも依頼されない、しくしく、めそめそ、不安不安…という人の方が多いヤロというのである。

この本は「香山のボヤキ風」の部分がめずらしかった。「子どもを持つ女性がいちばん有利」云々のところなど、へぇ香山はそんな風に思ってるのか、と思った。

ある日、医療研究に携わる女性を支援するナントカに申し込んでみようとしたら、それは「子どもがいる女性」対象で、香山はお呼びでないのだった。そのことを、ぐちぐちたらたらと書いていて、要は、子どもがいる女性は「大変でしょう、がんばってください」とばかりにあれもこれも支援があり援助があるが、未婚だったり子なしだったりの女性には、なーんも支援がない、それって、未婚・子なし(とくると「負け犬」という数年前の流行り言葉を思い出すなあ)の女性に不利になってるんじゃないのか、シングルでここまで死にものぐるいでやってきたタイヘンな人もいっぱいいるのにそっちは支援なしかよ、というのである。

そんな風に思ってたんですか、香山さん、という感じ。

この香山の本も、勝間本ほどではないのだろうが、何刷りもいってて、かなり売れてるらしい。しかし、私は、買ってまでは読まんなあ。古本屋の100円ワゴンにあっても、わざわざは買わんやろうなあ。…と思った本であった。父ちゃんは、どこに惹かれて(?)この本を買ったんやろ?とも思った。
 
Comment
 
 
2009.10.21 Wed 14:05 やつめ  #-
こないだ、徹子の部屋に出てた、なんでみたんかな、台風で自宅仕事にしたときやったかな。
つまらんかった。あいかわらず。
31万部、なんでや。
weが1万部でも入れたら、私たちなんでもできるのに。
  [URL][Edit]
らんぷさん、
そういえば『老後がこわい』という香山本もありましたねえ(タイトルだけ見て、読んでない)

むかしの「リカちゃんのナントカ」みたいな本の頃はよく読んでいたのですが、この数年ほとんど香山本を読みません。なんだか、もひとつ惹かれない。他の本より先に読みたいと思うことがなくなりました。

しかしこの本、ちょっとネットで引いてみたら、「10刷り 31万部」なのだそうです。
そ、そんなに売れる本なのか? みんな、何に惹かれてこの本を買うのか?

うちの父ちゃん、何に興味があってこの本を買ったのか、訊けたら訊いてみようと思います。
ぷっ…  [URL][Edit]
2009.09.24 Thu 16:01 らんぷ店主  #-
書店で平積みになっていたのをチラッと読んで、同じく「勝間和代云々…」に、ぷっと笑ってしまいました。
因みに私の実家の父は数年前に香山氏の「老後がこわい」を買ってたのですが、おとーさん、老後って言うかすでに老中(?)どまんなかじゃないですか、と思ったものです。
  [URL][Edit]






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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在92号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第67回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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