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人はお金をつかわずにはいられない(久間十義、朝倉かすみ、山崎ナオコーラ、星野智幸、平田俊子)

人はお金をつかわずにはいられない人はお金をつかわずにはいられない
(2011/10/25)
久間十義、朝倉かすみ、山崎ナオコーラ、星野智幸、平田俊子

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平田俊子の『スバらしきバス』を読んだあと、図書館の所蔵検索をあれこれやっていて、これに平田の「バスと遺産」が入ってるのをみつけて借りてくる。もとは日経の電子版で連載されていた小説群で、同じようなつくりの本は『そういうものだろ、仕事っていうのは』を前に読んでいる。

本の装丁には全く見覚えがないのだが、平田の小説「バスと遺産」は読んだ覚えがあった。私はいつどこで読んだんやろ?

平田の「バスと遺産」を読んで、てっぺんの久間十義のから順に読む。どこか「お金」がらみの5つの話。

山崎ナオコーラの「誇りに関して」がおもしろかった。親から何も言われない、結婚とか出産とかのプレッシャーをかけてくる人が近くに全くいない31歳の依里(より)。医師として働いていて、年収は2000万。きっとすごく恵まれた場所にいるんだろうと思いながら、同世代の友人たちと会うとき、自分の生活ぶりを話すのを依里はためらってしまう。

エール!2 (坂木司、水生大海、拓未司、垣谷美雨、光原百合、初野晴)

エール! 2エール! 2
(2013/04/05)
坂木司、水生大海、拓未司、垣谷美雨、光原百合、初野晴

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これも、こないだの「ブックマーク」の本のアンケートに出ていたもの。"お仕事小説アンソロジー"の2集めは、1集めとは別の作者たち6人が書いている。それぞれの話に書かれているのは、

・フィットネスクラブのスイミングでキッズクラスを担当するインストラクター
・派遣社員で働きながら資格をとった新米の社会保険労務士
・クルーから昇進した宅配ピザ店の店長
・遺品整理業を営む親戚に雇ってもらったシングルマザー
・地方のコミュニティFMのパーソナリティー
・メーカーに勤める事務職OL

気づいてしまったクライアントの不正にどう対処するか、問題のあるクルーをどう教育するか、自分は雇ってもらった会社の役に立っているのか…働いていて、どこかで遭遇する問題に悩む主人公たち。

お友だちからお願いします(三浦しをん)

お友だちからお願いしますお友だちからお願いします
(2012/08/11)
三浦しをん

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こないだ読んだ『本屋さんで待ち合わせ』とセットみたいな本(とくに装画が)。『本屋さん』には並べて見ろ!と書いてあったので、図書館で『本屋さん』を返して、『お友達から』を借りるときに、並べてみる。図書館のカウンターの人が、「あ?同じ本じゃないんですね」と。

よく似た装画だが、なかみは、『本屋さん』が書評いろいろで、『お友達から』はエッセイ集。いろいろな媒体から「ご依頼をいただいて書いたエッセイ」で、「多くのかたの目に触れるであろう雑誌や新聞に掲載されるエッセイなのでよそゆき仕様である!」というもの。

三浦しをんのエッセイは、仕様がどうあれ、ぬふふふふと笑いを催すものが多い。この本も、あちこちで笑いを催す。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在92号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第69回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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