読んだり、書いたり、編んだり 

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we172号5/30(月)・5/31(火)・6/1(水)と、『We』172号の発送作業+会議で、横浜へ移動。スペースナナ内のフェミックス事務所のあたりにいます。

フェミックス tel 045-482-6711 fax 045-482-6712
※メールもチェックしますが、お返事のヒマがないかもしれません。
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この子らを世の光に―近江学園二十年の願い(糸賀一雄)

この子らを世の光に―近江学園二十年の願いこの子らを世の光に
―近江学園二十年の願い

(2003/12)
糸賀一雄

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滋賀のなんとか学園というと福井達雨さんの名を思い出すのは、中学生のときだったか、学校で福井さんの話を聞いたからだと思う。「福井達雨」と書いた横に「ふくいたつう」とルビを振った黒板の字もぼんやりおぼえている。福井さんの学園は、止揚学園(しようがくえん)。福井さんの名ばかりはっきりおぼえていて、話の内容はまるでおぼえてないけど、いまでいう知的障害(そのころは「知恵遅れ」とよんでいたと思う)の人らのことを話されたのだったと思う。

滋賀には、近江学園とかびわこ学園というのもあって、その理念が、この本のタイトルにもなっている「この子らを世の光に」。その創設者の一人が糸賀一雄さん。

糸賀さんの名は、ちょろちょろと聞いていて、いちど本を読んでみようと思っていた。ので、図書館で古い本を借りてきた(私が読んだのは柏樹社から1965年に出た初版)。戦後まもなくつくられた近江学園の20年を書いたもの。

週末(まで)の催しなど

大阪は梅雨入りし、週末のお天気はどうかなあと…。フェミックスのブログでも案内してる今週末(まで)の催しなど。詳しくはリンク先をごらんください。

長居公園大輪まつり(5/28-29、大阪・長居)
日時:2011年5月28日(土)12時炊き出しでスタート、日没まで
    5月29日(日)10時から16時まで
場所:長居公園自由広場
http://femixwe.blog10.fc2.com/blog-entry-304.html

劇団態変の韓国公演を共に祝い味わう会(5/29、大阪・十三)
日時:2011年5月29日(日)14時 開場、14時半 開演、16時半 終了
場所:淀川文化創造館 シアターセブン イベントホール(七藝の下)
http://femixwe.blog10.fc2.com/blog-entry-305.html

絶滅危惧種、此処におる─たてのかよ&モンキー岡田絵画展(~5/29、大阪・南方)
開催中~5月29日(日) 11時~7時、最終日は5時まで
場所:海月文庫のアートスペース
http://we23randoku.blog77.fc2.com/blog-entry-3565.html

☆関東、とくに横浜や東京西部の方には↓

あたしの声がすき(渡川浩美・作、狩野富貴子・絵)

あたしの声がすきあたしの声がすき
(1997/06)
渡川浩美・作
狩野富貴子・絵

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さいきん続けて『We』を買ってくださっている方から、先日いただいたメールで、この絵本のことを教えてもらい、図書館にあったのを借りてきてみた。主人公のたまきは、自分の「へんな声」がイヤで、お母さんと練習して練習して練習して、声をなおした。コクゴの本読みの時間にも、先生に「読むのがじょうずで、聞きやすい声」だとホメられるくらいの声、それが今のたまきの声。

おん身は花の姿にて―網野菊アンソロジー(山下多恵子編)

おん身は花の姿にて―網野菊アンソロジーおん身は花の姿にて
―網野菊アンソロジー

(2011/02)
山下多恵子編

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網野菊の名は、どこでおぼえたのか思いだせないが、いつの間にか知っていた。こないだ図書館のサイトで新着リストをだらだらと見ていたときに、この本があって、網野菊のアンソロジーか、どんなんかなと、ぽちっと予約した。どなたも借りてなくて書架ありだったはずが、全然本が届かへん…と思っていたら、なぜかヨソの図書館の本が届く。

「これ、所蔵ありの本ですよね?なんで相貸なんですか?」と尋ねると、紛失か、あるいはピッとやり損ねて貸し出したか、ともかく本の現物が見当たらないらしい。この本を返す頃には、本来あるべきところへ所蔵本も戻っていたらいいのだが。

図書館を出て、5階から1階まで降りるあいだ、ぱらぱらっとめくって、ぎょっと目がいったのは、最初のページに書かれている、「はじめに 編者より」。

▼網野菊は1900(明治33)年東京麻布に生まれた。6歳のとき、実母は姦通罪で獄中に入り、離縁されて家を去った。(p.1)

姦通罪!

絶滅危惧種、此処におる─たてのかよ&モンキー岡田絵画展(海月文庫、~5/29)

お弁当展のときに『特急おべんとう号』を見て、うわー!おもろすぎると、楽しみに楽しみにしてたモンキー岡田さんとたてのかよさんの「絶滅危惧種、此処におる」展@海月文庫『We』172号の入稿がすんだら、これや~と、待ち遠しくおもっていた。今日から!(~5/29、11時~7時、最終日は5時まで)

「ライオンになるのが夢」という(テストにも名前を「ライオン」と書くらしい)上の子の絵も貼ってあって、これがよかった。今回のタイトル「絶滅危惧種」については、片隅にぴらっと置いてある、その上の子の話を書きとめた紙を参照(これがものすごくおもしろい)。

奈良で図鑑を見ながらサバンナを妄想したモンキーさんの絵と話のばかばかしいおかしさ(これも、ぜひ本になってほしい)。たてのさんの絵のそこはかとないおかしさ。にやにやして笑えます。
絶滅危惧種、此処におる─たてのかよ&モンキー岡田絵画展
Genre : 日記 日記

予約受付中 『We』172号:原発のない社会を(2011年6/7月号)

次の『We』172号はあと1週間ぐらいで納品です。

※定期購読者のみなさまには5月末に横浜より発送します。
※web通販では、購入のご予約をお受けしています。発送は6月1日以降となります。※
 ↓ 172号のご注文はこちら 1冊800円(送料80円)
http://femixwe.cart.fc2.com/ca18/69/p-r18-s/

『We』は、一人ひとりが大切にされる社会の実現をめざして、毎号さまざまなテーマをとりあげています。

172号 特集:原発のない社会を
『We』172号
【インタビュー】藤田 祐幸さん
希望と絶望のはざまで
─チェルノブイリ・福島の悲劇を繰りかえさないために

【抄録】関電の原発を止める会(大風呂敷)(仮)
天災は止められへん。けど原発は止められる。

【複眼でみる】米田光晴さん、菊地哲也さん
地域で安心して暮らすために
─障害者にとっての成年後見制度

科学と科学者のはなし―寺田寅彦エッセイ集(池内了編)

科学と科学者のはなし―寺田寅彦エッセイ集科学と科学者のはなし
―寺田寅彦エッセイ集

(2000/06/16)
池内了編

商品詳細を見る

寺田寅彦の随筆はこれまでにも読んだことがあって、なんどか読んだ『柿の種』なんかはタイトルとも印象深い一冊。

この少年文庫のことは、『We』読者でもあるNさんから、子どもの本棚にあったのをたまたま開いてみたら「津浪と人間」という三陸大津波のことを書いた文章が入っていたと聞いて知った。それで、図書館で借りてきてみた。この「津浪と人間」のほかにも、地震や災害についてふれたものがいくつかあった。寺田寅彦は、身辺の世界を科学の目をもってよくのぞき、退屈することなど全くないほどそこは「驚喜すべく歓喜すべき生命の現象」があるのだと書いた人だ。この本も、そんな日常の観察からみつけたオドロキとおもしろさに満ちている。その生命現象の世界と、人間のつくる社会と、どちらもよくみつめながら書いた文章がしみじみとイイ。

「津浪と人間」には、たとえばこんなことが書いてある。

ちいさな理想(鶴見俊輔)

ちいさな理想(鶴見俊輔)鶴見俊輔
『ちいさな理想』
編集グループSURE
2010年2月刊




編集グループSUREの本は、バーコードがついてない(取次をとおしていない)。基本は直販で、あとは限られた本屋で売ってはるらしい。ここの『悼詞』を前に図書館でみつけたときは、どうやって図書館は入手したんかな?と思っていた。そのSUREの本をまた図書館でみつけたので借りてきて読む。

この本にまとめられているのは、京都新聞に書かれたものが多いようだが、思想の科学その他の紙誌に書かれたものもあり、古いものは1950年代、60年代の文章もある。

心にくっきり映える文章がある。鶴見が、人のも自分のも、さまざまな文を「もうろく帖」というのに書き抜いてきたように、私もいくつか書き抜いておきたい。

市民運動は、担い手が自分の暮らしの中に新しい発見をもつことを通して続く。そうでないと続かない。(p.208)

5/21、22のもよおし

フェミックスのブログやメルマガでもご案内の今週末のもよおしなど。

紙芝居劇むすび5/21(土)
紙芝居劇むすびの公演@リバティおおさか(大阪・芦原橋)

むすびTシャツ、今年の新色ができたそうです!



ドキュメンタリー映画「幸せの経済学」5/22(日)
「国際生物多様性デー」に、全国100カ所以上で上映会
映画「幸せの経済学」上映会(滋賀・近江八幡 ほか)…こちらの紹介は滋賀の上映会ですが、たぶんお近くでも上映があると思います。
お近くの上映会場を探してください→100ヶ所上映会


京芸Transmit Program#2 転置 -Displacement-~5/22(日)
昨日、『We』読者さんにおしえてもらったこれも今週末まで。すごくおもしろそうやけど、私は行けなさそう…。
「京芸Transmit Program#2 転置 -Displacement-」(京都・二条)
5/21(土)は14~16時に、企画者の加須屋明子さんと出品作家さんたちのシンポジウムがあるそうです。
@gallery_AKCUA

東電に入ろう(倒電に廃炉)

インドメタシン入り痛み止めを右手に塗り塗りしながら、しごと~。本日、次号『We』入稿にこぎつける。次の172号は、「特集:原発のない社会を」。5月の終わり頃に納品で、5/29の「原発のない未来を考える」藤田祐幸さん講演会で販売予定です。藤田さんの最新インタビューを掲載します。
※172号は、5月末に定期購読の皆さんあてに発送、web注文は6/1くらいからオープン予定です。

数日前からウワサはきいていた「東電に入ろう」。『We』読者さんのブログに貼ってあって、見た。

★全編 字幕付き★ 音声なしで見るのもいけます
※埋め込みリンクがダメになってたので追記(5/25)
 ↓リンクから見られます
東電に入ろう(倒電に廃炉)
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知られざる原発被曝労働―ある青年の死を追って(藤田祐幸)

知られざる原発被曝労働―ある青年の死を追って知られざる原発被曝労働
―ある青年の死を追って

(1996/01/22)
藤田祐幸

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次号『We』では、藤田祐幸さんのインタビューを掲載する。藤田さんの本はいくつか図書館にあり、この古いブックレットは現在手に入らないこともあって、予約して待っていた。

順番がまわってきて借りてきて、昨日読んだ。ほんまに原発って、運転中も、定期点検で止まってるときも、こんなに被曝者をうみだすんやとぞっとした。今も、福島や他の原発で、こんな風に被曝をしながら作業してはる人がいてるんやと思うと、つらいものがある。亡くなった嶋橋伸之さんは、とりわけ定期点検中の作業で被曝をかさね、8年半のあいだに累積で50ミリシーベルトの被曝となったころに白血病を発し、29歳で亡くなっている。

嶋橋さんのご両親は、会社側から、「今後なんの異議もいいません」という念書をとられ、労災並みの弔慰金の支払いを受けた。だが、そこに、労災認定を求めることは禁じていないのに着目して、申請を決意した。慎重に準備をおこなうあいだに、申請準備を察知した会社側はご両親に圧力をかけてきたという。

▼そんなことをすれば反原発派に利用されるだけだ、というのが会社側の言い分だった。それに対して、母親の美智子さんは、私たちが反原発派を利用するのです、と答えたという。(pp.12-13)

このブックレットが出た当時で、日本で原発に起因すると労災認定を受けたのはわずか3人。嶋橋さんはその1人だ。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在87号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第42回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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