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学校の精神風土(石川憲彦)

学校の精神風土(石川憲彦)学校の精神風土
(1994/01)
石川憲彦

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ブックレット「生きる」(1993~95年頃に出ていたシリーズらしい)のNo.12。『治療という幻想』のダイジェストみたいだった。

大人社会が病院化社会とでも呼ぶべき様相を呈しはじめ、学校にもそれは及び、教育が治療者化している、というのが石川さんの憂うことだ。
▼健康診断の拡大、とりわけ成人病予防という根拠薄弱な大義名分にもとづいた人体実験。知能検査、適性検査に始まる、親子関係テスト、バウムテストといった種々の心理学的テストの導入。病気の子どもはもとより、学校に行きたくない子どもや、集団からはみ出す子どもに対する治療勧告の強化。(p.7)

治療者化するとは、つまりは「構造的な問題を個人的な病理に還元する」「社会的な問題を個人のせいだけにすり替える」ということ。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在92号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第69回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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