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読んだり、書いたり、編んだり 

父の生きる(伊藤比呂美)

父の生きる父の生きる
(2014/01/18)
伊藤比呂美

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カリフォルニアに住んでいる伊藤比呂美が、母が死んだあと、父が一人で暮らしている熊本と行ったり来たり、そして毎日のように電話をかけたりしていたのを、メモやブログから再構成したらしき本。

母が死んで父が残った2009年から、父の死ぬ2012年までのことが書いてある。80代の父と50代の娘は、もともと仲が良かったらしい。それでも、電話をかけるとやたら不機嫌なときがあったり、退屈だぁと言ったりする父親のことが、娘にとっては時にめちゃくちゃめんどくさい。父は来てくれと言うけれど、娘はなかなか仕事がはかどらなくてイライラしたり、むかつくことがあったりもする。老いて、ちょっとずつ弱ってくる父のことが悲しくなったり、つらく感じるときもある。そんなことが縷々書いてある。

読んでいて、母が死んだあと一人で15年暮らしている父のことを、ところどころで思い浮かべたりもした。父自身が老いる自分をどう感じているだろうか…ということを、伊藤比呂美の父の言動を読みながら考えたりもした。
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ふたりのママから、きみたちへ(東小雪・増原裕子)

ふたりのママから、きみたちへふたりのママから、きみたちへ
(2014/01/17)
東小雪・増原裕子

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子どもの頃に同性が好きな自分に気がついて「あれ??」っと思ったことがあるふたりが著者。このふたりが2013年の3月にディズニーリゾートで結婚式を挙げたこと※は、けっこう有名なのかもしれない(知らない人は知らないか…)。
※「東京ディズニーリゾート初の同性結婚式」 
 http://www.2chopo.com/article/437/

「結婚」して、ふたりは子どもがほしい、育てたいと思うようになった。自分たちが、女ふたりで、つまりは「ママがふたり」で子育てをするということは、子どもにとってどうだろうかということも、ずいぶん考えている。

どういうタイミングで「ママがふたり」のことを話していくのか、というあたりは、うさぎママが「もらっちゃった」ことをアンに話すタイミングを考えていたのと似てる気がした。

子どもをもちたいと考えたときに、AID(Artificial Insemination by Donor, 非配偶者間人工授精)で産むという選択肢をふたりが暗黙の前提にしていたのは、日本の養子制度が、「法的に結婚している男女」の利用を想定したものだからだ。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第66回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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