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読んだり、書いたり、編んだり 

算法少女(遠藤寛子)

算法少女算法少女
(2006/08)
遠藤 寛子

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前に読んだ本を久しぶりに借りてきて読む。また読んでもおもしろい。実際に江戸で出された「算法少女」をもとに書かれた、数学好きの少女のはなし。

父から算法の手ほどきを受けていた町娘のあき。あきが算法の勉強に夢中になることを、母は「女が算法をやってなんになる」と言い、「いくらやったって、くらしの足しにならないのに」と嘆く。母にそう言われることは、あきにとってつらい。(おかあさんは、算法のすばらしさをすこしもわかってくださらない)とさびしい気持ちになる。
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雪と珊瑚と(梨木香歩)

雪と珊瑚と雪と珊瑚と
(2012/04/28)
梨木香歩

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雨がきそうな曇り空のした、ベランダのゴーヤぼうぼうの脇で風に吹かれながら読む。やや字の小さい、なかなかつまった本だったが、半日ほどでいっきに読んでしまう。

産んだ子を一人で育てようとする珊瑚。
雪の日にうまれたその子、雪。

雪と珊瑚って何やろうと思っていたら、タイトルは二人の名だった。雪を育てながら珊瑚が暮らすそのまわりにいる人たちと、お腹にあたたかく入っていく食べもののことが印象的な物語。

プリティが多すぎる(大崎梢)

プリティが多すぎるプリティが多すぎる
(2012/01)
大崎梢

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「ブックマーク」の本のアンケートでおすすめされてた本が、図書館にあったのでつい借りてきて、ちょっとだけ…と読み始めたものの、編集作業をしばらく放り出して読みふけり、イッキ読みしてしまった。

名門の老舗出版社である千石社で「週刊千石」の編集部にいた新見佳孝は、4/1の異動で、ローティーン向け月刊誌「ピピン」編集部へ行くことになってしまった。異動の内示があってから、さすがに雑誌を数冊取り寄せて手にとったものの、表紙を眺めただけで顔が歪む。新見は「シロップまみれのケーキの上に、ソフトクリームとあんこをのせ、上からくろみつをかけたようなものを、ハイどうぞと差し出された気分」なのだ。

しかも、ピピン編集部では「新見とくれば南吉だって」と、いきなり佳孝は「南吉くん」と呼ばれてしまう。とりあえず編集部の人が撮影作業をしているのを見るが、何の興味も持てない。企画を出せといわれ、意見を求められて、何度「どうでもいいじゃないですか」と言いかけたことか。

初めて誌面の企画を提案した日、新見の企画書は全くスルーされた。会議が終わって、編集長はこう言った。
 
 
プロフィール
 
 

乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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