読んだり、書いたり、編んだり 

今シーズンの編み物

今シーズンの編み物いろいろ(写真が残ってるもののみ)。

指なし手袋(同居人の母上が編んだのを見て、編んでみたくなって、編んでみたもの)
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預かり糸(手紡ぎ!)で編んだ帽子
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帽子を頼まれて編む(その残り糸で手首ウォーマーをサービス)
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上の帽子を編んだ友のおつれあいにも帽子を編む
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Genre : 日記 日記

ほんのミニコミ「ブックマーク」77号ができました

いつものように半年ぶりに、ほんのミニコミ「ブックマーク」77号ができました。このミニコミのメインは、読者による「読んだ本・おすすめ本・これから読みたい本」のアンケート。読んでみたい方には、送料込み1部200円で送ります(代金は小額切手の郵送でOK)。ご希望の方は、送り先をご連絡ください。
letter_peace(at)yahoo.co.jp

※定期購読の方には、明日あたり届くと思います。

ブックマーク77号今回は巻頭のPさん(このミニコミを始めた人)の読書ノートに始まり、全面本ネタ満載の24ページ。いつもよりページが増えたぶん、印刷に行くのに紙の重さでへなへなになりました。ああ重かった…。

昨日は、同居人と妹1号に手伝ってもらって発送作業。作業は順調にすすみ、ほぼ全ての封筒を閉じた段階で、私の喉に異変が!! 急に違和感があって、がらがらとうがいをしたら、ぐえぇー、がふっっと、血が出た。うがいをしてもうがいをしても、血が出る。ホトトギスかっ、とビビる。血を吐いてつくった「ブックマーク」…というのは冗談ですが、びっくりした。
Genre : 日記 日記

やればできる学校革命―夢をはぐくむ教育実践記(武藤義男、井田勝興、長澤悟)

やればできる学校革命やればできる学校革命
―夢をはぐくむ教育実践記

(1998/05)
武藤義男、井田勝興、長澤悟

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『We』176号でインタビューを掲載した武藤類子さん(ハイロアクション)の父上は、かつて福島県三春町の教育長だったという。その武藤義男さんが関わった三春町の教育改革のことが書かれた本(「編集後記」で編集長が書いていた本)を借りてくる。

「生きる喜びを育てる教育」をめざした教育改革の実践記として、1章と4章を武藤さんが、教育改革にともに携わり三春の中学の校長をつとめた井田さんが2章を、学校づくりに建築の立場で関わった長澤さんが3章を書いている。

1980年、武藤さんが教育長になったころ、校内暴力、家庭内暴力、いじめ、小中学生の自殺などが頻々と報道されていた。こうした学校の荒れは、三春町も例外ではなかった。1980年代のはじめ、私自身はちょうど小学校から中学校にうつる頃で、私の通った学校も、机や椅子が降ってくることがあったり、先生が廊下でこづかれたりする姿をみることがあった。干刈あがたの『黄色い髪』が、実感としてよくわかるような、そんな頃だった。

武藤さんは、教育委員会からの広報誌を復刊し、町の人たちに、親たちに、そして教師たちによびかけた。「子どもとともに自分を新たにつくり変えていく人でなければなりません」「人間理解とは、生きる喜びの共感なのですから、教師も生きる喜びを知り、あるいはそれを求める人でなければなりません」と、教育への情熱をそそごうという教師像を語り、学校が「人間の尊厳を護る砦となり、教師集団の心意気の高まる広場となり、父母の信頼を受け、町民すべての心のよりどころ」となるようにと希望を語った。

子どもの本屋はメリー・メリーゴーランド(増田喜昭)

子どもの本屋はメリー・メリーゴーランド子どもの本屋はメリー・メリーゴーランド
(2001/11/25)
増田喜昭

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カバーの絵は、飯野和好ぽいけど、ちょっとちゃう感じ…と思ってたら、飯野和好と荒井良二とあべ弘士がライブペインティングをした合作の作品なのだそうだ。著者は、三重の四日市の田んぼの中にあるという子どもの本屋「メリーゴーランド」をやってる人。(本に載ってる写真をみるかぎりでは、"田んぼの中"なのかよくわからない)

本屋以外にやってるという「遊美術(あそびじゅつ)」の活動が気になる。上流に向かって歩いていく川のぼりハイキングの話もいい。「どうして川はおもしろいのかなあ…」と聞いたら、「だって川は流れてるもん」と答えがかえってきた。流れてるもん!

映画「えんとこ」によせて「わからないから楽しいのだ」と書いてるこんなところがよかった。

▼人と付き合うということは、そういうことだった。自分の力で時間をかけて少しずつ理解していくものなのだ。近ごろのテレビは字幕スーパーがやたらに多く、ときには不要と思われるぐらい出てくる。わかりやすくしているつもりが、かえっておせっかいになっている。
 子どもの本の中の[注]や[解説]もぼくはあまり好きでない。わからないということがわかるのがいいと思っている。自分で調べたり、近くにいるだれかにたずねたりすることが楽しいのだから。(p.133)

この犬って?

この犬は、なんという犬でしょうか。
実在の犬とは多少かけはなれているのかもしれませんが。
犬1 犬2
お心当たりのある方は、おしえてください
letter_peace(at)yahoo.co.jp

Genre : 日記 日記

自主上映会:ドキュメンタリー映画「普通に生きる」(3/12、伊丹)

12月の試写会、1月末の大阪公開から3度みにいった映画「普通に生きる」。シネ・ヌーヴォXでの上映は2/17まで。
みにいきそびれた方、もういちどみたい方、3/12(月)に伊丹で自主上映会があります。
上映会スタッフになりました!
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NPO法人地域生活を考えよーかい自主上映会
ドキュメンタリー映画「普通に生きる」
日時: 2012年3月12日(月)
上映スケジュール: 13:20~ 15:50~ 18:20~ (上映時間 83分)
場所: いたみホール(阪急伊丹駅より北へ徒歩約3分、JR伊丹駅より西へ徒歩約8分) 
アクセス案内 近くに市立地下駐車場あり
入場料: 無料
お問い合せ: NPO法人地域生活を考えよーかい
担当:加藤・国本 tel・fax 072-785-7873

重い障がいをもった我が子と地域の中で普通に生きるために、親の会を立ち上げ、行政を突き動かし、理想の通所施設「でら~と」を立ち上げた、静岡県富士市・富士宮市に住む親の取り組みと自立への試みを、5年にわたり記録したドキュメンタリー

でら~と 詩作に挑戦 小澤さん一家

ドキュメンタリー映画「普通に生きる」公式サイト
http://www.motherbird.net/~ikiru/

ほんのミニコミ「ブックマーク」をお読みのみなさまへ&本ネタの好きなみなさまへ

このブログをお読みで、ほんのミニコミ「ブックマーク」をお送りしているみなさまへ

2月中に次の号を作成・印刷・発送の予定です。
*購読料の納入確認と住所変更のチェックをしました。前号で「お送りしてもかまいませんか?」とおたずねして中止や継続のご連絡がなかった方は、いったん発送をストップします。「どうだったかしら…?」と思われる方は、おたずねください。
letter_peace(at)yahoo.co.jp

本ネタの好きなみなさまへ

「ブックマーク」は、読者による「読んだ本・おすすめ本・これから読みたい本」のアンケートがメインのミニコミです。津々浦々の読者が、それぞれ好きに「本」を語ります。自分がふだん絶対手にとらないような本に会いたい方におすすめです。

A5判のリソグラフ刷りで、毎号20ページ前後。読んでみたい方には、送料込み1部200円で送ります(代金は小額切手の郵送でOK)。ご希望の方は、送り先をご連絡ください。
letter_peace(at)yahoo.co.jp

ぼくは悪党になりたい(笹生陽子)

ぼくは悪党になりたいぼくは悪党になりたい
(2007/06)
笹生陽子

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『きのう、火星に行った。』を読んだら、また笹生陽子の本が読みたくなって、17歳のエイジが主人公の話を借りてきた。これもまた、上の子の話。かぎりなく自己中心的な母親は海外長期出張に出かけ、高2のエイジは、10歳の弟ヒロトと2人で2ヶ月ばかりを暮らす。「百パーセントの状態を望みさえしなければ、家事と学業の両立は案外たやすいものだと思う。ぼくはそこそこ家事をこなして、その合間にちょこっとベンキョウする。」(p.25)

エイジの母は、いわゆる未婚の母で、当時付き合っていた男の子どもをそれぞれ身ごもり、一人で勝手に産んで育ててきた。エイジとヒロトは、父親であるところの精子提供者が違う異父きょうだい。家庭のメンバーとして父親は登録されていないが、父親そのものが存在しないわけじゃない。母が長期の海外出張に出て間もなく、エイジの修学旅行を前に、ヒロトが水ぼうそうにかかり、「緊急時用」のアドレス帳にリストされている連絡先(母が培ってきた人脈が網羅されている)から、看病してもらう人をあたった。そしてヒットしたのが杉尾さん。

この人は、母とはどういう関わりがあるのか、もしや母とデキていた人なのかと、エイジは仮説をたててみる。杉尾さんの年齢と、母の年齢とを差し引きし、どうやらこの人はヒロトの父親ではないかと突っ込んでみたエイジは、衝撃の事実を知る。

空が青いから白をえらんだのです ―奈良少年刑務所詩集(寮美千子編)

空が青いから白をえらんだのです ―奈良少年刑務所詩集―空が青いから白をえらんだのです
―奈良少年刑務所詩集―

(2011/05/28)
寮美千子編

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こないだぶんぶん文庫単行本を借りて、帰りの地下鉄でちょっと読み、そのあと本屋に寄ったら文庫があったので、在庫のあった『ハリール・ジブラーンの詩』とあわせて買う。

ハリール・ジブラーンの詩に神谷美恵子が解説をつけて編んだように、この詩集は、奈良の少年刑務所で服役する受刑者たちが社会性涵養プログラムのなかで書いた詩に、寮美千子が解説をつけて編んだもの。

読んでいて、この表紙の青い色のせいもあるのか、『ぼくは12歳』を思い出した。

ひとり ただくずされるのを まつだけ

岡真史の書いたその一節がこころにうかんだ。

表題作 空が青いから白をえらんだのです のタイトルは「くも」。この詩を書いたAくんのおかあさんは「つらいことがあったら、空を見て。そこにわたしがいるから」と最期に言って亡くなったのだという。

子どもが見ている背中―良心と抵抗の教育(野田正彰)

子どもが見ている背中―良心と抵抗の教育子どもが見ている背中―良心と抵抗の教育
(2006/10/13)
野田正彰

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先週みにいった映画「"私"を生きる」十三のシアターセブンでの上映は延長になり、いまのところ3/2(金)まで(3/3以降も再延長があるかもしれないとのこと)。

自由にものがいえること、人として大切にされること、それが東京都の公立学校ではぎゅうーっと縛られていっている状況を追ったドキュメンタリー。大阪も、まったくもって他人事ではなく、そして、映画を見て思ったのは、「これは、ほんとに他人事じゃない、どこの職場でもありうる」ということだった。

私が働いていたかつての職場はハラスメントのひどいところだった。職場の会議や組合交渉で、「それはおかしい」と思うことはいろいろと言ってきた。でも、私もかなり参ってしまい、一時期はご飯があまり食べられず、じわじわと体重が減った。「ほんまにウソをつく人っておるんやなー」と信じられない思いもした職場だった。それ以前の職場でも似たりよったりのことはあったものの、「平気でウソをつく」人が出てきたのは、ほんとうに堪えた。

子どもが自由にのびのびと気持ちを言い、人をたいせつにし、ともに生きる、もちろん大人も自由に生きられる、そういう社会は、きちんと注意深く守っていかないと、あっというまにおかされてしまう…とこわさを感じ、でも、映画に登場する根津さん、佐藤さん、土肥さんの、声を出し、行動する姿に励まされる思いだった。

根津さんのことは『We』のつながりを通じて、そして根津さんの本も読んで、すこしは知っていた。この本は、佐藤さんのことが書かれていると知って、借りてきた。映画もそうだったが、佐藤さんをはじめ、野田正彰が聴き取った教師たちの苦悩は、読んでいてうっとくるものがあった。自分があの職場でほんとにキツかったことを、思い出すところもあった。

障がい者制度改革推進会議/総合福祉部会での福島智さんの発言

2月8日、総合福祉部会での福島智さんの発言の動画(字幕と手話付き)



…障害者だけを特別に扱ってほしいというのではない。道を歩いたり人と話をしたり、トイレに行ったり、水を飲んだり、ご飯を食べたり、酸素を呼吸する。そういうことをお願いするだけです。こうしたことは障害者だけの問題ではない。人生で、人間がどんなに苦しくつらい状況になっても、自分一人ではないんだ、人として尊厳をもって生きていける社会、みんなで支えあっていくんだということが国民すべてに実感されたら、その安心感はすごく一人ひとりの活力になり、社会全体を活性化すると思うんですね。…
Genre : 日記 日記

オレは世界で二番目か?―障害児のきょうだい・家族への支援(広川律子編)

オレは世界で二番目か?―障害児のきょうだい・家族への支援オレは世界で二番目か?
―障害児のきょうだい・家族への支援

(2003/08)
広川律子編

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これもしぇあメールで知った本。図書館にあったので借りてきて読む。親、きょうだい、障害者当人の手記や往復書簡などがまとめられている。

障害をもつ弟、自閉性障害もあって親に甘えることすら難しいような弟に、母親がことあるごとに「世界一かわいいたけちゃん!!」とことばをかけ、一緒に歩いたり飛び跳ねたり抱きしめたりしていたある日、兄が半分冗談のような口調で言ったのが「それやったらオレは世界で二番目か? やっぱりな」

その時のことをふりかえって母親の播本裕子さんはこう書いている。
▼あわてて
「いや、あんたも一番やで。たけちゃんは世界で一番かわいい赤ちゃんで、あなたは世界で一番かわいいおにいちゃんやねん」と答えたのですが、
「アーア、それでパパは世界一素敵なご主人とでも言うんか…」と切り返されて返事に詰まってしまいました。
 息子は、障害をもつ弟に一番手をかけてやらなければならないことなど百も承知の上で、あえて母親の自分に対する気持ちを確かめたかったのに、差し障りのない「常識」で片付けられてしまい、きっとがっかりしたことでしょう。本当は嘘でもいいから「みんなには内緒やけど、まさひでくんが世界で一番好きやねん」ぐらいのことを言ってほしかったのだろうと思います。(p.131)
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在87号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第37回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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