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読んだり、書いたり、編んだり 

宮本常一著作集 4 日本の離島 第1集

宮本常一著作集 4 日本の離島 第1集宮本常一著作集 4
日本の離島 第1集

(1969/05)
宮本 常一

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山口の周防大島の国広さんからみかんを送ってもらうようになって3年くらい。周防大島は、宮本常一のふるさとでもあって、国広さんとはみかんのメールの合間に本の話がときどきあったりする。

1月に「先日読んだ宮本常一著作集にも昭和30年代の大島ミカンの勢いが書いてあって…」とメールをいただいたときに、本がお手許にあるのだと思い、私も読んでみたくて「何巻ですか?」と気軽に尋ねると、国広さんはちょうど次々と著作集を読んでおられて、どの巻だったかすぐにみつからないとお返事があり、追って「著作集の4巻の47ページに」と発見したメールをくださった。

宮本常一の著作集はもう50巻ぐらい、えんえんと出ているやつで、これは近所の図書館にも揃ってある。それを聞いて、4巻「日本の離島 第1集」を借りてくる(5巻が「第2集」になっている)。

おしえてもらったページの前後をとりあえずは読んでみるつもりが、結局一冊読んでしまう。「島に生きる」とはどういうことなのか、離島の問題とは。海の民の通い路から「日本」を描きだしてみせた網野善彦のように、この宮本常一の「日本の離島」にまつわる4巻は、いまの交通手段をもってすると遠い遠いところと思える島々を、別の視点でみせてくれる。

名前だけは知っている島もあれば、渡ったことのある島もある。親戚の住む島、友人知人の住む島もある。

生活リハビリ式記録のススメ(梅沢佳裕 、東田勉)

生活リハビリ式記録のススメ生活リハビリ式記録のススメ
(2011/12)
梅沢佳裕、東田勉

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図書館の新着リストをこないだ久しぶりにぱらぱらと見ていたら「生活リハビリ」というのが目について、借りてきた。三好春樹系というか「ブリコラージュ」系のこの「生活リハビリ」方面の本は、いっとき色々と読んでいた。

最初にこの方面の本を読んだのは数えてみるともう20年ほど前で、何がきっかけでどうやって見つけたかは全く忘れてしまったが(母の病気が一因だとは思う)、私が最初に買って読んだのはその名も『老人の生活リハビリ』であり、『老人の生活ケア』であり、『介護覚え書』だった。けっこういい値段のこの3冊を、私は線まで引いて読んでいたおぼえがある。このへんの本を読んで、3年か4年して、三好春樹の講演があるというのを社協で働いていた友人からおしえてもらって聞きにいき、そのいきおいで「ブリコラージュ」の定期購読もはじめ、10年ほどずっと買っていた。

新着リストにあった本は『生活リハビリ式記録のススメ』。何をどうススメてんのかなーと思い、ひょいと借りてくる。

ピエタ(大島真寿美)

ピエタピエタ
(2011/02/09)
大島真寿美

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映画「"私"を生きる」をこないだもう一度みた。
音楽は記憶だ、という話があった。
この『ピエタ』を読んでいて、その「音楽は記憶だ」ということを思い出していた。

親に捨てられ、ピエタ慈善院で育った「わたし」エミーリア。
同じようにピエタに育ったアンナ・マリーアは音楽の才能に恵まれた娘で、音楽院でもあったピエタで、《合奏・合唱の娘たち》に選抜されていた。わたしもずいぶんと稽古をして、凡庸ながらも《合奏・合唱の娘たち》の一員に選ばれた。そして、音楽を教えて下さるヴィヴァルディ先生と出会った。

健診、休養、手芸部

金曜は健診。前夜からの絶食で、はらへったはらへったと受診する診療所へゆく。去年提示されたメニューにはなかったのだが、今年は初バリウム(胃がん検診)。身体測定に始まり、問診前のさいごがバリウム。息を吸って、止めてーという胸部レントゲンのあと、いよいよバリウム。
Genre : 日記 日記

映画「普通に生きる~自立をめざして~」

『We』173号『We』173号で「誰もが当たり前に生きていくために─24時間の生活支援を〈仕事〉にする」のお話を聞いた李国本修慈さんの紹介で、映画「普通に生きる」の試写会へうかがい、撮影された貞末麻哉子さんのお話を聞くこともできました。

国本さんも語っていた「人のはたらき」、その人の存在の力、そういうのをどーんと感じる映画でした。「どんなに重い障害があっても、地域の中で普通に生きられる社会をつくる」ことを理念に、理想を目指し、夢を実現していった人たちが登場します。自分たちのニーズにあった場をつくるため、みずから動き、制度をも変えてきた親たちの行動の記録でもあります。そして、映画のなかのたくさんの笑顔が「普通に生きる」を伝えてくれます。

私も公開されたらまた見にいきたいと思ってますが、多くの方にぜひ見ていただきたい作品です。東京・横浜・大阪では劇場で上映されますが、なるべく地域での上映会で広げていきたいと貞末さんはおっしゃっていました。
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motherbirdドキュメンタリー映画

普通に生きる~自立をめざして~

ドキュメンタリー映画 普通に生きる~自立をめざして~日常生活のすべてに手助けと医療的ケアを必要とする子をもつ親の多くは、「もし自分になにかあったら、この子はどうなるの?」と大きな不安を抱える。

この映画は、重い障がいをもった我が子と地域の中で普通に生きるために、親の会を立ち上げ、行政を突き動かし、理想の通所施設「でら~と」を立ち上げた、静岡県富士市・富士宮市に住む親の取り組みと、自立への試みを、5年にわたり記録したドキュメンタリーである。 「普通に生きる」公式サイト

上映情報は、ツイッターでも!
http://twitter.com/#!/motherbird2011

各地で自主上映会が企画されています
Genre : 日記 日記

計画と無計画のあいだ 「自由が丘のほがらかな出版社」の話(三島邦弘)

計画と無計画のあいだ 「自由が丘のほがらかな出版社」の話計画と無計画のあいだ
「自由が丘のほがらかな出版社」の話

(2011/10/14)
三島邦弘

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図書館で予約待ちしてた本。ミシマ社の話だが、この本は河出から。最近は、おおざっぱにしか読んでいないが、ここのミシマ社のメルマガが出はじめたころは、かなりしっかり読んでいた。それでふとメールを書いてみたら、返事がもどってきたりして、好感をもっていた(ここに誤字がありまっせーとか、メールをしても返事のない会社はけっこう多い)。

この三島さんの話を読んでいて、いや~この人、うちのシャチョーと似てる~~~と爆笑(計画なしで直観で動くところとか)。

「計画したら、負けだ!」という話もおもしろかった(だからタイトルも「計画と無計画のあいだ」)。旅は宿を決めずに行くんだというところがよかった。

福島県の歴史散歩

福島県の歴史散歩福島県の歴史散歩
(2007/04)
福島県高等学校
地理歴史公民科(社会科)研究会

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「東北」のなかで、いまのところ私が行ったことがあるのは福島だけ。1度めは仕事で、ほとんど福島大学にデンして帰ってきたような行程だったため、福島というより、往復で乗った東北新幹線の車窓から見た風景が強く印象に残っている(私が長年乗ってきた東海道・山陽新幹線とは、植生も違えば、景色もぜんぜん違うのだった)。

2度目は旅行で。5月の福島は、大阪でいうと2~3月から5月頃につぎつぎと咲くような花が(水仙から、梅、桜、つつじまで)一斉に咲いていたなあという花の記憶と、ぐるりと360°湖面の際がみわたせる猪苗代湖の風景が、とくに印象深かった(関西人にとっての湖イメージに貢献している琵琶湖は、向こうの湖岸が見えないくらい大きいせいもある)。

といっても東北の地は遠く、関東以北の私の脳内地図はかなり大ざっぱで、福島は(北を上にして)「茨城の上、宮城の下」くらいの把握をしていたが、この本に載っている「福島県全図」の地図を見て、福島が、山形、新潟、群馬、栃木とも県境を接していることに、やっと気づく。

栃木の那須塩原へは、ニキ美術館を訪ねて3度ほど行ってるのに、その那須と福島がこんなに近いことも、あまりわかっていなかった。

おばあさんの魂(酒井順子)

おばあさんの魂おばあさんの魂
(2011/10/05)
酒井順子

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小倉遊亀の表紙に『おばあさんの魂』というタイトルに引っかかって、久しぶりに酒井順子の本を借りてくる。

子供の頃から「妙に年寄りくさい」と言われていたという著者。ここで、ぱーーーーーーっと古い記憶が浮かんできて、(そういえば、学童保育の頃に私は「ふにゃふにゃばあさん」と言われてた気がするなあ)と思い出す。何がどう「ふにゃふにゃ」だったのか、記憶はぼんやり。

この本、著者の祖母・綾子さん(明治43年=1910年うまれ)の話を書いていくのかと思いきや、いろんなばあさんが出てくるのだった。例えば、がばいばあちゃんやいじわるばあさんの話。がばいばあちゃんの話には笑った。読んだことなかったけど、こんど読もう。

綾子さんは、三桁になるまで生きた。誕生日のケーキに「おばあちゃん」ではなく、「あやこさん」と書いてあるとよろこぶのだという、いとこの妻の話を聞いて、酒井順子はこう書く。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第66回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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