FC2ブログ
 
読んだり、書いたり、編んだり 

「空白の十年」被爆者の苦闘(広島県原爆被害者団体協議会)

▼広島県被団協「空白の十年」編集委員会『「空白の十年」被爆者の苦闘』広島県原爆被害者団体協議会(2009年8月)=昨年のニュース記事(平和メディアセンター)

広島県被団協(広島県原爆被害者団体協議会)による手記集。図書館でみつけて借りてきた。爆心地近くで直接被爆した人だけでなく、救護のために広島市内へ入った入市被爆の人たちも多く書いている。

被爆からの10年、被爆者はほとんど見捨てられ、忘れられていたという話は、他の本でも読んできた(たとえば文沢隆一の『ヒロシマの歩んだ道』)。

被団協のサイトにも、「多くの被爆者にとって被爆直後の10年(1945~55年)は、行政の支援もわずか、親族や知人にも頼れず、相談先となる本格的な被爆者団体もまだなく、ただ耐えて生きるほかない時期でした」とある。その「空白の十年」を振り返るアンケートとともに、寄せられた手記を71篇おさめたのがこの本である。
スポンサーサイト

女の絶望(伊藤比呂美)

女の絶望女の絶望
(2008/09/20)
伊藤比呂美

商品詳細を見る

こないだ図書館で夏石鈴子の『虹色ドロップ』を借りたら、目次を見ているだけでどきどきウキウキしてきて、目次からとんで、ちらっとあちらを読みこちらを読み、「あとがき」を読んだりしていると、ああもうたまらんと、次の日に本屋へ行って買ってしまった。目次は版元のポプラのサイトにある(「十二年」という文章の一部を立ち読みもできる)。立ち読みのできる「十二年」もいいのだが、「五月生まれの女の子」にずきゅーんときた(私も五月生まれやし)。

イッキに読むのがもったいなくて、ちびちびと読んでいる。

伊藤比呂美の『女の絶望』の紹介の一文もこの本にあり、図書館でまた借りてきた。この本が出た頃に、てっぺんのほうから途中まで読んだのだが、そのときはどうも乗らなくて、中途で返してしまったのだった。こんどはどうか。

コロボックル物語 (佐藤さとる 作、村上勉 絵)

だれも知らない小さな国―コロボックル物語 1 豆つぶほどの小さないぬ―コロボックル物語 2 星からおちた小さな人―コロボックル物語 3 ふしぎな目をした男の子―コロボックル物語 4 小さな国のつづきの話―コロボックル物語 5 小さな人のむかしの話―コロボックル物語別巻

図書館で順に借りて、久しぶりに読むコロボックル物語。村上勉のさし絵がなつかしい。私は高校生の頃だったか大学に入ってだったか、うちにあった講談社文庫をせっせと読んだ。

物語の1巻『だれも知らない小さな国』が最初に出たのは1959年だという。私がうまれる10年前ではないか。それから断続的に書き継がれ、完結編の5巻『小さな国のつづきの話』は1983年、別巻の『小さな人のむかしの話』は1987年。全部読んでいたつもりだったが、5巻と別巻は記憶になくて、私は4巻までだけ読んでいたようだ。

1巻からの30年ほどの間に人間の社会はたぶん大きく変わり、コロボックルたちの社会もそれをうつしだすように変化があるなあと、読みとおして思った。
 
 
プロフィール
 
 

乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
    乱読ブログバナー
本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

amazonへリンク

 
 
最新記事
 
 
 
 
最新コメント
 
 
 
 
カテゴリ
 
 
 
 
Google検索
 
 


WWW検索
ブログ内検索
Google
 
 
本棚
 
 
 
 
リンク
 
 
 
 
カウンター
 
 
 
 
RSSリンク
 
 
 
 
月別アーカイブ