読んだり、書いたり、編んだり 

母ひとり、娘ひとり(大沢あかね)

母ひとり、娘ひとり母ひとり、娘ひとり
(2009/02)
大沢 あかね

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テレビをあまり見ないこともあって、大沢あかねが誰なのかもはっきりしなかったが、こないだ「インタビューズ」の読書会うち合わせのときに、大阪出身の人の話になって、この本のこともチラと出たので、借りてきて読んでみた。

「お父さんな、銭湯行ったまんま帰って来ぉへんねん」

二歳の冬、公団の団地の狭い風呂場で、ボカスカと大喧嘩をしていた両親の姿が、大沢あかねの最初の記憶だという。その翌朝から、父は銭湯に行きっぱなし。離婚という言葉を知るのはずっと後のこと。「お父さんは本当はどこに行ったんやろう?」と子どもながらにぐるぐる考えていたものの、お父さんの話題はタブーであると感じてもいたあかね。

…読みはじめた最初は、小説やと思いこんでいたが、著者の名前と登場人物が同じなので、これは自伝的小説ってやつかと思いながら途中まで読んで、ふと図書館のラベルを見たら778.2。芸術?映画?ともかくフィクションではないのだった。

希望のがん治療(斉藤道雄)

希望のがん治療希望のがん治療
(2004/10/15)
斉藤 道雄

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「べてるまつり」に出かけた浦河では、『治りませんように―べてるの家のいま』の著者・斉藤さんの「いきだおれ荘」に泊めてもらった。

滞在中の食費などを払ったら、斉藤さんがどれでも本を一冊どうぞとおっしゃるので、本棚にたくさんあった『希望のがん治療』をいただいた。帰りのヒコーキの待ち時間に半分くらい読んで、大阪へ帰り着いてから読んでしまった。

「がん」というと、10年前に同居人が入院して手術した骨の腫瘍のことや(骨の腫瘍は、厳密には「がん」とはよばないらしいが)、亡くなったi先生のがんのことを思う。近いところでも、伯母さんのがん、伯父さんのがん、同居人の母上のがん、友人知人のがんなど、見聞きしている例はたくさんあるし、私自身も10年ちょっと前に小さいポリープをとって(今となっては、この切除手術はすぐしなくてもよかったよなあと思う)、その後もたまにがん検診をやられては「細胞の顔つきがちょっと…」てなことを言われていた。

「インタビューズ」をみんなで読んで語る会(7/5夜)

「インタビューズ」をみんなで読んで語る会_ちらし「インタビューズ」を
みんなで
読んで語る会


2010年7月5日(月)
19時からココルームでごはん(定食700円)、20時からカマン!メディアセンターでスタート。
事前申し込み不要、無料

「大阪」にゆかりのある6人が語る、 いきること、はたらくこと、人とつながること。
ふしぎでしげきてきなインタビューをまとめた「インタビューズ」をみんなで読んで語る会です。
(←画像クリックでチラシへ)

6/25-28は大阪不在、7/5は読書会

6/25-28は大阪不在で、「べてるまつり」へ行ってきます。べてる本はあれこれ読んできたけれど、浦河は初めて。べてる現地も初めて。
一昨年のWeフォーラムは全体会でべてるの里香さんと賀代さんと川村先生をよんだ。そのシンポ報告が載った『We』156号も売りにいく。商売、商売!

7/5(月)は、カマン!メディアセンターで夜の8時から、「インタビューズ」の読書会をします。このウサギとカエルの本に興味ある方、読んだ方も、まだ読んでない方も、ぜひおいでください。一緒にご飯を食べましょうという人は7時にココルーム集合です(定食700円)。またべてるから戻ったらお知らせします。

Genre : 日記 日記

長新太の絵本の不思議な世界―哲学する絵本(村瀬学)

長新太の絵本の不思議な世界―哲学する絵本長新太の絵本の不思議な世界
―哲学する絵本

(2010/04)
村瀬 学

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この本は図書館の新着リストで見つけたんやったかな-、『ごろごろにゃーん』が表紙に配されているところが、にくい。

冒頭から、長新太の絵本をはげしく罵倒する文章が引用されている。長新太ファン(?)の間では「誰でも知ってる」くらいユウメイなのだそうだが、私は初めて読んだ。安和子という人の書いた、「子どもへの「追従」」というタイトルの一文。長新太の絵本を、「くり返し見ているうちに」「がまんのできない胸の悪さと憤り」がこみあげ、「最も子どもたちに与えたくない絵本だということを強く感じた」などと書いてあるものである。「まだ退廃への免疫をもたない子どもたちに退廃への親しみをつくり出すことの危険は、まさに身の毛がよだつものがある」とまで書いてあって、なかなかにスゴイ。

漂流する家族(向井承子)

漂流する家族漂流する家族
(1986/05)
向井 承子

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『We』166号からの新連載「往復書簡」は、木村栄さんと向井承子さんのお二人によるもの。その向井さんから、編集部の40代にということでいただいた本を東京から送ってもらって読む。向井さんが40代の終わりごろに出た本。

帯にはこんな文が刷られている。

いま主婦たちが置き去りにされて
人生とはだれでもがそうなように私もまた薄氷を踏む思いの日々を過してきました。
そんな折々の 自分を探すつもりで書いたものを読み返してみると
モデルのない日々を漂流している現状をまさに私もたどりながら歩いてきたことを痛感させられます

Weフォーラム2010まで、あと1カ月

Weフォーラム2010まで、あと1カ月
実行委員会では準備をすすめているところ。

私はwebまわりとメールまわりの担当で、申込みに返事をしたり、ブログに全体会や分科会のチラシをupしたり、お知らせメールを送ったり…しています。

全体リーフレットは↓コレですが、
Weフォーラム2010 in よこはま_リーフ1
他の個別チラシも順次「みんなのブログ」に載せています↓

7/24(土)
全体会「ベーシックインカムでつながれるか、変えられるか」 ★要予約

7/25(日)
+++++午前の分科会+++++
分科会1「障がいのある人もない人も一緒に楽しむアフリカンダンス」 ★要予約
分科会2「共修の家庭科、15年が過ぎて」
分科会3「障害のある人を被害者にも加害者にもしないために」
分科会4「ドリームキャッチャーをつくろう」 ★要予約
分科会5「もやいの活動から見たジェンダー~うてつあきこの当事者研究」

+++++午後の分科会+++++
分科会6「『レイ、初めての呼吸』上映会」 ★要予約
分科会7 「母からの贈り物~松崎ヤエさんの色えんぴつ画展」
分科会8「さをり織りで輝く~感力へのめざめ」
分科会9「「歴史教科書」を読んでみませんか?」
分科会10「ゆっくり水彩カフェ「シマシマを描こう!」」
分科会11「授業で使う?親が見てみる?「"先生のための"セクシュアル・マイノリティ入門DVD」上映会」

お申し込みはwe2010@femix.co.jpまで(先着順で受け付けています)

サラダでげんき(角野栄子/さく、長新太/え)

サラダでげんき(こどものとも絵本)サラダでげんき
(2005/03/10)
角野栄子/さく、長新太/え

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東京の往来堂書店のことを知ったのは、前の店長・安藤さんの『本屋はサイコー!』がきっかけだった気がするが、もうだいぶ前に登録した往来堂書店の「ももんが通信」が、えらいひさしぶりに届いた。

本屋のサイトもリニューアルした、とあったので、いそいそとのぞきにいく。おお、大変身。

リンクを、ぽちぽち押してあちこち見てまわっていた中に、この『サラダでげんき』があった。えは長新太、はなしは角野栄子、みたーいと思って、図書館で借りてきた。

鳥が教えてくれた空(三宮麻由子)

鳥が教えてくれた空鳥が教えてくれた空
(2004/08/20)
三宮 麻由子

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金曜にこれも古本屋で買った本。100円棚を端から見ていて、あ、この人は『Big Issue』の「耳すます」の特集に出てた人やと思い、図書館にあるやろうなと思ったけど、100円という値段もあって、一緒に買う。

鳥と出会ったことで、著者の世界観には大きな変化があった。

こんなとき私はどうしてきたか(中井久夫)

こんなとき私はどうしてきたかこんなとき私はどうしてきたか
(2007/05)
中井 久夫

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医学書院の「ケアをひらく」シリーズの一冊。『We』読者Mさんがブログで書いてはったのを読んで、まだ読んだことがなかったので借りてきた。近所の図書館には残念ながら所蔵がなく、ヨソからの相貸である。

こんなとき私はどうしてきたか

ここでは、著者が、精神科で患者さんと出会い、つきあってきた中での、自分の経験のみが語られている(これは講演録)。こんなとき、自分はどうしたか、何を語り、どう行動してきたかが。

ためされた地方自治―原発の代理戦争にゆれた能登半島・珠洲市民の13年(山秋真)

ためされた地方自治―原発の代理戦争にゆれた能登半島・珠洲市民の13年ためされた地方自治
―原発の代理戦争にゆれた能登半島・珠洲市民の13年

(2007/06)
山秋 真

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『We』読者のSさんから、この本の著者さんとある会合でたまたま隣になりましたと教えてもらった本。近所の図書館には所蔵がなく、リクエストしたらヨソから相貸できた。

石川の能登といえば、志賀に原発がある(これは北陸電力)。珠洲にも原発計画がもちあがったことがあった(これは関西電力)。著者の山秋さんは、反対派と行動をともにしてきて、僅差で原発賛成派が勝った選挙の無効を訴える裁判をずっと傍聴してきた。これは、その記録。

週末、森で(益田ミリ)

週末、森で週末、森で
(2009/10)
益田 ミリ

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金曜に行った古本屋は、雨が降っていたせいもあるのか冷え冷えのヒヤヒヤで、長袖の上着を着込んでも「さむいーー」と思ったが(他のお客さんも入ってくるなり「さむっ」と言っていた)、本を見てまわるのをやめられず、1時間ばかりうろうろとしていた。それで4冊買ったうちの1冊。

益田ミリのマンガは時々見ているが、これが出ているのは知らなんだ。帯にはこうある。

畑を耕すわけでも、
ナチュラルライフでもないけれど……
てくてく歩けば
毎日がキラキラ。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在87号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第41回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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