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読んだり、書いたり、編んだり 

動く遺伝子―トウモロコシとノーベル賞 (エブリン・フォックス・ケラー)

04970026.jpg動く遺伝子
―トウモロコシとノーベル賞

(1987/11)
エブリン・フォックス・ケラー

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『ダニエルのふしぎな絵』の作者と同姓同名? バーバラ・マクリントックといえば、生物学のあのトウモロコシの人よな~と、バーバラ・マクリントックの絵本を見るたびに思い、ケラーの『ジェンダーと科学』なんかを久しぶりに読んだりして、昔はうちにあったはずのこの本を図書館で借りてきた(近所の図書館にはなくて、ヨソからの相貸)。

久しぶりに読んだけど、やっぱりおもしろかった。生物学、遺伝学、細胞学というような点でもおもしろいけど、「型にはまらない人」というマクリントックの生き方、研究のスタイルのことも、対象をよく観察すること、時間をかけてものを見るということ、そういう時間をかけた観察と実験と思考から見えるものという話も、マクリントックを育てた両親の話も。

生物学にあまり興味がない人には、途中の章は読むのがちょっとハードかもしれないが、理科のなかでも生物がとくにスキだった私には、読んでいてわくわくと楽しかった。

ジェンダーと科学―プラトン、ベーコンからマクリントックへ(エヴリン・フォックス・ケラー)

ジェンダーと科学―プラトン、ベーコンからマクリントックへジェンダーと科学
―プラトン、ベーコンからマクリントックへ

(1993/01)
エヴリン・フォックス・ケラー

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むかーし持ってたけど、どこへやったか(手放したのか、だれかに貸したままなのかも判然とせず)見あたらないので図書館で借りてきた。

えー、たしか「バーバラ・マクリントック」って動く遺伝子の人よな~と、同名の(おそらく別人)作者による絵本(たとえば『ダニエルのふしぎな絵』)を見るたびに思っていた。こないだまた、この人の別の絵本を見かけて(『ダニエルのふしぎな絵』はよかったけど、ほかの絵本は私にはイマイチ)、遺伝子方面のバーバラ・マクリントックを思いだしたくてケラーの本を借りてきた(ケラーによるマクリントックの評伝『動く遺伝子―トウモロコシとノーベル賞』もある)。

ケラーのこの本は原著が1985年、訳本も1993年と、もうけっこう古い本になってしまったけど、やっぱりカッコいい。あらためて読んで思う。
▼「ジェンダーと科学」について研究することは「女性」について研究することだ、という思いこみが蔓延していることに、私はいまだに驚かされる。(p.11)
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在92号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第69回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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