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読んだり、書いたり、編んだり 

こんなわたしで、ごめんなさい(平 安寿子)

こんなわたしで、ごめんなさいこんなわたしで、ごめんなさい
(2013/07/11)
平 安寿子

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7つの短編を読み終わって、表紙カバーを見ると、そこには、今読んだ女たちがごっちゃりと並んでいた。

こんな人、いるいる!と、なんだか誰かのことを(たとえば父、たとえば母、たとえば…)思い浮かべたりして読んでいると、それがだんだん自分のことのように思えてきたりする。タイラアスコは、よくまあこんなに人の心の機微を観察してるものよなあと思う。その表現力にもいつも感心する(ちょっと筆がすべりすぎてる気がするときもあるが)。

「カワイイ・イズ・グレート!」がとくにおもしろかった。

さよなら、日だまり(平田俊子)

さよなら、日だまりさよなら、日だまり
(2007/07/05)
平田俊子

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冒頭にはバスが出てきて、やはり平田俊子のバス好きは筋金入りだと思う。
▼阿佐ヶ谷駅の北口でバスをおりると風が強く吹いていた。(p.3)

「わたし」は、ユカリに紹介された占い師にこれから会うことになっていたが、バスを降りてもまだ迷いがあった。会ってからも気味悪さを感じ、その言動にも不審を抱いた。私も読みながら、こんなん詐欺師ヤロと思いながら、「わたし」がユカリやその占い師との関係にはまっていくのを、なんでなんでとツッコミを入れながら読んでいた。

こわーい小説だった。こわいというか、きもちわるかった。「なんでこんなことになってしまったのだろう?」という話を1冊かけて書いてある。「何が起きたのかわけがわからない」という話だが、ふとしたことで、そういう道を選んだつもりもないのに、その道を歩いていたというようなことが起こるのかもしれない、と思わせる。たぶん、そこがこわくて、きもちわるい。いったい、どこが分かれ道だったのか。

読み終わって、そのままではとても眠れそうになく、中村うさぎの『私という病』を続けて読んで、やっと落ち着く。

はしるってなに(和合亮一・文、きむらゆういち・絵)

はしるってなに

和合亮一さんの詩を、なんどか読んだ。
こないだは、ツイッター上のを読んだ。

https://twitter.com/wago2828/status/376363992223973378

爪を切っている「福島は完全にコントロールされている」唖然「福島は完全にコントロールされている」呆然「福島は完全にコントロールされている」全然「福島は完全にコントロールされている」嗚呼 深爪 (9月8日)
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在92号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第68回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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