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読んだり、書いたり、編んだり 

先生と僕(坂木司)

先生と僕先生と僕
(2007/12)
坂木司

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『夜の光』がおもしろかったので、図書館で空いてる本をまた借りてみた。これも、ちょっとした謎を解いていく(犯罪を未然に防いだりもする)、こわくない系統の話。ステレオタイプをひらりと返してみせるところも、この作者のみりょくかも。

こんどの登場人物は、地方から出てきて大学に入ったばかりの伊藤二葉(18歳)と、公園で推理小説の文庫本を開いていた二葉にアルバイトしないかと声をかけた中学1年の瀬川隼人(13歳)。

社会運動の戸惑い  フェミニズムの「失われた時代」と草の根保守運動(山口智美、斉藤正美、荻上チキ)

社会運動の戸惑い: フェミニズムの「失われた時代」と草の根保守運動社会運動の戸惑い
フェミニズムの「失われた時代」と
草の根保守運動

(2012/10/31)
山口智美、斉藤正美、荻上チキ

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出たときから、読んでみたいなー、買おっかなーと思っていた本。あまりの忙しさと、とある人の「あんな人たちの本読まなくていい」発言でちょっと気持ちをくじかれたが、やっと12月に入手。

私はたぶん、フェミちゃん周辺の本や書き物を人よりは多めに読んでいるが、この本を読んで、どうも90年代半ば以降がごそっと抜けてるんやなと思った。90年代終わりから2000年代初めは、あっちへ行ったりこっちへ行ったり、死人が出たり病人が出たり、自分の周辺がてんやわんやだったせいもあるのだろうが、「男女共同参画社会基本法」が成立したことは私の記憶には全く残っていない。

この基本法制定以降、都道府県や市町村で「男女共同参画条例」がぞくぞくと制定されたこともほとんど記憶になく、条例制定をめぐって各地でいくつか悶着があったことは知識としては知っていたが、具体的に何が問題になっていたのかは知らなかった。

法にしろ条例にしろ各地の施設名称にしろ、「男女平等」ではなくて「男女共同参画」というフシギな言葉になったいきさつもよく知らずにいるが、「男女共同参画って、何なん?」というギモンは、いつしか私の中に育っていた。

奥むめおものがたり―女性解放への厳しい道を歩んだ人(古川奈美子)

奥むめおものがたり―女性解放への厳しい道を歩んだ人奥むめおものがたり
―女性解放への厳しい道を歩んだ人

(2012/07)
古川奈美子

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なんとなく借りてきた本。「ジュニア・ノンフィクション」というシリーズの、「日本の人物ものがたり」の一冊。ほかに入ってる人物は、芭蕉、正岡子規、若山牧水、北原白秋、滝廉太郎、丸木位里・俊、渋沢栄一、樋口一葉、野口雨情、新渡戸稲造など。私が子どもの頃に読んでいた"伝記"や"偉人伝"とは、ちょっとラインナップが違う(30年前と違うのはあたりまえか)。この本を書いたのは、むめおが参議院議員をしていた時代に秘書をつとめた人である。

奥むめおのことは「主婦連の人」というくらいしか知らずにいたが、ものすごいエネルギーで女性の生活向上に取り組み、「主婦連」に至るまでにも実に多くのことをした人だった。全国婦人会館協議会(いまの全国女性会館協議会の前身)をつくったのも、むめおだったのかと知る。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在92号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第69回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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