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読んだり、書いたり、編んだり 

誰もが暮らせる地域づくりフォーラム2013(9/15、伊丹)

私も行きます~(本売りなど担当)

We173号『We』173号で、「誰もが当たり前に生きていくために─24時間の生活支援を〈仕事〉にする」のお話をうかがった李国本修慈さんところのしぇあーどが主催するフォーラムです。午後の部でお話しされる五十嵐さん、清水さんも『We』読者です。会場で『We』や、『障害児もいるよ ひげのおばさん子育て日記』を販売させていただく予定です。
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しぇあーど ロゴ誰もが暮らせる地域づくりフォーラム2013
【居る(おる)】ことの意味を考える
~何処で、誰と、どう生きる~

「お家で暮らす」「もうひとつの福祉」「存在の価値」を確かめる


日時: 2013年915日(日) 10:00~17:00
会場: いたみホール 6階中ホール
 阪急「伊丹」から北へ徒歩3分、JR「伊丹」より西へ徒歩8分 ホールへのアクセス
 ※駐車場は、宮ノ前地下駐車場をご利用ください 駐車場へのアクセス

参加は無料です
手話通訳、要約筆記が必要な方はお知らせ下さい
お申込・お問い合わせ: しぇあーど 電話&FAX(072)785-7873 E-MAIL kunimoto@kangae-yo.com
Genre : 日記 日記

幸せになっちゃ、おしまい(平 安寿子)

幸せになっちゃ、おしまい幸せになっちゃ、おしまい
(2012/02/09)
平 安寿子

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これの単行本は、以前に読んでいるのだが、図書館の所蔵検索でタイラアスコ本を見てたら、書誌情報のところに「2009年刊を大幅に加筆修正」とあったので、大幅に加筆修正か!と思って、借りてきた。

2011年3月11日、「あの日がなかったかのように、それ以前と同じ内容のものを世間にお出しできない」(p.11)と、タイラアスコは思った。

▼不意に襲ってくる大災害は、ある意味、シンプルに生きる力を取り戻す機会になる。
 被災者たちが願っているのは、幸せになることではない。穏やかな日常を取り戻すことだ。そのために、被災者はなんとかしようと日々、がむしゃらに生きるだろう。被災しなかったわたしたちが震災を忘れてしまっても。
 でも、被災せず、穏やかな日常を送っているほうだって、無事ではいられない。何事もない日々ほど、誰にもわかってもらえず、誰とも共有できず、従って誰にも同情してもらえない個人的不幸と一人で戦わなければならないからね。(p.13)

本文を読んでいると、かすかに記憶にある文章にまじって、タイラアスコが3・11を経て思いめぐらせたことが書いてある。サバイバルにはフィクションを、絵空事バンザイ!とか。

読書の腕前(岡崎武志)

読書の腕前読書の腕前
(2007/03)
岡崎武志

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この人の古本がらみの本はいくつか読んでるし、『ビッグイシュー』の連載「ひぐらし本暮らし」も読んでいるが、こんな新書が出てるのは全く知らずにいた。この本も、この人の新しい新書『蔵書の苦しみ』というのが出ている、とどこかで見かけて、図書館の所蔵検索をしてみると、新しい本はまだなかったが、いっこ古いのが引っかかって借りてきたのだ。300頁近くあって、なかなか厚い新書だ。

この本は、「これからもずっと楽しみとして本を読んでゆきたい、できるだけ読書の時間を多くとりたい。いろんな作家のいろんな本に触れてみたいと考えているような人に、少しは役に立つように書いたつもりだ」(p.6)と、「はじめに」のところに書いてある。

人がすることすべて上達というものがある、何度も繰り返して腕前が上がる、読書だって同じだ、と岡崎はいう。
▼読めば読むほどいろんなことがわかってくるし、前にはわからなかったことが突然見えてきたりする。若いときに読んで気づかなかったことに、年とって再読したとき、ああそういうことかと気づいたり。
 そんなとき、あなたは少しだけ「読書の腕前」が上がっているのだ。(pp.7-8)

逆襲、にっぽんの明るい奥さま(夏石鈴子)

逆襲、にっぽんの明るい奥さま逆襲、にっぽんの明るい奥さま
(2008/12/18)
夏石鈴子

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読むのは3度目か4度目の『逆襲、にっぽんの明るい奥さま』。私は何度か借りて読んだあげくに、この本を買ってしまったくらいだ。5年前に出たこの本のあとがきには、「続編のタイトルは、今のところ『突撃、にっぽんのきれいな奥様』を予定しています」(p.189)と書いてあるのだが、まだ続編は出ない。心待ちにしているあいだに、夏石鈴子のすでに出ている本を、時々また読んでみたりする。

読んで、話に出てくる人の、声には出さない心のうちのご意見に、そうそうと思い、あるいは、話に出て来る人が口に出した言葉に、う、という気持ちになったり、私も似たようなことを言ったことがあると思い出したりする。こういう言動をする人はイヤだ、というところに共感もする。

我が家の問題(奥田英朗)

我が家の問題我が家の問題
(2011/07/05)
奥田英朗

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「ブックマーク」がすんで、元職場の図書室をうろうろ。いろいろと小説を読みたい気分だったので、913付近の棚をうろうろ。

この『我が家の問題』は、カバーに使われてる中層、高層の団地群の風景に引っぱられて借りてみた。千里ニュータウンの団地育ちの私は、こういう風景は懐かしいような気持ちになる。奥田英朗って、たしか『ガール』の人よね?というくらいは記憶にあった。

いろんな「我が家」が出てきて、そこにある「問題」が描かれる。ヨソの人にしてみれば、はぁそれが問題か?と思うようなこともあるのだろうが、「我が家」にとって小さくはない「問題」、そういうのはたぶんどこの家にもひとつやふたつやみっつ、あると思う。

本屋さんで待ち合わせ(三浦しをん)

本屋さんで待ち合わせ本屋さんで待ち合わせ
(2012/10/06)
三浦しをん

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「ブックマーク」の前の号の本のアンケートで書かれていた本。半年前にはまだ予約でいっぱいだったが、ふと図書館で蔵書検索したら空いていたので借りてきて読む。

ほとばしる三浦しをん、という感じ。

とくに巻末の「最近読んだ漫画とBL」を語った箇所は、「ブックマーク」で本について語ってくれはる人のイキオイにも似て(■で区切りがあるところが「ブックマーク」誌面と見た目似てるせいもあって)、みょうに親近感がわいた。

「一日の大半を本や漫画を読んで過ごしております」(p.1)という三浦しをん。本を紹介する際には、ひとつの方針を立てている、と書いてある。

エール! 1(大崎梢、平山瑞穂、青井夏海、小路幸也、碧野圭、近藤史恵)

エール! 1エール! 1
(2012/10/05)
大崎梢、平山瑞穂、青井夏海、小路幸也、碧野圭、近藤史恵

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「ブックマーク」の本のアンケートに入っていて、図書館で空いていたので借りてくる。"お仕事小説アンソロジー"で、6人が書いている。それぞれの話に書かれているのは、

・漫画の注文が来なくなった漫画家
・受講生から妙に懐かれてしまった通信講座の講師
・閉館の危機に瀕したプラネタリウム解説員
・過去の栄光が忘れられないディスプレイデザイナー
・意に染まない仕事を発注されたスポーツ・ライター
・元カレの新婚旅行に添乗するツアー・コンダクター

みんなそれぞれ、ちょっとキツい状況にある。潔くこの仕事を辞めるか、それとも…と迷い、受けている仕事の質量に自分を卑下しそうになったり、言われるがままこの仕事をやっていいのか?と自分に問いかけたり。仕事をしていれば多かれ少なかれ遭遇するような場面で、6人は、それぞれ自分に向きあっている。

のろのろ歩け(中島京子)

のろのろ歩けのろのろ歩け
(2012/09/27)
中島京子

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これも「ブックマーク」の本のアンケートにあって、図書館で確かめたら空いていたので借りてきた。

中島京子、こんどは何を読ませてくれるのか? "のろのろ歩け"とは、いったい何の話かと思いながら、カバーを見てもまったくわからず。裏表紙には「慢慢走」と大きめの字が入っている。これは「のろのろ歩け」という意味か?

と、まったくなんの予備知識もなしに、読む。北京の話と、上海の話と、台湾の話が入っている。私はどこも行ったことがない。

ピアノ・サンド(平田俊子)

ピアノ・サンドピアノ・サンド
(2003/12)
平田俊子

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「ブックマーク」に、『平田俊子詩集』が出ていて、久しぶりにまた借りてきて読んだら、なにか平田の小説が読みたくなって、図書館にあったのを借りてくる。

表題作の「ピアノ・サンド」と、「ブラック・ジャム」と、"かなり長めの「あとがき」"と脇に書いてある「方南町の空」の3つが入っている。

「ピアノ・サンド」は、ピアノとサンドイッチが出てくる話。主人公の「わたし」は、百年前のピアノを預かってくれないかと持ちかけられて、ひきうける。といっても、どこにピアノを置くねん?という狭い部屋。離婚したのだし、ダブルベッドはいらない、こんな大きなテーブルもいらないと処分して、ピアノがやってくるのを待つが、持ち主の気が変わってピアノの話は立ち消えになってしまう。「わたし」はその後、ピアノの持ち主の店を訪ねていって、くだんのピアノをじっと見たりする。

それでサンドイッチはどこで出てくるかというと、「わたし」がつきあっている妻子もちの男・槙野に食べさせるサンドイッチをパン屋で買うところで。菜の花サンドがうまそう。

あと少し、もう少し(瀬尾まいこ)

あと少し、もう少しあと少し、もう少し
(2012/10/22)
瀬尾まいこ

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「ブックマーク」の前号であがっていた本だが、そのころはまだ図書館の本には予約待ちがずらっといてはった。そろそろどうかなと図書館の本をチェックすると、空いていた!ので借りてきて読む。

駅伝の話、というのは聞いていた。これは山深い場所にある中学校の、ブロック大会入賞をめざした(ブロック大会の6位までが県大会に出られる)駅伝の話だった。

昨年までは厳しい体育教師の満田先生がいて、先生の言うとおりにやれば勝てる、強くなれる、と思える環境だった。その満田先生が転任し、陸上部の顧問は、美術教師の上原(20代女)になった。美術部の部員がゼロになって、それで陸上部に回ってきたらしい。

陸上のことは知らない、練習メニューも組み立てられない、アドバイスもできない、そんな上原に、満田信者だった陸上部員の不満は高まっていく。駅伝を走るメンバーも陸上部だけでは揃わない。おれの中学校最後の駅伝なのに、絶望的で悲惨だと部長の桝井は思う。

わたしのままでママをやる(よしもとばなな、内田春菊、中村うさぎ、倉田真由美、斎藤学)

わたしのままでママをやるわたしのままでママをやる
(2012/01/23)
よしもとばなな、内田春菊、中村うさぎ、
倉田真由美、斎藤学

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「ブックマーク」のアンケートに書いてあった本の著者が、なかなかすごいメンツなので、図書館で借りてみた。第1部は「愛し、育む。ばなな流子育て」、第2部は「「新しい母」宣言!」で、時間的には第2部を先にやって、本にするにはちょっと量が足りないというので、第1部の対談がもうけられた、らしい。

巻頭には、ばなな作品から、いろいろと引用が載っている。それを読んでいて、私は「みずうみ」(『みずうみ』)と、「ちんぬくじゅうしぃ」(『なんくるない』という本に入っているらしい)を今度読んでみたいと思った。

個人的には、うしろの座談会のほうがおもしろかったけど、第1部のばなな×斎藤学の対談では、母になって母の見方は変わってきたか?というところが、印象にのこった。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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