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読んだり、書いたり、編んだり 

地図とスイッチ(朝倉かすみ)

地図とスイッチ地図とスイッチ
(2014/11/07)
朝倉かすみ

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同年同月同日に同じ病院でうまれた「2人」の人生がそれぞれ描かれていく話。各章の冒頭に、その章で出てくる「年」に何があったかの概略と、その「年」の紅白歌合戦で誰が司会で、トップバッターが誰で、トリが誰だったかという細かい情報が書いてあり、ちょろっと紅白ネタが出てくる箇所はあるにしても、どの章の冒頭でも律儀に紅白情報が掲載されているのがちょっとおかしかった。

主人公の「2人」は、1972年うまれという設定。わりと歳が近いので、それぞれの「年」を経験した歳も似てるところがあって、でもその中で、こんな人生もあんな人生もあるんやなーと思いながら読んだ。

「ぼく」=蒲生栄人(がもう・えいと)は、東京育ち。「おれ」=仁村拓郎(にむら・たくろう)は、札幌育ち。同じ札幌の病院で生まれたのは、栄人の母が里帰り出産をしたからだった。母同士は、小学校、中学校の同級生だった。といっても、さして親しかったわけではなく、「ぼく」の人生と「おれ」の人生がそれぞれ違っているように、その母の人生もまた違うのだった。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在92号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第69回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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