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読んだり、書いたり、編んだり 

史実を歩く(吉村昭)

史実を歩く史実を歩く
(1998/10/20)
吉村昭

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妹1号がいつも使ってる図書館は、私も小学生の頃に通っていたところだ(といっても、私がかつて通った建物はなくなって、今は新しい駅ビル内にある)。いまは住民ではないけど、隣の市どうし相互利用のカードで「書架にある本」は借りられる(予約はできない)。こないだ妹の最寄り駅まで出たときに、いっしょに新しい図書館へも入ってみた。

あとの移動のお供になにか読むものを…と、文庫の棚と新書の棚をじーーっと見てまわって、吉村昭の『史実を歩く』と、『私の好きな悪い癖』の2冊を借りてみた。

この人の本はこれまで読んだことがないと思うが、東日本大震災後に、吉村の『三陸海岸大津波』『関東大震災』がずいぶん読まれたらしいというので、興味をもっていた。

戦史小説や歴史小説を多く書いている著者は、「綿密な取材」と「細部へのこだわり」で知られる人だという。この本は、どうやって小説の素材と出会い、書いていくためにどのように調査をして"真実"に迫るかを、失敗談も含め書いたもの。いわば作品の舞台裏である。
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ハンサラン 愛する人びと(深沢潮)

ハンサラン 愛する人びとハンサラン 愛する人びと
(2013/02/22)
深沢潮

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この本のことを知ったのは「のりこえねっと」のサイトだったと思う(著者の深沢潮さんが4月にのりこえねっとTVに出演していた)。

巻頭の「金江(かなえ)のおばさん」は女による女のためのR-18文学賞で、第11回大賞をとった。R-18文学賞の受賞作はこれまでもちょこちょこと読んできて、その賞タイトルや過去の受賞作の内容からエロ方面だと思っていたが、11回からやや方向転換したそうだ。

6つの収録作はどれも「在日社会」をめぐるこもごもの話で、連作になっている。在日どうしのお見合いをあっせんし、その謝礼や成功報酬、結婚式まわりの業者からのバックマージンで暮らしをたて、そして北へ渡り消息不明の長男への仕送りも続けている「金江のおばさん」の姿がどの作にも見え隠れする。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第66回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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