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正しいパンツのたたみ方―新しい家庭科勉強法(南野忠晴)

正しいパンツのたたみ方――新しい家庭科勉強法正しいパンツのたたみ方
―新しい家庭科勉強法

(2011/02/19)
南野忠晴

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著者の南野さんは、大阪の府立高校で、家庭科教員に初めて男性が採用されたときの一人。どんな本が出たんかなと図書館で借りてくる。タイトルにもある「パンツのたたみ方」の話は、たたみ方にこだわるとかどうでもいいとか、そういう面にもその人の人となりがあり、このたたみ方が「正しい」というよりは、こんなたたみ方もアリですかとそれぞれ受けとめられたら、人間関係もうまいこといくんちゃうかなあ、というような内容。

その話のあとに「たたみ方いろいろ」と、イラスト入りで見開きに載っているのだが、私の正直な感想は「いろいろ、っていうけど、えらいチマチマとたたむ方法ばっかりやなあ」。半分に折って、さらに二つ折りして、二つ折りとか、三つ折りにして、それを半分に折って、なんとか…みたいな。「たたまない」というのはないのか?と思うくらい、なんべん折ってるねん、折り紙か?って感じ。
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ひとりじゃない 自分の心とからだを大切にするって?(遠見才希子)

ひとりじゃない 自分の心とからだを大切にするって?ひとりじゃない
自分の心とからだを大切にするって?

(2011/03/20)
遠見才希子

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知識を上から押しつける"教育"じゃなくて、いっしょに考えよう、仲間の視点で学び合おうという「ピアエデュケーション」を知って、著者のえんみちゃんは大学生の頃から、中学校や高校で話し続けてきた。「私自身が中高生のときに聴いておきたかった、きれいごとではない、本音とリアルを語っている」というその活動を、学生生活の終わりに、一冊にまとめたのがこの本。

ピアエデュケーションとかピアサポートとか、そういうのが流行りになりつつあるけど、その多くは大人がつくった台本を大人の代わりに若者に読ませる、といったもの、ただ大人の代わりに知識を説明しているだけでは、ほんとの「ピア」じゃない、とこの本の監修者でもある岩室先生とのやりとりを経て、えんみちゃんは「自分の言葉で語る」ことを始める。

親子アスペルガー―ちょっと脳のタイプが違います(兼田絢未)

親子アスペルガー―ちょっと脳のタイプが違います親子アスペルガー
―ちょっと脳のタイプが違います

(2011/03)
兼田絢未

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著者の兼田絢未(かねたあやみ)さんは、37歳のときにアスペルガー症候群と診断された。兼田さんの上の子は5歳のとき、下の子は4歳のときに、同じくアスペルガー症候群と診断された。

少数派の「脳のタイプ」をもつ自分や子どもが経験してきた出来事をとおして、この「脳のタイプ」をもつ人が生きていくうえでぶつかる"障害"を知るヒントにしてもらえればと、この本は書かれている。

たしかに日本語なのだけれど、さっぱり理解できなかった大人たちの言葉―
兼田さんの経験は、軋轢や障害の生じたその両側で、お互いがこんな風にわからなくて、こんなふうに困るんだということを知らせてくれる。

▼ある時、「何とか言え」と何度も責められ、
「ナントカ!」
と叫んでしまいました。何か言い返したいのだけど、ほかの言葉が浮かばなかったのです。
 もちろん「人をなめるんじゃない」とさらにしかられ、後はいつものように黙り込むだけでした。(P.18)
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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