読んだり、書いたり、編んだり 

腱鞘炎?

先週、おおいそぎのテープ起こしをやったり、今週もあれこれとパソコンの作業が多かったせいか(とくにマウスでドラッグする作業がかなり多かったせいか)、数日前から右手のとくに人さし指を使うとピキーンとキケンな痛み。これまでも、たまにこんな痛みはあったが、今回はちょっとひどい。同居人がそれは腱鞘炎ではないかという。

図書館へ返す前の本のメモもとりたいし、そろそろ次の『We』や『ヒューマンライツ』の原稿書きもあるけど、キーボードでぱこぱこ文章を綴るのがきつい。痛くなって初めて気づくが、人さし指はなにかとよく使う。歯みがきをするのもけっこう痛くてつらい。

人さし指のかわりに、中指をだましだまし使っていたら、なんだか中指もくたびれたのか痛くなってきた。「休み」の間はなるべくパソコンをつかわないようにして、手を休めようと思う。いまのところ、紙に手書きは、インクの出がよいペンなら平気なので、次の原稿は紙に手書きか!?
Genre : 日記 日記

およぐ音・おどる心(5/4、神戸・元町)

『We』171号で「公園は子どもだまり─街頭紙芝居という自由な空間」のお話を聞いた古橋理絵さん(街頭紙芝居師)も出演するイベントです。会場は、神戸・元町のフェアトレードショップ。古橋さんは「ちょうちん&ひるあんどん座」として、立絵つかいで登場です。
遊&講 vol.30 およぐ音・おどる心
日時:2011年5月4日(水)開演19時~(開場18時半)
会場:フェアトレードショップ「one village one earth」
 中央区下山手通3ー4ー10小林ビル2F(1Fはヤマト運輸) 
 元町駅より徒歩5分、三宮駅より徒歩10分 アクセスマップ
1drinkオーダー&投げ銭
※要予約 tel&fax 078-332-6262
およぐ音・おどる心

超ウルトラ原発子ども―ゲンパツは止められるよ(伊藤書佳)

超ウルトラ原発子ども―ゲンパツは止められるよ超ウルトラ原発子ども
―ゲンパツは止められるよ

(1989/12)
伊藤 書佳

商品詳細を見る

『We』読者のNさんからおしえてもらい、図書館で借りてきた。著者の伊藤書佳(いとう・ふみか)さんは、同い年の人だった。私が、ハタチになった年に出た本。

「まえがき」でフミカさんは、ワタシが原発を止めたいワケとして、ひとりひとりが大切にされるところじゃない、全体の中でみんなに合わせてうまくやるところ=学校になぞらえて、こう書いている。

▼原発が建って電気がつくられても、みんなが楽しい思いをするワケじゃない。人口が少なく仕事もあまりないような土地に原発が建つ。そこに住む人たちは、事故が起こらなくても放射能の害を受ける。そこに住む動物も草も。そして、原発の原子炉で働く日雇いのおじさんたちは、そこで働いただけで確実に被曝する。
 やっぱり原発も学校もひとりひとりが大切にされてるんじゃないんだ、と思う。(p.19)

この本は、「原発に賛成するおとなの意見」→「原発に反対するお子さんの考え、行動」→原発Q&A→日本中を走りまわったフミカの反原発運動編→危ない「反原発」のゆくえ→電気がなくても楽しい日、という構成になっている。

もう20年あまり前の本だが、「原発賛成」の意見と、「原発反対の意見と、お互い言ってることは今とあまり変わらない気がした。ずっと同じようなことが言われているのは、原発をめぐる状況があまり変わってないということかなと思った。

原発Q&Aのなかに、原子でいったいどう発電すんのか?というのがあって、そこにこうあったのが、ものすごく印象に残った。

[核分裂しやすいウランを]ごていねいに濃縮までしちゃってさ、まさか、お湯わかしてるとは思わなかったよな。(p.138)

ふたつめの月/賢者はベンチで思索する(近藤史恵)

ふたつめの月 賢者はベンチで思索する

こないだふと借りてきた『ふたつめの月』。シリーズの2冊目らしいが、まあ独立でも読めるヤロと読んでみたらおもしろかったんで、シリーズ1冊目の『賢者はベンチで思索する』も借りてきて読む。この著者の名前はおぼえがあるので、前に「なにか」読んだと思うが、どの本なのか図書館の蔵書を見ても思いだせず(…ここで過去ログを検索して発見。『ねむりねずみ』を読んでいた)。

主人公の七瀬久里子は、契約社員からようやく正社員になったところで、クビになった。喜んでくれた両親に言い出せず、退職後も朝はうちを出て時間をつぶし、ヒマな部署にうつったからと以前よりは早めに帰る日を送る。しかも、リストラにあったと思っていた会社で、どうも久里子が勝手に来なくなったことになっている、ということが分かり…

被曝治療83日間の記録 東海村臨界事故(NHK取材班)

被曝治療83日間の記録―東海村臨界事故被曝治療83日間の記録―東海村臨界事故
(2002/10/29)
NHK取材班

商品詳細を見る
 
高濃縮ウランをバケツで汲んで沈殿槽に移す、という裏マニュアルによる作業で臨界事故が起こったのは、12年前のことだった(母が死んだのと同じ年)。もうそんなに前なのかと思う。私がフルタイムで働きはじめた最初の職場にいた頃である。

この臨界事故で被曝した大内さんの83日間の治療記録が、新潮から『朽ちていった命―被曝治療83日間の記録』という文庫になっていると「ブックマーク」の読者からおしえてもらって図書館にリクエストしていたら、親本があったようで、そっちがきた。

借りてきた日に、読んでしまった。『チェルノブイリの少年たち』でも、爆発した原子炉の処理にあたる「決死隊」が出てきたが、この東海の臨界事故でも「現場ではJCOの社員による決死隊が組織され、国の現地対策本部の指揮下で、臨界を収束させる作戦が展開された」(p.12)と出てくる。

「決死」という言葉に、"安全"で"クリーン"ていうのは何やねんと思う。

チェルノブイリの少年たち(広瀬隆)

チェルノブイリの少年たちチェルノブイリの少年たち
(1990/03)
広瀬 隆

商品詳細を見る

先週、『We』171号で話を聞いた古橋りえさん主宰のへのへのもへじ文庫へ行ったときに借りてきた一冊。裏表紙にある「ドキュメント・ノベル」というのが、ドキュメント?ノベル?と思ったけど、読み終えて、ドキュメント・ノベルというのが分かる。1986年の4月、チェルノブイリ原子力発電所の事故が起こったあとのことを、「誇り高い発電所の職員」で、「一点の曇りもない自信を抱いて、設計から運転作業のすみずみに至るまで監督してきた男」アンドレー・セーロフとその家族をモデルに描いた小説。視点の中心はアンドレーの息子・イワン。

読み始めると途中でやめられず、借りてきた日に読んでしまった。

深夜に爆発したチェルノブイリ発電所を前に、アンドレーの息子・イワンは恐怖心を爆発させる。「本当だ。嘘じゃない。爆発しちまったんだ。もう駄目だ。何もかも終りだ。みんな叫んでるぞ。俺は全部見てたんだ」(p.10) アンドレーの妻・ターニャは激しい怒気がこもった言葉を吐く。「これが、私たちの信じてきた世界一安全な発電所だったのね」(p.11)

ロハスサイクルエコライブ→はなまつり?

明日(4/24)は、古橋りえさんも出演の「ロハスサイクルエコライブ」へ行って、それから…行けたら、1276座(『We』読者の友だちつながりで、2度ほど公演にお供)が出はる川西の岡本寺(こうほんじ)でのはなまつりをハシゴしてみようかな~ 行けるかな~

雨はあがって、晴れそう!
Genre : 日記 日記

知的障害者が入所施設ではなく地域で暮らすための本―当事者と支援者のためのマニュアル/知的障害者が入所施設ではなく地域で生きていくための本―当事者と支援者が共に考えるために(ピープルファースト東久留米)

知的障害者が入所施設ではなく地域で暮らすための本―当事者と支援者のためのマニュアル知的障害者が
入所施設ではなく
地域で暮らすための本
―当事者と支援者のためのマニュアル

(2007/06)
ピープルファースト東久留米
商品詳細を見る

たぶんこの本の改訂版のような(タイトルとサブタイトルがちょっと違う)本が去年出ているが、そっちは図書館になかったので、とりあえず『知的障害者が入所施設ではなく地域で暮らすための本―当事者と支援者のためのマニュアル』を借りてきた。

その後、ヨソからの相貸で、『知的障害者が入所施設ではなく地域で生きていくための本―当事者と支援者が共に考えるために』も届く。こっちは、2007年の本の増補改訂版で、「支援の失敗とこれから」という章が加わったのが大きな変化。

知的障害者が入所施設ではなく地域で生きていくための本―当事者と支援者が共に考えるために知的障害者が
入所施設ではなく
地域で生きていく
ための本
―当事者と支援者が共に考えるために

(2010/06)
ピープルファースト東久留米
商品詳細を見る

戦争って、環境問題と関係ないと思ってた(田中優)

戦争って、環境問題と関係ないと思ってた戦争って、環境問題と関係ないと思ってた
(2006/05/10)
田中 優

商品詳細を見る

『環境教育 善意の落とし穴』に続いて借りてみた。

▼ぼくらがコンビニでレジ袋を断っている頃、どこかの戦闘で、町そのものが破壊されている。/ぼくらが省エネのために電気を消している頃、どこかの実験で地球そのものが破壊されている。/ぼくらがリサイクルのために分別している頃、戦闘機は膨大な石油を消費し、二酸化炭素を排出している。/戦争、その準備のための軍事開発を止めずに、何が環境保護だろう。(p.51)

福島原発事故についての緊急建言(2011年3月30日)

こないだ休みの日に、じーっと読んでいた。
-----
原子力安全委員会の元委員や、内閣府の原子力委員会の元委員など、原子力関係の専門家による「建言」。原子力利用や原発を推進してきた人たちなのだと思う。

原子力安全委員会は、ひらたくいうと「原子力を安全に利用するため」、国機関から独立した中立的な立場で、原子力利用についての基本的な考え方を決定したり、行政機関や事業者を指導する役割をもっている組織。

そのサイトにある「原子力安全委員会の使命」のところには、こう書いてある。

原子力利用に際しては放射線や放射性物質の発生を伴うことから、万一の事故などでこれらが人々の健康や環境に悪影響を与える可能性(リスク)の存在を完全に否定することはできません。原子力安全の目標は、このようなリスクを社会が容認できる水準に抑えることにあります。

「原子力リスク委員会」とか「原子力危険委員会」という名前ではなくて、「原子力安全委員会」という名前なんやなーと思う。1981年から出されてきた白書も「原子力安全白書」というそうだ。

以下の緊急建言のテキストは、Peace Philosophy Centreのサイトより(この建言についてのコメントも掲載されています)。下の名前を連ねてる人のところは、どんな人なんかなーとネットで調べて出てきたページにリンクを張ってみた。

福島原発事故についての緊急建言

はじめに、原子力の平和利用を先頭だって進めて来た者として、今回の事故を極めて遺憾に思うと同時に国民に深く陳謝いたします。

私達は、事故の発生当初から速やかな事故の終息を願いつつ、事故の推移を固唾を呑んで見守ってきた。しかし、事態は次々と悪化し、今日に至るも事故を終息させる見通しが得られていない状況である。既に、各原子炉や使用済燃料プールの燃料の多くは、破損あるいは溶融し、燃料内の膨大な放射性物質は、圧力容器や格納容器内に拡散・分布し、その一部は環境に放出され、現在も放出され続けている。

特に懸念されることは、溶融炉心が時間とともに、圧力容器を溶かし、格納容器に移り、さらに格納容器の放射能の閉じ込め機能を破壊することや、圧力容器内で生成された大量の水素ガスの火災・爆発による格納容器の破壊などによる広範で深刻な放射能汚染の可能性を排除できないことである。
Genre : 日記 日記

「天災は止められへん。けど、原発は止められる」(2011年4月17日発行)PDF版

原発もうムリ!4.17鴨川・大風呂敷関電の原発を止める会(大風呂敷)・有志による小冊子
「天災は止められへん。けど、原発は止められる」(2011年4月17日発行)PDF版

☆この小冊子は複製(コピー)大歓迎です!とのこと。オリジナル版はB4を二つ折りにし、裏表で3枚になるようになってるそうです。

原発もうムリ!4.17鴨川・大風呂敷
(ブログ)

Genre : 日記 日記

動く遺伝子―トウモロコシとノーベル賞 (エブリン・フォックス・ケラー)

04970026.jpg動く遺伝子
―トウモロコシとノーベル賞

(1987/11)
エブリン・フォックス・ケラー

商品詳細を見る

『ダニエルのふしぎな絵』の作者と同姓同名? バーバラ・マクリントックといえば、生物学のあのトウモロコシの人よな~と、バーバラ・マクリントックの絵本を見るたびに思い、ケラーの『ジェンダーと科学』なんかを久しぶりに読んだりして、昔はうちにあったはずのこの本を図書館で借りてきた(近所の図書館にはなくて、ヨソからの相貸)。

久しぶりに読んだけど、やっぱりおもしろかった。生物学、遺伝学、細胞学というような点でもおもしろいけど、「型にはまらない人」というマクリントックの生き方、研究のスタイルのことも、対象をよく観察すること、時間をかけてものを見るということ、そういう時間をかけた観察と実験と思考から見えるものという話も、マクリントックを育てた両親の話も。

生物学にあまり興味がない人には、途中の章は読むのがちょっとハードかもしれないが、理科のなかでも生物がとくにスキだった私には、読んでいてわくわくと楽しかった。
 
 
プロフィール
 
 

乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
    乱読ブログバナー
本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在87号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第42回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

amazonへリンク

 
 
最新記事
 
 
 
 
最新コメント
 
 
 
 
カテゴリ
 
 
 
 
Google検索
 
 


WWW検索
ブログ内検索
Google
 
 
本棚
 
 
 
 
リンク
 
 
 
 
カウンター
 
 
 
 
RSSリンク
 
 
 
 
月別アーカイブ