FC2ブログ
 
読んだり、書いたり、編んだり 

ソケリッサ

ソケリッサ昨晩は、ダンス公演ソケリッサを見にいった。

むすびのおじさんたちと一緒に見に行こう!というのがあったので、昼過ぎに仕事を切り上げ、久しぶりにむすび事務所へうかがう。そこで1時間ほどまったりしてから、ココルームへ移動しておむすびで腹ごしらえをして、会場の精華小劇場(元、精華小学校だった建物)へどやどやと向かう。

おじさんたちや、マネージャーの石橋さんと、あれこれとしゃべるのが楽しい。開場時間よりも早くついて、校庭の隅のベンチでまたおしゃべりする。時間がゆるーく流れる。仕事のせわしなさから、しばし解放される。
スポンサーサイト
Genre : 日記 日記

構造的差別のソシオグラフィ 社会を書く/差別を解く(三浦耕吉郎=編)

構造的差別のソシオグラフィ 社会を書く/差別を解く構造的差別のソシオグラフィ
社会を書く/差別を解く

(2006/03)
三浦耕吉郎=編

商品詳細を見る

伊丹・中村地区のレファレンスを頼んだら、『生きられた法の社会学』と一緒に出てきた本。この中に、金菱の「「不法占拠」の系譜学」と、編者でもある三浦の「「不法占拠」を生きる人びと」が入っている。いずれも中村地区のことを書いたもの。

ちょうど渋谷の宮下公園の行政代執行が新聞で報じられたのを読んだりして(3紙ほど見た)、ここのところがキモなのかもと思えた(宮下公園がどんなところかは行ったこともなくて全然知らないけど、以前から時々こんなサイトを見ていた)。

▼行政によってしばしばおこなわれる強制排除などの手法は、「不法」という名のもとに「やむをえない」ものとして広範な支持を集めてきた。たとえば、近年日本各地で繰りひろげられるホームレス(「不法占拠」)に対する強制退去がそれである。その一方で、今や公園は、ペットなどのための空間(たとえばドッグラン)として整備されているところもでてきている。公園という公共空間の利用目的にふさわしくないという点から、人間の排除が躊躇なくおこなわれていく。このように法律的な「正しさ」から、「不法なるもの」をひとくくりにして人々を排除することが当たり前のこととされる。(金菱、pp.138-139)

ここにまず疑問をさしはさんでみたい、だから、「不法占拠」そのものがどんなかたちで立ち現れてくるのか、「不法占拠」の構築プロセスを丹念に記述する。そうすることで、「正しくない」とされているもの、行政の排除もやむなしという判断の根拠になっている「不法占拠」を脱構築できるのではないかと金菱は書く。

「法律=(唯一)正しい」という近代社会の「奇妙な」むすびつきを一度絶ちきることで、法とは異なる水準の「正しさ」の可能性を探ってみたい(p.139)、というのである。

それは、たぶん「公共性って、何?」という問いにも結びついている。たとえば宮下公園の場合、公園で守られるべきだという公共性は何なのだろう?東京ではもっと詳しい報道があるのかもしれないが、大阪では小さい記事が載るくらいでよくわからない。
 
 
プロフィール
 
 

乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
    乱読ブログバナー
本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

amazonへリンク

 
 
最新記事
 
 
 
 
最新コメント
 
 
 
 
カテゴリ
 
 
 
 
Google検索
 
 


WWW検索
ブログ内検索
Google
 
 
本棚
 
 
 
 
リンク
 
 
 
 
カウンター
 
 
 
 
RSSリンク
 
 
 
 
月別アーカイブ