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読んだり、書いたり、編んだり 

酔いがさめたら、うちに帰ろう。(鴨志田 穣)

酔いがさめたら、うちに帰ろう。酔いがさめたら、うちに帰ろう。
(2006/11)
鴨志田 穣

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サイバラと月乃光司の『おサケについてのまじめな話』に続き、カモちゃんの本を借りてきて読んでみる。

サイバラが書いていた、アルコール依存症のきつさ、「本人の心根や性格には関係なく、こんなに悪質なことができるのかっていうようなことをする」というのを思い浮かべながら、いわばそれを本人の側から書いたのがこの本なのだと思って読んでいた。カモちゃんは、こんな風にして、アルコール依存症から脱けようとしたのだと思って読んでいた。

本の最後にきたら「この物語はフィクションです」とあって、えっ?と思うと、図書館のラベルも913、小説だった。

新版 人間をみつめて(神谷美恵子)

『新版 人間をみつめて』朝日選書、1974年8月20日第1刷発行

1971年に出た『人間をみつめて』初版の3年後、1974年に朝日選書の1冊として新版の『人間をみつめて』が出ている。

「改訂版へのあとがき」(p.258)にも書かれているように、初版とは構成の一部が変わっており、II部の「らいとともに」(「らい」には傍点)から「短文二つをとり除き」、以前はIII部にあった「光田健輔の横顔」がここに入れられている。また、移動した光田についての文章とともに初版のIII部にあった人物論4つが廃され、III部は全く新しく「島日記から」となった。

II部から削られた短文二つとは、「万霊山にて」と「米国のらい病院をたずねて」(「らい」には傍点)だが、これらは、のちにみすず書房から出た『人間をみつめて』では復活して収められている。万霊山(ばんれいざん)は納骨堂。

初版にはなかった「島日記」は、神谷美恵子が40代でふたたび長島愛生園へ行くことになってから、島滞在のたびに小さな手帖に書きつけていたという日録である。この新版では、そのうち特に「関係事項」を拾いあげたものが収録されている(「島日記」の全体は、のちにみすず書房から出た著作集の9巻『遍歴』に収められている)。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在92号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第69回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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