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やればできる学校革命―夢をはぐくむ教育実践記(武藤義男、井田勝興、長澤悟)

やればできる学校革命やればできる学校革命
―夢をはぐくむ教育実践記

(1998/05)
武藤義男、井田勝興、長澤悟

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『We』176号でインタビューを掲載した武藤類子さん(ハイロアクション)の父上は、かつて福島県三春町の教育長だったという。その武藤義男さんが関わった三春町の教育改革のことが書かれた本(「編集後記」で編集長が書いていた本)を借りてくる。

「生きる喜びを育てる教育」をめざした教育改革の実践記として、1章と4章を武藤さんが、教育改革にともに携わり三春の中学の校長をつとめた井田さんが2章を、学校づくりに建築の立場で関わった長澤さんが3章を書いている。

1980年、武藤さんが教育長になったころ、校内暴力、家庭内暴力、いじめ、小中学生の自殺などが頻々と報道されていた。こうした学校の荒れは、三春町も例外ではなかった。1980年代のはじめ、私自身はちょうど小学校から中学校にうつる頃で、私の通った学校も、机や椅子が降ってくることがあったり、先生が廊下でこづかれたりする姿をみることがあった。干刈あがたの『黄色い髪』が、実感としてよくわかるような、そんな頃だった。

武藤さんは、教育委員会からの広報誌を復刊し、町の人たちに、親たちに、そして教師たちによびかけた。「子どもとともに自分を新たにつくり変えていく人でなければなりません」「人間理解とは、生きる喜びの共感なのですから、教師も生きる喜びを知り、あるいはそれを求める人でなければなりません」と、教育への情熱をそそごうという教師像を語り、学校が「人間の尊厳を護る砦となり、教師集団の心意気の高まる広場となり、父母の信頼を受け、町民すべての心のよりどころ」となるようにと希望を語った。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在92号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第67回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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