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読んだり、書いたり、編んだり 

にんげんのおへそ(高峰秀子)

にんげんのおへそにんげんのおへそ
(2011/12/24)
高峰秀子

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「芸術新潮」のベン・シャーン特集号に載っていたクレー小論の前編を読みたくて、ひとつさかのぼって借りた「芸術新潮」が高峰秀子の特集号だった。彼女が映画に出ていた俳優デコちゃんであることくらいは知っていたが、といっても出演作をひとつも見たことがなく、没後一年になることも(それで年末頃には本屋の平台に本が並んでいたのだ)、たくさんの著作があることも、私はこの特集号で初めて知った。

先に、高峰の養女になったという斎藤さんの『高峰秀子の捨てられない荷物』が借りられたので読み、デコちゃんご本人の本もやっと借りてきて読んだ。

この本は、高峰が「筆を折る」前の、さいごの随筆集の一冊。70代になった高峰が「ドッコイショ!」と一つひとつ書いた話は、おもしろくて、ときどきげらげら笑えて、しんみりするところもあって、でもやっぱりおもしろかった。
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宮本常一著作集 4 日本の離島 第1集

宮本常一著作集 4 日本の離島 第1集宮本常一著作集 4
日本の離島 第1集

(1969/05)
宮本 常一

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山口の周防大島の国広さんからみかんを送ってもらうようになって3年くらい。周防大島は、宮本常一のふるさとでもあって、国広さんとはみかんのメールの合間に本の話がときどきあったりする。

1月に「先日読んだ宮本常一著作集にも昭和30年代の大島ミカンの勢いが書いてあって…」とメールをいただいたときに、本がお手許にあるのだと思い、私も読んでみたくて「何巻ですか?」と気軽に尋ねると、国広さんはちょうど次々と著作集を読んでおられて、どの巻だったかすぐにみつからないとお返事があり、追って「著作集の4巻の47ページに」と発見したメールをくださった。

宮本常一の著作集はもう50巻ぐらい、えんえんと出ているやつで、これは近所の図書館にも揃ってある。それを聞いて、4巻「日本の離島 第1集」を借りてくる(5巻が「第2集」になっている)。

おしえてもらったページの前後をとりあえずは読んでみるつもりが、結局一冊読んでしまう。「島に生きる」とはどういうことなのか、離島の問題とは。海の民の通い路から「日本」を描きだしてみせた網野善彦のように、この宮本常一の「日本の離島」にまつわる4巻は、いまの交通手段をもってすると遠い遠いところと思える島々を、別の視点でみせてくれる。

名前だけは知っている島もあれば、渡ったことのある島もある。親戚の住む島、友人知人の住む島もある。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第66回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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