読んだり、書いたり、編んだり 

2月に読みおわった本

2月に、てっぺんから最後まで読んだ本のリスト。短いわりにけっこう読んだ気がする2月。いただきものの図書カードがあるおかげで、今月は買ったものがやや多い(買ってまだ積んでる本もある)。

月の半ばからは「ブックマーク」の支度で1週間ほど夜なべが続いてややキツかったが、ぶじ81号もできた(またまた史上最厚を更新して32ページ仕立て)。

鉄剤をのみはじめて3週間あまりで血液検査をしてみたら、貧血はやや改善。大きな副作用も出てないので、胃をいたわりつつ、もう1ヵ月鉄剤をのむことになった。早足で歩いたり坂道をあがると心臓ばくばくしてくるしかったのも、ずっとマシになった。このままもう少し改善してくれることを期待。

私の"卒業"号になる『We』188号が出て、月初は引き継ぎのために横浜へ行き、そのあとは残務の整理やら、在庫の片づけやら、撤退準備。本日をもってフェミックスを退職。

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同じ段だら糸で、帽子をふたつ

帽子を編んでほしいと毛糸を預かって、まずひとつ編んだのが左の帽子。モヘアまじりのやわらかくて軽い糸を3玉預かったうち半分くらい使ったので、残りで手首ウォーマーなど小物を編むこともできますし、もうひとつ帽子を編むこともできそうですとお知らせすると、「ではもうひとつお願いします、少し小さめで」とのことで編んだのが右の帽子。

2月12日の帽子と2月26日の帽子

同じ色番号の同じロットの糸だけれど、段だらの色の出具合と、色の積み重なりの加減で、似てるけれど、ちょっと印象の違うふたつになった。

"編み賃"は「絵と交換」でいただくことにして、どの絵をもらおうかなぁ~と楽しく迷っているところ。
Genre : 日記 日記

ほんのミニコミ「ブックマーク」81号ができました

ほんのミニコミ「ブックマーク」81号半年ぶりに、ほんのミニコミ「ブックマーク」81号ができました。

このミニコミのメインは、読者による「読んだ本・おすすめ本・これから読みたい本」のアンケート。こんどの号も、各地からずんずんと本ネタが届き、またまた増ページ、「ブックマーク」史上最厚の32ページとなりました。A5判のリソグラフ刷りです。

定期購読の方には、2/23(日)に発送しました。

読んでみたい方には、送料込み1部250円で送ります(代金は小額切手の郵送でOK)。ご希望の方は、送り先をご連絡ください。

編集発行=レター&ピース
letter_peace(at)yahoo.co.jp
Genre : 日記 日記

生きる権利を奪い続ける「脳死」と「尊厳死法」に反対する(2/22、大阪・天満橋)

昨年9月に、児玉真美さんが2月に大阪へ講演に来られると聞いて、カレンダーに書きこんで心待ちにしていました。児玉さんには、『死の自己決定権の行方』や、『アシュリー事件』『海のいる風景―重症心身障害のある子どもの親であるということ』『私は私らしい障害児の親でいい』などの著書があって、なんどか読んできました。

当日、会場で、『We』を販売させていただけることになりました(最新号ほか少しもっていきます)

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生きる権利を奪い続ける「脳死」と「尊厳死法」に反対する
~「どうせ助からないのだから」の共鳴に抗して~


日時:2014年222日(土)13時30分~16時30分
会場:エルおおさか(大阪府立労働センター)709号室
   (京阪・地下鉄谷町線「天満橋駅」より西へ300m) アクセス

死の自己決定権のゆくえ: 尊厳死・「無益な治療」論・臓器移植講師:児玉真美さん
『死の自己決定権のゆくえ』著者)
演題:「死の自己決定権のゆくえ」

報告:大塚孝司さん
(人工呼吸器をつけた子の親の会〈バクバクの会〉会長)
「尊厳死法に反対する活動紹介」

参加費:500円(資料代)
主催・連絡先:やめて!!家族同意だけの「脳死」臓器摘出!市民の会
〒530-0047 大阪市北区西天満4‐3‐3星光ビル 冠木克彦法律事務所内 TEL:06-6315-1517 ホームページ http://www.jca.apc.org/~yamete/

集会趣旨

私の学んだこと (山代巴)

▼山代巴『私の学んだこと』径書房(1990年12月刊)

山代巴文庫の第二期「六」、なにかがあってこの古い本を図書館で借りてきたのだが、なんで借りてきたのか忘れてしまった。

巻頭におさめられている「郷土の恩師」の冒頭に、山代巴が高等女学校で習った、理科と絵を教えてくれた渡辺忠夫先生の話が出てくる。「図画手本のようにではなく、見たままのコップを書きなさい」と写生について話した先生の言葉から、その「自分の見たまま」を描いた絵を渡辺先生がほめてくださったこと、小学生のときに描いた絵(それはほめられたことがなかった)のこと、自分がものを見ること、よく見るということについて書かれたところが、とくによかった。

その渡辺先生が去られたあと、山代巴は、府中の中学の図画教師だった藤原覚一先生にまなぶ。山代巴は、かつて画家志望の少女だったという。しゃにむに画家を志して、絵の勉強もし、女子美術専門学校にすすんでいる。その後、父の破産があって、山代巴は学校をやめて働くことになるのだが、藤原先生は自分にとって「心のふところ」だったというところも、よかった。

1984 フクシマに生まれて(大野更紗、開沼博)

1984 フクシマに生まれて1984 フクシマに生まれて
(2014/02/14)
大野更紗、開沼博

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金曜、雪がやんだあと、2駅むこうの駅前にある本屋でうろうろ。探していた本は店頭になかったが、『1984 フクシマに生まれて』という文庫本を買って帰って読む。2/14に出たばっかりの「文庫オリジナル」本。

『困ってるひと』の大野更紗さんと、『「フクシマ」論』の開沼博さん、共通点は「1984年、福島生まれ」というお二人の対談と、ゲストをよんでの鼎談がいくつか。ゲストの一番に川口有美子さん(『逝かない身体』の人)が入っていて、これが読みたくて買ったのだ。

金曜は、夕刊で「子供の安楽死 合法化」というベルギーの話が書かれた記事を読み、もやもやとしながら川口さんの話を読んだ。"尊厳死の「権利」と「義務」"という小見出しのところで、簡単に「死ぬ権利」なんて言えないと川口さんが語っている。次の土曜は、『死の自己決定権のゆくえ』の児玉真美さんの講演会がある。児玉さんの本も、もういちど読みなおそうと思う。

絵本への道―遊びの世界から科学の絵本へ(加古里子)

絵本への道―遊びの世界から科学の絵本へ絵本への道
―遊びの世界から科学の絵本へ

(1999/05/25)
加古里子

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年明けの「ビッグイシュー」の巻頭インタビューが加古里子さんだった。いろんな作品のある人だが、私の記憶にのこるのは『とこちゃんはどこ』と、『からすのパンやさん』(この2冊はウチにあった)。保育園や文庫などで、だるまちゃんシリーズや、『はははのはなし』や、『ちのはなし』や、『にんじんばたけのパピプペポ』…いろんなのを読んだり読んでもらったりしてきた。

「ビッグイシュー」インタビューの最後に何冊か本が紹介されていて、へーこんな本があるのかと、この『絵本への道』を図書館で借りてきた。この本じたいが、もう15年前のものだが、加古さんが若いころに書いた文章なども再録しつつ、"絵本塾講義録"ふうの「過去と来歴」がまとめられている。

紙芝居の話、絵本の話、科学絵本の話…どれもおもしろかった。

紙芝居についての、こういうところは、こないだ映画「旅する映写機」でみた、野外上映につうじるものがあるなと思った。同じ「映画」を見るといっても、DVDを借りてきてうちでちんまり見るのとはたぶん違うものが、大勢で見る場にあるのだろう。

紙芝居ライブ2014 (2/16、大阪・天満)

『We』171号『We』171号でお話を聞いた古橋理絵さん(街頭紙芝居師)や、『We』166号でご縁のできた「紙芝居劇むすび」のおっちゃんたちが共演する、初笑いライブ! 理絵さん、むすび、本町靫さん、それぞれの紙芝居と、ひきたまさんの音楽のコラボを音太小屋でぜひ。
私も行きます~
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初笑い! 紙芝居ライブ 2014

紙芝居ライブ
2012年のライブのもよう(写真:江里口暁子)

日時2014年216日(日)14時開演(13時半 開場)
会場:音太小屋(ねたごや)
  (JR「天満」または地下鉄「天神橋筋六丁目」)
 大阪市北区菅栄町3-15 TEL06-6353-6985 ※地図
料金:1500円 当日受付、予約不要
 ※中学生以下の方、障害者・介助者の方はそれぞれ1000円

出演者

ソーシャルデザイン―社会をつくるグッドアイデア集(グリーンズ編)

ソーシャルデザイン―社会をつくるグッドアイデア集 ソーシャルデザイン
―社会をつくるグッドアイデア集

(2012/01/10)
グリーンズ編

商品詳細を見る

このアイデアインクの別の本(『本の逆襲』)を2ヵ月ほど前に買って読み、ほかのも読んでみようと図書館で借りてみた。

編者の「グリーンズ」は、"暮らしと世界を変えるグッドアイデアを紹介しているウェブマガジン"だそうで、この本では「ソーシャルデザイン」をキーワードに、もっと素敵な未来をつくるためのヒントを共有したい、とある。

未来はもっと素敵だと思いますか?
自分の手で、未来をもっと素敵にできると思いますか?


この2つの問いが巻頭に置かれている。

ソーシャルデザインの定義もいろいろあるらしいが、グリーンズが考えるそれは「社会的な課題の解決と同時に、新たな価値を創出する画期的な仕組みをつくること」(p.12)だという。そして、こうも書く。

▼「ソーシャルデザイン」の最終目標は、行き詰まってしまった「古いあたりまえ」を塗り替えて、「新しいあたりまえ」として私たちの暮らしに定着させることにあります。それはプロフェッショナルなデザイナーだけに任せるのではなく、私たち自身が担うべき大切な仕事なのです。(p.15)

『We』188号(特集 塀の上を歩く人を増やそう)ができてます

この188号をもって、『We』編集部をしりぞきます。15年(も)誌面をもらってきた「乱読大魔王日記」も区切りをつけ、あわせて私が企画担当してきた「一人ひとりのLGBT」のリレー連載も終了します。長らくお世話になった皆さま、ありがとうございました。

残務整理をして、今月末にはフェミックスを退職し、一読者に戻ります。
2/3-4は、業務引継ぎのため横浜の事務所へ行ってきます。

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『We』188号(特集 塀の上を歩く人を増やそう)新しい『We』188号ができてます。
ご注文をおまちしています。
http://femixwe.cart.fc2.com/ca20/87/p-r3-s/
(1冊800円・送料80円)

特集:塀の上を歩く人を増やそう

【インタビュー】
押田興将さん(映画監督)
僕がダウン症の弟を撮ったわけ―映画「39窃盗団」

【お話】玉井邦夫さん(ダウン症協会理事長)
新型出生前診断をめぐる取り組みから見えるもの

【お話】五十嵐正人さん(ばおばぶ)
「もうひとつ」の福祉―制度という管理から一緒に逃げる
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在87号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第39回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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