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読んだり、書いたり、編んだり 

いってもいいかも(3/18)、紙芝居劇「むすび」公演(3/20)、箕面らいとぴあセミナー(3/22)、ラーの会西宮大会(3/24)

来週行くところ。あいだに『We』入稿~

追加

いってもいいかも2012 会場で『We』販売
~第2回 月刊『ヒューマンライツ』読者・執筆者交流会 
ワールドカフェで語りあう「いま必要な学びのデザイン」
~「私の変わり目」をてがかりに~
3月18日(日)13:30~17:00@HRCビル4階 
参加費500円

紙芝居劇「むすび」公演(3/20)のお手伝い
3月20日(火祝) 14:30~ @「パンと喫茶松波」
(阪堺電車「宿院」-「寺地町」の間 美々卯向かい)
¥1500(おやつと飲み物付) ※小学生以下のお子さん 障害者・介助者の方はそれぞれ¥1000
「まゆたま」とのコラボ企画 紙芝居の演目は「トモちゃんとかっぽれくん」
※詳しくはこちら

箕面らいとぴあセミナー 会場で『We』販売
「1人親家庭ってどうなの?~ちょっと気になるホントのところ~」 
3月22日(木) 19:00~21:00@らいとぴあ21 参加無料
1人親家庭支援NPOあっとすくーるとの共催:1人親家庭で育った若者たちの実体験トーク
※詳しくはこちら

第2回ラーの会 西宮大会 会場で『We』販売
「今こそ、ひとりひとりの「存在価値」と「命の力」
 ~みんなの暮らしと命について!西宮から!~」
3月24日(土)10:00~16:35+懇親会17:30~20:00 @西宮市勤労会館・ホール
参加費1000円+懇親会費3000円
※ラーの会(重症心身障害児者といわれる方々らと共に生きる会)の設立経緯を含め、詳しくはこちら(JUNOさんのブログ)
Genre : 日記 日記

図書館の神様(瀬尾まいこ)

図書館の神様図書館の神様
(2009/07/08)
瀬尾まいこ

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「ブックマーク」に寄せてもらった「本のアンケート」にこの本のことが出てきて、久しぶりに借りてきて読んだ。さいしょは単行本を読んだから、もう3度目か4度目。

名前の通り清く正しい人間だった清(きよ)は、「バレーボールが全て」という高校生だった。将来は体育大学に進んで、ずっとプレイをするはずだった。しかし、あることがきっかけで、ずっと描いていたものから、清の道は外れた。地元を離れ、地方の小さな私立大学へ進学した清は、国語科の講師として鄙びた高校へ赴任する。好きだったバレーボールを顧問の立場で、という思惑は外れ、清は文芸部の顧問をわりあてられた。

部員はただ一人、3年の垣内君。中学のときは3年間サッカー部だったという垣内君は、高校でサッカーより楽しそうなもの、文学を見つけたと文芸部に入っていた。国語の免許をもっていて、文学部を出た清だが、文学の何がおもしろいのかよくわからない。

たたかいはいのち果てる日まで―人間的医療に賭ける(向井承子)

たたかいはいのち果てる日まで―人間的医療に賭ける(向井承子)たたかいはいのち果てる日まで
人間的医療に賭ける

(1990/01)
向井承子

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いま『We』で、木村栄さんと「往復書簡」を連載してくださっている向井承子さん。木村さんの本も、向井さんの本も、これまでいろいろ読んだ。向井さんの本は(たぶん)ほとんど読んでいて、そのなかでも私がいちばんスキなのが、この『たたかいはいのち果てる日まで』

もう何度か読んだ本を、久しぶりに読みたくなって、本棚から出してきて読んだ。私の手許にあるのは古本屋で買ったちくま文庫版。この文庫版も今は切れているそうで、数年前に復刻版が出た(残念ながら、この復刻版はまだ読んでいない)。

「どんな人も、ふつうに生きられる地域を、それを支えられる医療システムを」とやってきた医師・中新井邦夫さんの話が書かれている。「びわこ学園のなあ、あの園長尊敬しとるねん」という中新井さんは、阪大医学部を出たあと、大学病院に残るとか教授になるとかいう道を選ばず、「誰かがやらなあかん」と、金剛コロニーにつとめ、地元・東大阪で療養センターをつくることに文字どおり命をかけた。

させられる教育―思考途絶する教師たち(野田正彰)

させられる教育―思考途絶する教師たちさせられる教育―思考途絶する教師たち
(2002/06/12)
野田正彰

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『子どもが見ている背中』のひとつ前の本。

新聞では、大阪府の公立高校の卒業式で、"国歌斉唱"の際に「口が動いてない教員」がいないか、校長がチェックしたうえ,校長室に呼び出して問いただしたという記事が出ている。いったい、何のための音楽なのだろう。東京都でも、都教委の職員などが、寄ってきてタテとかウタエとかチェックするという話を聞いたことがあるが、大阪にもこういう事態がやってきたかという思いがする。教員の口の動きをチェックする校長、というのが滑稽でならないが、大まじめにそれを「ルール」「規律」と言いつのる校長や知事や市長に、ツッコミを入れる新聞はないんかなーとも思う。

同じような「チェック」をしてまわる校長の姿と、その際に使っているチェックリストの数々、管理ツールの具体例が、この『させられる教育』にはあげられている。チェックリストの内容と、その使い方を読んでいると、なんというか、子どもの運動会や何かの発表会で、ビデオやカメラを構えて場所取りをしてせっせと撮影する親みたいやなあと思う。カメラのファインダーの枠をのぞき、液晶画面を熱心にモニターするその目は、子どものなまの姿、表情を見ていない。

教員の「口の動き」を熱心にチェックする校長は、いったい何を見ているのか?何のために?

自主上映会:ドキュメンタリー映画「普通に生きる」(3/12、伊丹)

ドキュメンタリー映画「普通に生きる~自立をめざして~」週明けの月曜日(3/12)、伊丹のいたみホールで、映画「普通に生きる」の自主上映会
午後に3度上映です(上映時間 83分)。
13:20~ 15:50~ 18:20~

昨日(3/9)の神戸新聞に記事が掲載されています。
重度心身障害者の支援考えよう 伊丹で映画上映(神戸新聞)

私も上映会スタッフになり、当日会場にいます(主に公式パンフや「We」など販売担当の予定)。

なお、上記の神戸新聞記事にある3/24のシンポジウムは、「第2回ラーの会」、通称「ラーNishi」です。こっちにも参加します。詳しくは、JUNOさんのブログ記事「第2回ラーの会 西宮大会」が、設立経緯など含めわかりやすいです。
Genre : 日記 日記

なんにもないけどやってみた―プラ子のアフリカボランティア日記(栗山さやか)

なんにもないけどやってみた プラ子のアフリカボランティア日記なんにもないけどやってみた
プラ子のアフリカボランティア日記

(2011/10/21)
栗山さやか

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ふと借りてみたジュニア新書。返却期限のちょっと前にぴらっと読みはじめて、そのまま最後まで読んでしまう。

こんがりと日焼けサロンで焼いた肌のコギャルで、渋谷の109で服を売っていたプラ子こと栗山さんが、世界放浪の旅に出る。たまたま立ち寄ったアフリカで、自分と同じかもっと若い女の子たちが、HIVや末期ガンでぼろぼろになって苦しむ姿を知る。生まれた場所が違うだけで、こんなにも生きられる可能性が違う。そのことにショックを受けながら、栗山さんが「なんにもないけどやってみた」ボランティアの日々が綴られる。

知識も経験も力もないけれど、アフリカでいま目の前にいる人たちのために心をこめて取り組む栗山さんは、25歳のときに亡くした親友の心情に思いをはせ、自らを振り返り、生まれた場所が違うだけでこんなにも違う同時代の現実を思い知る。

佐賀のがばいばあちゃん/がばいばあちゃん 佐賀から広島へ めざせ甲子園(島田洋七)

佐賀のがばいばあちゃん (徳間文庫) がばいばあちゃん 佐賀から広島へ めざせ甲子園 (集英社文庫)

酒井順子の『おばあさんの魂』で出てきた「がばいばあちゃん」の話がえらいおもしろかったので、図書館で借りてきて読んでみた。「がばいばあちゃん」で検索すると、何匹目のドジョウというやつか、ずいぶんいろんな本がヒットするのだった。

「がばいばあちゃん」こと、おさのさんは1900年うまれ。元号でいえば明治33年、津田梅子が女子英学塾をつくり、吉岡弥生が東京女医学校をつくった年でもある。

広島でうまれた昭広(洋七の本名)が、佐賀のおさのさんに引き取られることになったのは、まだ若かった父が原爆症で亡くなったことが大きい。母は昭広と兄、ふたりの子を露天の居酒屋をいとなんで養おうとしたが、ちょろちょろする幼い子どもがいては難しかったのだ。

わたしの渡世日記(高峰秀子)

わたしの渡世日記(上) わたしの渡世日記(下)

1924年、大正13年に生まれ、2010年の暮れに亡くなった高峰秀子自身が書いた半生記。文庫としては朝日、文春、新潮と3度目の刊行。おおもとは1975年の5月から翌年の5月まで「週刊朝日」に連載されたものである。

生まれた家族のこと、養女にもらわれることになったいきさつ、5歳で子役デビューするに至った偶然から、映画界で生きぬいてきた年月のことが書かれている。そうした経歴の概略は、「芸術新潮」の特集号や、高峰の養女となった斎藤明美の本などでも読んでいたが、この文庫で上下2巻になる「渡世」日記はまたすごかった。

13歳のころから、高峰秀子は無学コンプレックスに悩みはじめた。
▼同じ十三歳の女の子に比べて、自分は、なんと物知らずの人間なんだろう……。今でこそ「大学を出たってアホウもいるさ」などと、やけくそな啖呵の一つも切れるけれど、当時の私は純情だったから「小学校もロクに行っていない情けない奴」と、自分で自分をののしり、同じ年頃の娘に嫉妬した。(p.150)

高峰の無学コンプレックスは、ずっとずっと彼女のうちに居座ったものとみえるが、一方でその無学ゆえに、自分はこうなのかもしれないと書く。たとえば谷崎潤一郎や新村出(広辞苑の編者)とのつきあいについて。

僕は、そして僕たちはどう生きるか(梨木香歩)

僕は、そして僕たちはどう生きるか僕は、そして僕たちはどう生きるか
(2011/04)
梨木香歩

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こんどの「ブックマーク」に、この本のことを書いている人が2人いて、私も借りてきて読んでみた。吉野源三郎の『君たちはどう生きるか』を下敷きにした作品らしいことは、タイトルと、ぱらっとめくって出てくる「コペル」でわかる。この本で「コペル」とよばれているのは、「僕」。

この小説は、時々ノートに向かっていろいろなことを書きつける僕=コペルが、「あの日のこと、そしてその後分かったこと等、一連の、僕の人生に重大な影響を与えたと確信している出来事」を書いたもの、というかたちをとっている。

母がやや遠方の大学に赴任してそこの職員宿舎に入り、体調を狂わせがちな母を気遣って父もそちらにいることが多くなり、14歳のコペルは、いま一人暮らしだ。こないだ読んだ『青いリボン』で出てきた高2の依子は、やはり両親が家を離れる機会に、一人暮らしではなく、友だちの家の居候になってたなと思い出したりする。

映画「小さな町の小さな映画館」が関西へ!

・神戸「元町映画館」で上映中(~3/16)
 京都みなみ会館で上映決定(3/31~4/13)


『We』171号の「読者のひろば」で、森田恵子さんが紹介してくださった映画「小さな町の小さな映画館」が関西で上映されます! 森田さんは、この映画の監督です。フェミックスで販売しているドキュメンタリー「わたしのニキ」を撮影してくださったのも森田さんです。

先日(2/4)、朝日新聞の土曜版「be」の4面「be report」で、映画の舞台となった大黒座が「孤高の狭小シネマ・パラダイス」として紹介されました
 森田さんのブログ 朝日新聞土曜版に「大黒座」が・・・

「小さな町の小さな映画館」
人口1万4千あまりの小さな町、北海道・浦河町にある創業93年を迎える映画館・大黒座を描いたドキュメンタリー。人々が映画館や町の文化を大切にしようとする熱い思いが伝わってくる。
鈴木翁二「ニッケルパラダイス」
鈴木翁二「ニッケルパラダイス」

上映情報

映画「"私"を生きる」

 ☆沖縄:琉球大学で上映とトーク(3/17)
 ☆宮城:桜井薬局セントラルホールで上映決定(3/24~3/30)
 ※佐賀、名古屋、京都、広島でも上映予定

→詳しくは公式サイトで http://doi-toshikuni.net/j/ikiru/

We145号長年の『We』読者であり、145号でインタビュー(「君が代」不服従 見える励ましに希望を重ねる)掲載の根津公子さんより、映画の案内をいただきました。
"教育現場での言論と思想の統制"に抗う3人の教師たちの姿を追ったドキュメンタリー映画「"私"を生きる」が東京と大阪で上映されます。大阪の状況とその全国化が懸念される中で、急きょ劇場公開し、多くの皆さまに見ていただきたいと企画されたとのことです。ぜひお運びください。
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いま学校で、そして日本で何が起きているのか?

“教育現場での言論と思想の統制”に抗う3人の教師たちの姿をみつめる

映画「
「自分に嘘をつきたくない。生徒に嘘をつきたくない」 ―― 根津公子(元中学校教員・家庭科)

「炭鉱の危険を知らせるカナリヤの役割を担いたい」 ―― 佐藤美和子(小学校教員・音楽専科)

「今言わなければ後悔する。その後悔だけはしたくない」 ―― 土肥 信雄(元三鷹高校校長)

ドキュメンタリー映画
『"私"を生きる』公式サイト
http://doi-toshikuni.net/j/ikiru/


Genre : 日記 日記

にんげんのおへそ(高峰秀子)

にんげんのおへそにんげんのおへそ
(2011/12/24)
高峰秀子

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「芸術新潮」のベン・シャーン特集号に載っていたクレー小論の前編を読みたくて、ひとつさかのぼって借りた「芸術新潮」が高峰秀子の特集号だった。彼女が映画に出ていた俳優デコちゃんであることくらいは知っていたが、といっても出演作をひとつも見たことがなく、没後一年になることも(それで年末頃には本屋の平台に本が並んでいたのだ)、たくさんの著作があることも、私はこの特集号で初めて知った。

先に、高峰の養女になったという斎藤さんの『高峰秀子の捨てられない荷物』が借りられたので読み、デコちゃんご本人の本もやっと借りてきて読んだ。

この本は、高峰が「筆を折る」前の、さいごの随筆集の一冊。70代になった高峰が「ドッコイショ!」と一つひとつ書いた話は、おもしろくて、ときどきげらげら笑えて、しんみりするところもあって、でもやっぱりおもしろかった。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在92号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第69回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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