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読んだり、書いたり、編んだり 

権利擁護で暮らしを支える―地域をつないだネットワーク(PASネット編)

権利擁護で暮らしを支える―地域をつないだネットワーク権利擁護で暮らしを支える
―地域をつないだネットワーク

(2009/02)
PASネット編

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成年後見制度のことは、『We』172号で、米田さんと菊地さんの話「地域で安心して暮らすために―障害者にとっての成年後見制度」をまとめていた頃に、図書館でレファレンスも頼んでいろいろ読んでみた。「成年後見」というと図書館の本は(たぶん出版されてる点数も)年寄り方面ばっかりで、わざわざ"障害者にとっての"と言うて本を探してもらったのだった。

この本は、そのレファレンスのときには出てこなかったけど、西宮の青葉園の清水さんなどが書いてるというので見つけだして借りてきた。

「成年後見」とか「権利擁護」というと、なんだか話がすぐお金方面へいってしまって「財産管理」てな言葉が本にも出てくるのだが、この本はちょっと違っていた。「ひとが自分らしく生きるという素朴で単純なことを支援する、それこそが権利擁護である」といい、権利擁護に対する一般的な見方への違和感があって、それをちゃんと説明しないと「権利擁護や支援がご本人のものにならない、地域での暮らしを支えるものにならない」と感じたという。(その違和感の話はとくに終章に書いてある)

8月6日のこと(文・中川ひろたか、絵・長谷川義史)、てんごくのおとうちゃん(長谷川義史)

8月6日のこと てんごくのおとうちゃん

昨日は雨がけっこう降りよるなか(一番降られたのは、ウチを出て駅まで歩く間で、膝から下がびっしょり)、海月文庫へ、長谷川義史作品展「子どもたちGO」を見にいった。財布にヨユウのある人がようけおるらしく、展示してある絵がほとんど売れていてびっくりした。私がええな~と思った、百円落とした子の絵は残っていた(といって買えるわけでもないが)。

そして、展示の時間が19時にすんだあとは、海月が長谷川義史BARにはやがわり。飲み食いが一段落したあとは、十数人のBAR参加者の自己紹介がありーの、唄や演奏がありーの(長谷川さんのウクレレ+垣井しょうゆさんのノコギリ+モンキー岡田さんのハーモニカとギター)、笑いのあふれる時間だった。合間には、長谷川さんが新しい絵本『8月6日のこと』(文は中川ひろたかさん)を読み、『てんごくのおとうちゃん』を読んで唄いはった。
Genre : 日記 日記

就活とブラック企業―現代の若者の働きかた事情(森岡孝二編)

就活とブラック企業――現代の若者の働きかた事情就活とブラック企業
―現代の若者の働きかた事情

(2011/03/09)
森岡孝二編

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「就職したらひどい目にあうので避けた方がよい企業」という意味で使われているのが「ブラック企業」という言葉。入ってしまったら、そこは過労死や過労自殺に追い込まれかねない働き方が、ぱっくりと口を開けて待ってそうなところ…らしい。

このブックレットは「若年労働者の過労死・過労自殺からみるブラック企業の見分け方」をテーマとしたシンポの内容をまとめたもの。

啄木の歌がふたつ引かれている。
「こころよく我にはたらく仕事あれ それを仕遂げて死なむと思ふ」
「はたらけどはたらけど猶わが生活楽にならざり ぢっと手を見る」

白いしるし(西加奈子)

白いしるし白いしるし
(2010/12)
西加奈子

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こないだ読んだ『ワーカーズ・ダイジェスト』の集英社特設ページで、津村さんと西加奈子さんの対談が載っていて、なんか読んでみようと西さんの本を検索。いちばん新しい小説は予約がたくさんついてたので、ひとつ前の昨年末に出た小説を借りてくる。

何の話かよくわからんけど、表紙は白い絵の具をしゅっと筆で塗ったような装幀になっている。タイトルに「白」と入ってるだけあって、白っぽい話なんかなーと表紙をめくったら、扉はぐりぐりと色を塗り込んだような雰囲気の絵だった。なんやえらい表紙と扉の感じがちゃうなーと思いつつ読む。

サンタクロースのせいにしよう(若竹七海)

サンタクロースのせいにしようサンタクロースのせいにしよう
(1999/11/19)
若竹七海

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大学同期のKさんが海外移住にあたり、あとはテキトーに処分してと小説を中心に本の箱を送ってきたのはもう何年か前。少し読んだきり本棚の一角に積んであったなかから、短編集とあったので引っ張り出して読んでみる。

ひょんなことから変わり者のお嬢様・銀子さん宅に居候することになった私・岡村柊子が、それ以来なぜか巻き込まれてしまう小さな事件の数々。読後感は加納朋子とか近藤史恵風で、謎はあるが、死人が出たり、どきゅんばきゅんとなることはほとんどない話(=こわくない)。

身体のいいなり(内澤旬子)

身体のいいなり身体のいいなり
(2010/12/17)
内澤旬子

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『世界屠畜紀行』を久しぶりに読んだら、ほかの内澤本も読みたくなって、図書館の蔵書検索。『身体のいいなり』を借りてくる。『世界屠畜紀行』のあとがきに、大きな病気をして…と書いてあったのは、これのことかと思う。

屠畜の現場を歩きまわった仕事を見て、体力も気力もむんむんにある人なんやなーと勝手に思っていたが、この本の「はじめに」を読んでびっくり。内澤さんは「生まれてからずっと、自分が百パーセント元気で健康だと思えたためしがなかった」(p.5)といい、「病気といえない病気」の不快感にずっとつきまとわれて来た、というのだ。

それは、検査や経過観察で医者通いをけっこう長いあいだ続けてきて、親からはずっと「オマエは身体が弱いから」と大人になるまで言われ続けてきた私みたいではないか。

本の魔法(司 修)

本の魔法

この『本の魔法』を図書館で蔵書検索したら、その文字列でこないだは『日本の魔法瓶』が出てきて、この本はなかった。また相貸になるんやろなーと思って出していたリクエストが、思いがけず購入になり、本が届く。

表紙には、この本で言及される「司が装幀した本」が並んでいるのだが、図書館のバーコードシールでその一部が隠れてしまっていて、こんな絵がどうのという本文を読みながら、シールをはがしたくなった。

板尾日記5(板尾創路)

板尾日記5板尾日記5
(2010/02/06)
板尾創路

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ふと思い出して、板尾日記を借りてくる。板尾日記の34は前に読んだ。5は2009年の日記。板尾にとってこの年は、娘のピッピが逝ってしまい、吉本の後輩・亀山房代が亡くなり、妻の実家で飼っていた犬のモモまでお別れになったという、悲しみの色が濃い年だった。

思い出が多すぎて、家に居るのが辛いから引っ越しをしようと決めたり、娘の物を知り合いの保育園に引き取ってもらったり、娘の不在と折り合おうとする日々は、喪の作業やなあと思いながら読む。

7/16(土)「真っ白」のファックスが届いています(どなたから届いたか不明)

7月16日(土)22時45分頃、うちにファックスが1枚届いたのですが、裏を送ってこられたのか「真っ白」で、発信元の記載もないため、どこのどなたから、何のファックスなのか、まったく分かりません。
お心当たりのある方は、再送信してくださるかメール等でご連絡ください(急ぎでなければいいんですが)

7/19追記:「裏」を送ってきた送信者が判明しました。Weフォーラムの申込みを友達が送ってくれたものでした。
Genre : 日記 日記

長谷川義史作品展 「こどもたちGO」7/14~7/19@海月文庫アートスペース

今日から、海月文庫(くらげぶんこ)で長谷川義史作品展 「こどもたちGO」が始まってるはず。7/14(木)~7/19(火)、11時~19時(最終日は17時まで)。

土曜(7/16)には音太小屋(ねたごや)で「めぢかららいぶ」だそうですが、音太小屋に100人?!「体力に自信の無い方、お子様はご遠慮ください」と書いてある。私には体力的にムリかも…
長谷川義史作品展 「こどもたちGO」7/14~7/19@海月文庫アートスペース

近日海月へいく予定~
Genre : 日記 日記

わが家の母はビョーキです(中村ユキ)

わが家の母はビョーキですわが家の母はビョーキです
(2008/11/18)
中村ユキ

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出た頃から気になってたけど、なかなか行き当たらず、図書館をぶらぶらしていて発見、借りてくる。統合失調症、むかしは精神分裂病とよばれたビョーキの母のことを、マンガ家の娘が書いた本。

母が発病したのは27歳、当時、娘の「私」は4歳。病気を理解できずに10年たち、誰にも相談できず不安を抱えて20年たち、治りそうもないビョーキに親子でゼツボー的になったりもしたけど、「いろいろありつつも現在は楽しいわが家です」といえるまでになった、その経緯を書いている。

統合失調症(トーシツ)ってこんな病気です。。。。。

僕の明日を照らして(瀬尾まいこ)

僕の明日を照らして僕の明日を照らして
(2010/02/10)
瀬尾まいこ

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瀬尾まいこの新作は当分借りられそうにないくらい予約がついていたが、昨年出た本はさすがにもう空いていた。何の話か全くわからないが、瀬尾まいこの本である、というだけで借りてくる。読み終わってみると、何度か読んで、けっこうスキな話『卵の緒』みたいやな~と思った。

中2の「僕」、隼太は、長いことひとりで夜を過ごしてきた。お父さんは隼太が生まれてすぐに亡くなり、「女手一つ」の家で、お母さんは夜も働いてたから。空っぽの家に帰ることに比べたら、夜道を一人で歩くことは平気だ。そして、優ちゃんとお母さんが結婚することになって、優ちゃんが一緒に暮らすようになった。「女手一つ」の家の子どもに劣ってはいけないという縛りがほどけ、夜にひとりではなくなること、それが隼太にとって優ちゃんが来る一番のよいところだった。

お父さんになった優ちゃんに、隼太はときどき殴られる。
▼原因はなんだったっけ。今日は何をしくじったんだっけ。何をきっかけに? 何のはずみで? ちっとも思い出せないし、思いつかない。まあ、いいや。結局僕にも優ちゃんにも原因なんてわからないし、そもそも原因なんてないだから。(p.3)
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在92号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第69回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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