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読んだり、書いたり、編んだり 

植民者へ―ポストコロニアリズムという挑発(野村浩也編)

植民者へ―ポストコロニアリズムという挑発植民者へ―ポストコロニアリズムという挑発
(2007/11)
野村 浩也

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前に読んだ本のどれかで、この本が引用されていたか、あるいは紹介されていて知ったのだったと思うが、前の本がどれだったか全く思い出せず。

近所の図書館にはなくて、これもヨソからの相貸で届いた。500ページあまりある上に、ページが黒っぽい(=漢字が多い)論文がほとんどで、返却期限を延ばしてもらい、半月あまりかかって読む。が、論文て、こんな込み入った文章で書くもんやったっけ…。読んでいるとアタマが疲れてきて、集中して読めないものもあった。

あとがきによると、「日本解放社会学会創立20周年記念出版事業の一環」として出た論文集。テーマは、サブタイトルにもあるように「ポストコロニアリズム」。フランツ・ファノンの呼びかけを読みかえて、こんな呼びかけがなされている。

植民地主義に決別しよう。
植民者に決別しよう。

カフェを100年、続けるために(田口 護)

カフェを100年、続けるためにカフェを100年、続けるために
(2010/12)
田口 護

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カフェ・バッハの田口文子さんよりいただいた本。『We』147号で田口さんのお話を掲載、その年の埼玉でのWeフォーラムのときには、コーヒーサービスとともに、田口さんのお話を聞いた。

その後、「カフェ・バッハ」へは4度か5度くらい行ったことがある。いつも、きもちのいい場所やなあと感じる。コーヒー豆も年に2度くらい買う。どんな場をつくっていくのか、どんなサービスをしていくのか、「基本を疎かにしてはいけない」というところは、馴染みだけが居心地がいい場所ではなく、初めて来た人にも同じように居心地のいい場所であるために大切なことやなあと思いながら読む。

植民地主義の暴力―「ことばの檻」から(徐京植)

植民地主義の暴力―「ことばの檻」から植民地主義の暴力
―「ことばの檻」から

(2010/04)
徐京植

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私が図書館にリクエストする本はマイナーなのか、単に図書館にオカネがないだけか、この頃ヨソの図書館からまわってくる相貸率がえらい高い。どんなかたちにしろ読めるのはありがたいことだけれど、古い古い本はともかく、今年出た本さえもやたら相貸なので、「いま読みたい本でもこんなことでは、いま読みたい人がいない本はどうなるんやろか」と心配になる。将来に向けた蔵書構成とかなんとか、考えてるヒマがないのか、考えてみてもオカネがないのか。山のように予約リクエストのつく本を複数冊そろえて、せっせと貸すほうが、「これだけ貸しました」という数はぐんぐんカウントされて、それが図書館がいかに使われているかを示す値として使われるということか。

この徐さんの今年出た本もヨソからの相貸であった。

「ことばの檻」は、『子どもの涙』の文庫版あとがきで徐さんが書かれていたことでもあった。旧宗主国、つまりは朝鮮を植民地とした日本で生まれ、かつて朝鮮を支配した国の言葉を自分の母語として育った徐さんは、私は日本語という「言語の檻」の囚人でなくてなんでしょうか、と書く。

ペ・リスボーの旅・ダラララー(鯨森惣七)

ペ・リスボーの旅・ダラララー『ペ・リスボーの旅・ダラララー』(北海道テレビ放送株式会社)のことをどこで知ったのかはすっかり忘れてしまったが、見てみたいな~と思って、図書館にリクエストしたら、一度はリジェクトされかけて、「えー」とか言ったら、そのあとまた長い長い長いことかかって、ヨソの図書館から相貸できた。

ちょっと図鑑風の、大きめの、少し重い本。

話もよかったけど、絵がよかった。原画を見たいなーと思った。どっかで機会がないかな~

私は夢中で夢をみた(石村由起子)

私は夢中で夢をみた―奈良の雑貨とカフェの店「くるみの木」の終わらない旅私は夢中で夢をみた
奈良の雑貨とカフェの店
「くるみの木」の終わらない旅

(2009/05)
石村 由起子

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「くるみの木」という店にちょっと寄ったのは、木津川アートを見にいった帰り。バスで奈良まで行った私を、そこからクルマで木津まで連れていってくれたiさんが、帰りのバスの時間まで小一時間ほどお茶でもできたらと寄ってくれたのだが、店内はいっぱいで、待ってる人もたくさんいて、ちょっと今日はむりやなあと帰ってきたのだった。

社会問題連続ベーシックセミナー 「依存症の理由」(12/16、大阪・箕面)

社会問題連続ベーシックセミナー「依存症の理由」明日(12/16)の晩は、箕面での社会問題連続ベーシックセミナー「依存症の理由」へ、『We』の行商にいきます。

「依存症」ってなに? 何かにむちゃくちゃハマるのと、「依存症」とは、おなじ?ちがう? 「活字中毒」とか「ネット依存」とか、そういう風に言うのと「依存症」って、おなじ?ちがう? イイ依存症と、ワルイ依存症がある? …疑問いろいろ。『We』を売りつつベンキョウです。

年忘れ!紙芝居ライブ(12/19、大阪・天満)

『We』166号でお話をうかがった石橋友美さんがマネージャーをつとめる「紙芝居劇むすび」の年忘れ公演!今年はこれで紙芝居納め! 会場で『We』166号もちょこっと販売させていただく予定です。
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紙芝居劇むすび年忘れ!
紙芝居ライブ 2010
             笑って年越し
むすび古橋理絵さん、本町靭さんという紙芝居3組に、シンガーソングライター・ひきたまさんの音楽という豪華ライブ! いっぱい笑って年を越しましょう。

日時:2010年12月19日(日)14時~(開場:13時半) ※16時終演予定
会場:音太小屋(ねたごや) 
 (JR「天満」または地下鉄「天神橋筋六丁目」 ※地図
料金:1500円(1ドリンク付)
 ※中学生以下のこども、障害者と介助者の方は1000円

慶州は母の呼び声―わが原郷(森崎和江)

慶州は母の呼び声―わが原郷慶州は母の呼び声―わが原郷
(2006/12)
森崎 和江

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▼敗戦以来ずっと、いつの日かは訪問するにふさわしい日本人になっていたいと、そのことのために生きた。どうころんでも他民族を食い物にしてしまう弱肉強食の日本社会の体質がわたしにも流れていると感じられた。わたしはそのような日本ではない日本が欲しかった。そうではない日本人になりたかったし、その核を自分の中に見つけたかった。(p.221)

森崎和江は、植民地であった頃の朝鮮で生まれ、17年を朝鮮で暮らした。「私の原型は朝鮮によって作られた」(p.10)という植民二世。森崎が産まれた大邱(たいきゅう)府三笠町は、今日の韓国の大邱(テグ)市である。

▼三笠町という町名が生まれ、消え去ったように、他民族を侵しつつ暮らした日本人町は、いや、わたしの過ぎし日の町は今は地上にない。(p.13)

その今はない植民地の町で育った森崎が、自分の感受したものを書いたのがこの本。新版として出たこの本の巻末には、森崎と同じように植民地に生を受け、朝鮮半島からの引揚者である清水眞砂子の解説がおさめられている。

「4人の作家による日本画と陶芸展」(~12/17、横浜)と、「あしやかおる展」(12/17~19、東京)

関東のみなさまへ
なんちゃってナナ『We』をつくっているフェミックスが入居した横浜・あざみ野の「スペースナナ」が12/11(土)にオープン。ギャラリーでは、「4人の作家による日本画と陶芸展」を開催中(~12/17日(金)11時~19時)。
「スペースナナ」のショップではフェアトレード商品を販売、コーヒーや生姜茶も飲めるそうです。『We』フェミックスの本も手にとって見ていただけます。東急田園都市線・横浜市営地下鉄「あざみ野」駅から徒歩6分。

あしやかおる展『We』164号の「乱読大魔王日記」でも書いた、芦谷薫さん。同じ号のアーカイブスで掲載した「高校家庭科教員座談会『答えがない教科』の可能性を探る」の参加メンバーのお一人でもありました。1月に亡くなられた芦谷さんの遺した「織りや染めの世界」を偲ぶ展示「あしやかおる展」が、来週末に東京であります(12/17~19)。会場のステーションギャラリーアクロスは、京王井の頭線「久我山」駅の改札を出てすぐ。

私はあいにくどちらも行けそうにありませんが、お近くの方、ご興味をもたれた方はぜひお運びください。

「ルーシー・リー」展(東洋陶磁美術館)

芸術新潮 2010年 06月号 [雑誌]芸術新潮 2010年 06月号
(2010/05/25)

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全国巡回の「ルーシー・リー」展が大阪の東洋陶磁美術館へやってきた。夏に、『芸術新潮』のルーシー・リー特集(2010年6月号)を借りてきて見ていたが、やはり立体は、現物を見るのがエエなあと思った。
Genre : 日記 日記

「ナマエのないカタチ」展(伊丹郷町館)/「そのままでいいよ くるまいすまいる」林やよい原画展(クロスロードカフェ)

伊丹へぶらぶらと歩いていく。いつもは猪名川の西側を歩くが、いつも歩く道が工事中で迂回したら、歩いたことのない猪名川の東側へ出られた。滑走路のすぐ前、10年前にできたという公園があったり、車道と別なせいか、歩いている人や自転車で走る人が多い。

「ナマエのないカタチ」展 「そのままでいいよ くるまいすまいる」林やよい原画展

伊丹市美のとなり、伊丹郷町館(旧岡田家住宅・酒蔵・旧石橋家住宅)で、「ナマエのないカタチ」展をうろうろしてから、クロスロードカフェでご飯を食べつつ、「そのままでいいよ くるまいすまいる」林やよい原画展を見る。
Genre : 日記 日記

対話の架け橋

文学界 2010年 10月号文学界 2010年 10月号
(2010/09/07)

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うちの中が紙だらけなのは、もうずーっとそうだが、床になだれた紙の束やらなんやらを、ときどき仕方なく積み直したり平行移動させたり。

一ヶ月ほど前に、椅子の足下の紙の束を積み直したときに、9月の新聞記事が出てきた。日経9/12、鴻巣友季子さんによる「対話の架け橋」。古新聞をさらさらと読み、ああこれを読んでみたいと思ってとっといたんやと思い出して、図書館で『文学界』10月号を借りてくる。

この10月号に、鴻巣さんが訳した、南アフリカ共和国のマクシーン・ケイスという新鋭作家の短編が載っているのである。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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