FC2ブログ
 
読んだり、書いたり、編んだり 

スタッキング可能(松田青子)

スタッキング可能スタッキング可能
(2013/01/18)
松田青子

商品詳細を見る

松田青子の『英子の森』を読んだら、また『スタッキング可能』を読みたくなって、こんどは、てっぺんから収録順に読んだ。いちばん最初は表題作だ。

『わたし』が覚える違和感が記されているところで、あー、わかる、わかる、わかる!!!と思う。『わたし』が「死んでもなりたくない」と思ったその気持ちに、私も覚えがある。『わたし』が「そうしない女がいることを体現してやると心に決めた」のと似たような気持ちを、私もしっかりと抱いていたことがある。私より10歳下の松田青子も、こんな気持ちを感じていたのだろうか、と思う。

そして、「うっじゃうじゃ」いるのは、あまり変わってないのだろうと、正直がっかりする。
スポンサーサイト

昔日の客(関口良雄)

昔日の客昔日の客
(2010/10)
関口良雄

商品詳細を見る

夏葉社の『昔日の客』は、読んでみたいな…と思っていた本である。こないだ、夏葉社をやっている島田さんの『あしたから出版社』を読んで、2010年の10月終わりに復刊された本を、4年ほど経ってやっと読む。巻頭の「正宗白鳥先生訪問記」から読みはじめて、いい文章やなあと思う。

お酒を飲んだら気持ちよくなって、唄って踊るくせがあるという、古本屋の関口さん。途中からしだいに酒癖がわるくなって、きっぱりお酒は断ったというが、それからも、唄うことはやめなかったらしい。

その関口さんのいとなむ古本屋、山王書房をゆきかった本や、本をめぐる人たちとのことどもが、綴られている。某月某日のページに書かれていた「「方丈記」の精神をもって世に処して来たような人だ」(p.100)という井上さんの話が、こころにのこる。
 
 
プロフィール
 
 

乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
    乱読ブログバナー
本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

amazonへリンク

 
 
最新記事
 
 
 
 
最新コメント
 
 
 
 
カテゴリ
 
 
 
 
Google検索
 
 


WWW検索
ブログ内検索
Google
 
 
本棚
 
 
 
 
リンク
 
 
 
 
カウンター
 
 
 
 
RSSリンク
 
 
 
 
月別アーカイブ