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読んだり、書いたり、編んだり 

嫌な女(桂望実)

嫌な女嫌な女
(2013/05/14)
桂望実

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持って帰るのに軽いので、文庫棚からなにか…と新しめのものを借りてみる。同い年の二人の女を描きながら、話は進む。天性の詐欺師かという小谷夏子。そして、その夏子の遠縁にあたる弁護士の石田徹子。

袖触れあうも多生の縁というのか、たとえば飲み屋で隣り合った男と話しながら、男にわくわくと夢をみさせるのが夏子は天才的にうまい。これまで関わった男たちは、夏子といると楽しくなるという。

遠縁でもあり、そんな夏子とすっかり縁のなかった徹子のところへ、17年ぶりに連絡がくる。24歳の新米弁護士の徹子は、夏子の困りごとの相談に乗り、担当弁護士として問題の解決に動く。担当といっても、夏子よりも、相手の男に同情しそうになる徹子だったりする。

それから数年おきに、夏子が困ったときに、徹子に連絡がくる。夏子は結婚したり、離婚したり、若いのとつきあったり、年寄りに取り入ったり、各地を転々としながら、あいかわらず詐欺師である。若かった徹子も、そして同い年の夏子も、順当に歳をとっていく。さいごの話では、徹子は長年つとめた事務所を引退している。

そういう年月の流れを描いているところが、姫野カオルコの『昭和の犬』のようでもあるなと思った。
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 Weフォーラム2013 in よこはま 報告

【シンポジウム報告】
 日置真世さん・日塔マキさん・小園弥生さん
〝まじくる〟っておもしろい
―社会を変えるたまり場をつくろう


【分科会報告】佐々木るりさん・満田夏花さん
福島を生きるということ―いのちを守るためにできること

「ネックウォーマー 兼 帽子」

私がこれまで一番たくさん編んだ帽子は「輪針でだーっと編んで、終盤でちょっと減らし目をして、最後はきゅっとしぼる」というやつ。これはもう手がおぼえているので、最初のつくり目と終盤の減らし目のあたりをのぞけば、手元を見ずに編める(たまに確認しないと目を落としたりするけど)。この帽子を編むのに手をうごかしながら本や雑誌などを読むのが、冬の楽しみ。

が、たまに違うかたちのものも編む。これまで何度か編んだ「ネックウォーマー 兼 帽子」のタイプは、帽子って脱ぐとなくしたり落としたりするから、そのままかぶったらネックウォーマーになるやつがいい!という注文にこたえて、つくってみたもの。本体部分を輪針でだーっと編むのはいつもの帽子と一緒だが、そのまま減らし目をせず、終盤でかけ目をして穴をあけ、さいごはゆるめに止めて、穴にヒモを通す。

帽子としてかぶるときはヒモをきゅっとしぼり、ネックウォーマーとして使うときはヒモをゆるめてかぶる(ただ広げると、こぶりの腹巻きのようにも見える)。

今シーズンは頼まれて2つ編んだ。

帽子にするとき(その1)
12月2日のネックウォーマー 兼 帽子(帽子)
Genre : 日記 日記
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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