FC2ブログ
 
読んだり、書いたり、編んだり 

からくさ図書館来客簿 第二集 冥官・小野篁と陽春の道なしたち(仲町六絵)

からくさ図書館来客簿 第二集 冥官・小野篁と陽春の道なしたちからくさ図書館来客簿 第二集 
冥官・小野篁と陽春の道なしたち

(2014/03/25)
仲町六絵

商品詳細を見る

これの第一集を読んだあと、第二集、第三集を予約。カバー装画や口絵に描かれている人物像は、私が字から読むイメージとはやはり違うのだが、それはそれとして。

ちょうど第一集で「小野篁」の名前をおぼえていたら、(こないだ伊丹市美で外骨展を見て読んでみたくなって)別に借りてきた宮武外骨の『筆禍史』(復刻版)や、外骨の甥による『宮武外骨伝』で、小野篁の名前が出てきた。『筆禍史』は、中古時代の筆禍者として冒頭に小野篁の名をあげているのだった。

その部分を外骨の本から引くとこんな具合。
▲小野 篁 仁明天皇の承和四年、小野篁が遣唐使の乗用船につきて、藤原常嗣と争ひたる時「篁忿恙して曰く、朝議定らず、其言を二三にするやと、遂に病篤しと称して復た船に乗らず、西道謡を作りて遣唐の事をそしり、多く忌諱を犯す、嵯峨上皇之を見て大に怒り、其罪を論ぜしむ、仁明帝因つて其官職を免じて庶人となし隠岐に流竄す」といへる事これなり (宮武外骨『筆禍史』、p.2)※

あらあらかしこ(木村治美)

あらあらかしこ(木村治美)あらあらかしこ
(1982/10)
木村治美

商品詳細を見る

「ブックマーク」83号掲載のPさん(このミニコミを始めた人)の古文書に出てくる本を探して、こないだは『主婦の天気図』を読んでみたが、ハズレだった。

図書館に所蔵のある本をいろいろ調べて候補をしぼりこみ、まずこの『あらあらかしこ』を取り寄せてみたら、これがアタリだった。

Pさんが引用していたのは、167~170ページの「時はすぎゆく」という文章の一部。Pさんが引いた以外のところに、こんなことも書いてある。

▼日常生活の中で、だれでも経験していること、ドラマチックなことは何も起こらない主婦の心のなかのこと、こんなことが小説のテーマになるなどと思われないことを、バージニア/ウルフは、その繊細な感受性ですくいあげ、描き出してみせてくれるのです。(p.169)

▼私には、ウルフの才能も学識もないけれど、それゆえに、主婦の資格は増しているかもしれません。主婦という平凡な人間の、日常という平凡な生活のなかにある心のドラマを、ある新聞の連載というかたちで、一年三ヵ月書き続けてきました。主婦の喜怒哀楽をていねいに見つめて、正確に描くことが願いでした。(p.170)

この、一年三ヵ月連載した…というのが、私がこないだ読んだ『主婦の天気図』らしい。そして、「時はすぎゆく」は、バージニア・ウルフの小説の話から書き出されているのだ。

ほんのミニコミ「ブックマーク」83号ができました

ほんのミニコミ「ブックマーク」83号半年ぶりに、ほんのミニコミ「ブックマーク」83号ができました。

このミニコミのメインは、読者による「読んだ本・おすすめ本・これから読みたい本」のアンケート。こんどの号も、28ページ。A5判のリソグラフ刷りです。

ここ数年ずっと、2月と8月の"ニッパチ"発行でしたが、曜日の関係で今号の発送は3月になりました。定期購読の方には、3/1(日)に投函しています。読んでみたい方には、見本誌を送ります。ご希望の方は、送り先をご連絡ください。

編集発行=レター&ピース
letter_peace(at)yahoo.co.jp
Genre : 日記 日記
 
 
プロフィール
 
 

乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
    乱読ブログバナー
本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在93号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第72回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

amazonへリンク

 
 
最新記事
 
 
 
 
最新コメント
 
 
 
 
カテゴリ
 
 
 
 
Google検索
 
 


WWW検索
ブログ内検索
Google
 
 
本棚
 
 
 
 
リンク
 
 
 
 
カウンター
 
 
 
 
RSSリンク
 
 
 
 
月別アーカイブ