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ほのさんのいのちを知って 長期脳死の愛娘とのバラ色在宅生活(西村理佐)

ほのさんのいのちを知って 長期脳死の愛娘とのバラ色在宅生活ほのさんのいのちを知って
長期脳死の愛娘とのバラ色在宅生活

(2010/01/29)
西村理佐

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秋にも読んだ『ほのさん』の本を、「おとしだま」にするため購入。そしてまた読む。図書館の本ではめくれなかった表紙カバーをとってみる。カバーで3体並んでいたマトリョーシカの小さいひとつが「ほのさん」なのは見えていたが、隣に並んでいたのは「かあさん」「とうさん」だった。帯もついていて、「臓器提供側になりうる家族をご存知ですか?」と書かれていた。

秋に読んだときには、「かあさん、ほんとに大切なのはへその緒ですか? そうですか?」というのが、もひとつわかっていなかった。

「ほのさんとかあさんを繋げる、大切な大切なへその緒が切れた」と、そのせいでほのさんの人生が試練の連続になってしまったと、かあさんは随分自分を責めもしたという。

本の最後には「いのちの誕生を思い出そう」という文章が収められている。ほのさんのいのちと向き合ってきた時間を経て、かあさんはこう書いている。

▼私は、母と子の絆が切れてしまったかのように一度は思ってしまった自分を恥じ、大切なのは「へその緒」ではなかった、帆花のいのちそのものが、私を母親にしてくれるのだ、と気づいたのだった。これが、「ほのかあさん」誕生の、ものがたり…。(p.221)
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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