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いのちを選ぶ社会 出生前診断のいま(坂井律子)

いのちを選ぶ社会 出生前診断のいまいのちを選ぶ社会
出生前診断のいま

(2013/12/20)
坂井律子

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著者の坂井律子さんの本は、15年前の『ルポルタージュ出生前診断』を、今も十分通じると思いながら昨年読んだ。リケジョがどうのという岩波ジュニア新書に、新型出生前診断のことがおざなりに(誤り含みで)書かれていたことのモヤモヤが晴れなかったときだ。

坂井さんのこの新著が出たのを知ったころから読もうと思い、図書館にもリクエストしながら、本屋で立ち読みしたという人から「背筋の凍る事実が書かれていた」と聞いて、読むのに気合いがいるなーと思い、借りてきた本を積んでいた。それで返却期限がきたので、返す前に読む。

『We』188号でまとめた、玉井邦夫さんのお話(「新型出生前診断をめぐる取り組みから見えるもの」)を、なぞるような内容だった。

▼…間もなくあまりにも多くの、あまりにも判断できないようなことを「どうぞ選べます」といって差し出される日が来る。そのような、簡単に選ぶことのできる道具が、本当に私たちの使いたいものかどうかわからないが、いま着々と準備されている。それを前提に、どうしたら病気や障害を持つ人への差別や偏見が強まらないか、女性が子どもを産むことがかけがえのない幸せな体験であり続けるにはどうしたらいいのか、真剣に考え続けなければならない。(p.260)

新たな技術を使うかどうかは「女性やカップルの選択」なのだという話と、この技術の使用は「障害者の生や尊厳」を損なうことにはならないのだという話とは、ほんとうに両立するものなのか。

青空に梅、そして木の影

白梅

2年ぶりか3年ぶりで、この公園の梅をみにいった。蝋梅もまだ咲いていて、強い香りがした。
Genre : 日記 日記
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在92号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第67回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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