FC2ブログ
 
読んだり、書いたり、編んだり 

翔ぶんだったら、いま!―青葉学園物語(吉本直志郎・作、村上豊・絵)

翔ぶんだったら、いま!―青葉学園物語翔ぶんだったら、いま!―青葉学園物語
(1979/08)
吉本直志郎・作
村上豊・絵
商品詳細を見る

『右むけ、左!』『さよならは半分だけ』に続く、青葉学園物語の3巻。

10月を「自由月」ともよぶ日々、道で拾った大金を警察へ届けにいったら、夏の西瓜泥棒のことを思い出したおまわりにどやされ、ええいと、その金で、学校をサボって街へくりだす話が出てくる。1~2巻ではほとんど書かれていなかった原爆のことも、ウドン屋のじいさんとばあさんが原爆で子や孫を亡くしたと語るなかで書かれる。こんなことも書いてあったっけと何十年ぶりに読みなおして思う。

地域生活のススメ(福岡寿、山田優)

地域生活のススメ『地域生活のススメ』A5判 152ページ 1,050 円(税込)

これもヨソの図書館から相貸で届いたSプランニングのブックレットの一冊。長野県立西駒郷という知的障害者総合援護施設に関わってきた福岡さん、山田さんの講演録。すごーくおもしろかった。

福岡さんの話は「地域支援は他人事ではない関係づくり・支援者の厚みをつくっていく=地域支援はバウムクーヘンづくり」、山田さんの話は「利用者本人の意向に添った地域生活、それを支えるネットワークを幾重にも張り巡らせていく地域生活のススメ」。

北の天使 南の天使(吉本直志郎・作、遠藤てるよ・絵)

北の天使 南の天使北の天使 南の天使
(1982/01)
吉本直志郎・作、遠藤てるよ・絵

商品詳細を見る

「青葉学園物語」の前史といえる物語。著者のことばを借りれば「戦争によって天涯孤独となったひとりの少年の彷徨と、それにまつわる人びとを描いた物語」であり、「広島に原爆が投下された、昭和20年8月6日から翌年の2月までを物語の時代背景とし」、事実関係については『広島原爆戦災誌』全5巻を参考にしているという。

近所のKさんと電話で話していたとき、「火と水のちがいはあるけど、今回の震災の津波は、原爆と同じよ、なにもかもがめちゃめちゃになって失われて…ほんとに同じよ」と聞いた。Kさんは、広島の爆心地近くの小学校で被爆し、学校で生き残ったのは自分ともうひとりだけという一人。

私はついこないだ読んだ『北の天使 南の天使』のことをKさんに話した。Kさんはこんな状況を経験したのだと思い、そしていま津波の被災地で子どもたちは全く変わり果てた眺めのなかで生きているのだろうと思った。

ポストが消えた

post.jpg日々、郵便を投函してきた最寄りのポストが水曜の夕方になくなった。3月の初め頃から、ポストの胴体には「3月中旬~下旬に撤去します」という案内と、この近くのポストはここにあるという地図が貼られていた。その案内が貼られてから、いつまでここで出せるのかと毎日思いながら郵便を投函していたが、水曜の朝にはあったポストが、夕方図書館へ出るときにみたらもうなくなっていた。
Genre : 日記 日記
 
 
プロフィール
 
 

乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
    乱読ブログバナー
本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在92号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第69回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

amazonへリンク

 
 
最新記事
 
 
 
 
最新コメント
 
 
 
 
カテゴリ
 
 
 
 
Google検索
 
 


WWW検索
ブログ内検索
Google
 
 
本棚
 
 
 
 
リンク
 
 
 
 
カウンター
 
 
 
 
RSSリンク
 
 
 
 
月別アーカイブ