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レーナ(ジャクリーン・ウッドソン)

レーナレーナ
(1998/10)
ジャクリーン・ウッドソン

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『わたしは、わたし』を返したときに、同じ著者の『レーナ』を借りてくる。本の表紙は前から見ていたが、読むのは初めて。

いまは「黒人の町」といっていいオハイオ州のチャンシーに住むマリーのクラスに、白人の転校生がやってくる。名前はレーナ。マリーの父に言わせれば「白人のクズ」(父さんがこう言ったとき、マリーは「人間よ」と言う)。"黒人は差別されてきた"と頭にぐりぐり入ってて、だから"登場人物のビンボーなほうは黒人"と思ってる人が読んだら、マリーとレーナのどっちが黒人でどっちが白人なのかわからなくなるかもしれない。

マリーが、「皮膚の色が薄いだけで、黒人なのかな」と思うくらい、レーナは"黒人らしい"。小綺麗にしていて、ベストドレッサー賞をとったこともあるマリーのほうが、"まるで白人みたい"なのだ。

2人は親しくなっていく。マリーの"親友"だったシェリーは「あの子とつきあうつもりなの?」とマリーに迫ったりするし、マリーの父はレーナのことをやはり「白いクズ」だと言い、あまりつきあうなといわんばかりの態度。でも、2人はいろんなことを話すようになる。

レーナの母さんは死んでいて、マリーの母さんは出ていって、2人とも母がいなかった。2人の共通点があるとしたら、そのことくらい。
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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