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就活のまえに―良い仕事、良い職場とは?(中沢孝夫)

就活のまえに―良い仕事、良い職場とは?就活のまえに―良い仕事、良い職場とは?
(2010/01)
中沢孝夫

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前半分は悪くない気がしたが、後半は「え?」「は?」と思うところがあり、ビミョ~な読後感。

大切なのは「こいつといっしょに働きたい」と思われることだとか、職場は不変ではなくて「よく変える」のも「悪くする」のもそこで働く人たちの意思が重要だとか、ともに働く仲間からの信頼や評価をかちえるのは短期間ではできないとか、相手先にとって必要な新しい仕事を次々と考え出すことが最重要なことのひとつだとか、やってみて初めて自分にも「こんな仕事ができる」と発見することが多いとか、そういうあたりは、それなりに分かるし、そうやろうなと私も思う。

でも、学生時代の経験としてアルバイトそのものは良い悪いはないが、「飲食店やファーストフード店といった誰でもできる一般的なバイトの経験を[就職面接で]長々と話しても、相手が感心したりすることはありませんし、あまり意味もありません」(p.67)といったところは、そうだろうか、と思う。「誰でもできる」というところに、ひっかかる。

ヒューマンライツ誌6月号で、社納葉子さんが「ファストフード店の厨房で見えてきたこと」を書いている。社納さんが5年勤めたパート仕事で知ったこと、学んだことのなかで"「マニュアル仕事」という固定観念"がまずあげられている。
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ラモーナとおかあさん(ベバリイ・クリアリー作、アラン・ティーグリーン絵)

ラモーナとおかあさんラモーナとおかあさん
(2001/12)
ベバリイ・クリアリー作、アラン・ティーグリーン絵

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『ラモーナとおとうさん』に続き、『ラモーナとおかあさん』。前作で失業中だったおとうさんは、マーケットの仕事を見つけた。

ラモーナは「7歳半」、なんだか中途半端な年齢で、もうあかちゃんじゃないけど、ビーザスみたいな若いおとなでもない。おかあさんにミシンを使わせてもらうも、なかなかうまくいかず、おかあさんは「何かもっとやさしいものを縫ったらどうなの」と言うけど、「だって、あたし、むずかしいことをやりたいんだもん」!!!

そんな7歳半のラモーナは、まわりの言動から(だれも、あたしのこと、すきじゃないんだ)と思ってしまったり、あれこれ気がかりがあったり、かとおもうと、うれしくてはちきれそうだったり、こうしたらきっとおもしろいとわくわくしたり、実際にやってみたり(それで失敗したり)。気持ちがふくらんだりしぼんだりするのが少々激しいのは、ラモーナの想像力がゆたかだということか。

とくにおもしろかったのは「一大髪の毛論争」。思春期にはいった姉のビーザスが、髪の毛を家で切ってもらうんじゃなくて、美容師さんに切ってもらいたいと言いだして、クラスでこんなのあたしだけ、そんなことないでしょう、そのもじゃもじゃ頭はどうするのと、ビーザスとおかあさんが言いあう。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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