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3.11後の東日本で起きたこと 避難移住者たちの手記(東日本原発事故体験者ユニット 内部被曝から子どもを守る会 関西疎開移住(希望)者ネットワーク編)

3.11後の東日本で起きたこと 避難移住者たちの手記『3.11後の東日本で起きたこと 避難移住者たちの手記』
東日本原発事故体験者ユニット 内部被曝から子どもを守る会 関西疎開移住(希望)者ネットワーク編

先日の「内部被ばくを生き抜く」上映会&避難者のお話を聞く集いのときに頼んでいた『避難移住者たちの手記』が届く(表紙のデザインが、私のところに届いたやつはちょっと違うけど)。

福島第一原発の事故をきっかけに、西日本へ避難・移住してきた方たちが書いた手記。なぜ避難・移住せざるを得なかったのかを記すのは、「東日本全体におよぶ放射能汚染の実態を伝え、将来、子どもたちに健康被害が出たときの闘いのため。地域や家族から孤立しても避難移住してきた親たちが、家族や西日本で理解者を増やしていくため。避難・移住を希望する家族が、必要な理解や支援を受けられるように。私たちが経験したことを、二度と繰り返さないため。私たち自身が表現し、伝えていくことで、このぎりぎりの闘いを回復と希望として明日につなぐため。」(p.3)

それぞれの人が、避難移住を決めるまでに、「気にしすぎ」「心配しすぎ」「神経質」と言われ、子どもや自分の体調の変化に怯え、自分の判断が間違っているのか?と悩みぬいていた。そして、もっと線量が高いところで暮らす子どももいるのに、自分が逃げていいのかという葛藤もかかえていた。西日本へ来てからも、福島からならともかく、東京や千葉、埼玉から逃げてくるのは「気にしすぎ」「心配しすぎ」「神経質」という声に悩まされている。

読むのがちょっときつかった。でもこの「あなたの気にしすぎ」と抑えられてしまうのは、何かに似ていると思えて、何やろう何やろうと思いながら読んだ。
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核燃料―探査から廃棄物処理まで(大熊由紀子)

核燃料―探査から廃棄物処理まで(大熊由紀子)核燃料
―探査から廃棄物処理まで

(1977/02)
大熊由紀子

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大熊由紀子さんといえば、『「寝たきり老人」のいる国いない国』? 『恋するように、ボランティアを―優しき挑戦者たち』? あるいは『Volo』でやってた「ゆき@…」の連載? ・・・・・ 大熊さんのサイトにあるように、"福祉と医療、現場と政策をつなぐ"というのが私の知っていた大熊さんの仕事だったが、その昔、1976年の6月から9月にかけて(私が小学校1年生の頃だ)、大熊さんは朝日新聞の科学部記者として、「核燃料―探査から廃棄物処理まで」という48回の連載をし、それが本になったのがこれだ。近所の図書館に所蔵があったので、借りてきて読んでみる。

『福島原発の闇』では、朝日新聞社の場合は科学部記者が「原発礼賛」記事を長期連載し…と書かれている。昨年から、原発推進してきた人のリストみたいなのをネットで見ると、そこに大熊由紀子と入っていることが何度かあって、大熊さんは何をしてきたんかなと思っていた。

「あとがき」の最後にはこう書いてある。
▼…私は、そのような人びと*を含め、すべての人が、核燃料についての実地の基礎知識を持ったうえで、冷静な判断を下してほしいと願い、記事を書き、この本を作った。
 長年、科学記者として核燃料のことを取材し、考え続けてきた私のたどりついた結論は、本文でも述べたように「核燃料からエネルギーを取り出すことは、資源小国の日本にとっては、避け得ない選択である」ということである。 1977年1月 大熊由紀子 (p.305)
*この前段で、核燃料や放射線の人体への影響などについて正確な知識を持ち合わせないまま原発廃絶を訴える多くの人たち、と述べている。

『We』179号(特集: "希望"を集めて流れを変える)は間もなく納品

『We』179号(2012年8・9月号)が間もなく納品になります。
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※179号ご注文の発送は7/30(月)から※


特集:"希望"を集めて流れを変える

We179【お話】佐々木 真理さん(チェルノブイリ子ども基金
チェルノブイリは今も続いている
【お話】花岡和佳男さん
(国際環境NGOグリーンピース・ジャパン)     
海から食卓へ拡がる放射能汚染
【お話】上野千鶴子さん、木村榮さん
女友だちはおもしろい
【インタビュー】平川和子さん
女たちから女たちへ──24時間ホットラインのスタート
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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