読んだり、書いたり、編んだり 

三人姉妹(大島真寿美)

タイトルだけで借りてきた小説(私も三人姉妹だからである)。2週間くらい前にちょろっとだけ読みはじめてみたが、そのまま寝るのを惜しんで読むほどにはならず、ちょっと積んでいて、あ~そろそろ返却期限やともう一度読んでみる。

三人姉妹三人姉妹
(2009/04)
大島 真寿美

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どうも一話目があわんというか、不思議な文章なのであった。第一段落(3行)が一文なのはまだいいとして、第二段落(7行)もほとんど一文、さいごの行で13字だけの二文目があるという、やたら長い長い文章で綴られている。そのあとも時折やたらと長い文がぶちこまれて、どうもこれが私の息継ぎに合わないようであった。

弟を殺した彼と、僕。(原田正治)

原田さんのこの本は、Weフォーラムの前にも一度読んでいた。Weフォーラムでは原田さんの分科会「赦す権利」に出てお話を直接聞きたいと思っていたのだが、受付まわりでバタバタしている間に終わってしまい、結局わたしは分科会に一つも出られなかった(泣

弟を殺した彼と、僕。弟を殺した彼と、僕。
(2004/08)
原田 正治

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次号『We』に原田さんのお話のまとめを載せたいということで、ここしばらくの間、テープ起こしをもとにまとめ作業を続けていた。そして、フォーラムで直接話を聞いていない人にも分かるよう、この本をもう一度読んで、部分的に補いもした。

障害児殺しの思想(横田弘)

横田弘対談集『否定されるいのちからの問い』を読んだあと、なにかほかに図書館にあるかなと探したら、この古い本『障害児殺しの思想』(1979年、JCA出版)があって、借りてきて読む。30年前の本だ。

1974年に横田が自費出版した『炎群』のあと、養護学校義務化、遺伝相談センターの設立、車イスの路線バスへの乗車拒否など、ますます拡がった障害者抹殺の風潮について、その状況を書き加えたもので、『炎群』の言わば新版であるという。

各章は順に、「障害者殺しの事実」「障害者殺しの思想」「「優生保護法」とは何か」「障害者はどのように生きたか」「われらかく行動する」「カナダのCP者たち」…

“いい人生やった”その一言のために(診療所医師・中村伸一)

ふだんあまりテレビを見ないが、昨晩はたまたま護衛艦の衝突事故があったというので、ニュースをつけ、他のチャンネルがコマーシャルだったので、あの男のキャスターが嫌いで(あの口調と時折はさむコメントが嫌い)最近はほとんどつけないNHKの9時のニュースを見ていた。

昨日預かってきた毛糸(昨シーズン、じゃあ次のシーズンに編むわと一つ約束していた)を、ちょっと編み始めてみたら、これがたいへん編みやすくてきもちよく、あああ、キモチいい~と手を動かしながら見ていたニュースが終わり、10分遅れで「プロフェッショナル 仕事の流儀」が始まった。

テレビを消して本を読もうかと思っていたが、編む手がきもちよくて、ついついテレビの前で手を動かしていたら、福井の山村でたった一人の医師として"現代の赤ひげ"ばりに診療所長をつとめるお医者さんの話で、「病ではなく、人を診る」に心をつかまれ、そのまま手は毛糸を編みながら、「“いい人生やった”その一言のために」をさいごまで見た。

診療所の所長をつとめる医師、中村伸一。45歳。
Genre : 日記 日記

朝顔ひらく

夏のあいだ、葉っぱばかりがワサワサとしげって、全く花の咲く気配がなかった朝顔。ゴーヤは花も咲き、実もなったというのに、どうしたことか!西向きに植えているので、朝日があたらんのがいかんのちゃうかとか肥やしが足りんのちゃうかとか諸説ありましたが、しばらく前からつぼみがつき、今朝一輪ひらきました。

asagao1027_2.jpg asagao1027_1.jpg (クリックすると大きくなります)

つぼみがいくつかついているので、もう少し咲くかな~どうかな~

パーフェクト・リタイヤ(藤堂志津子)

何の話かぜんぜんわからんまま、新しげな小説で(この4月に出た本)、表紙がおばちゃんの顔で、タイトルが"パーフェクト・リタイヤ"やから、何から引退するんか知らんけど、まあそういう年代のおばちゃんの話やろう、と勝手に見当をつけて、借りてみた。

パーフェクト・リタイヤパーフェクト・リタイヤ
(2009/04)
藤堂 志津子

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見当はまあまあ当たっていて、表題作を含むおばちゃんの話が6つ。それぞれ独立した短篇。

アメリカ帰還兵IVAW・イラクに誓う(マブイシネスコープ)

昨晩は、「アメリカ帰還兵IVAW・イラクに誓う」という映画を箕面へ見にいった。こないだ映画「Weabak:外泊」を見にいったときに、私の隣でこの映画の前売り券と映画のDVDを売っていた男性(この映画を自分が撮ったとおっしゃっていたので、おそらくマブイシネスコープの木村修さん)から、関西のどの会場でも行けますと聞いて前売り券を買った。

私はやはり映像人間ではないので、思い立ったときに前売りでも買わないとなかなか見ない。あまり遠い上映会場だと行きそびれて終わるかもしれないので、一番早い上映会、しかもウチから近いところへ行ったのである。

国を守るのだ、テロリストと戦うのだ、イラクの民主主義を実現するのだと、イラク戦争へ向かった若者は、戦場で全く異なる現場を経験する。
戦争は、人間破壊だ。
Genre : 映画 映画感想

乱読大魔王の本棚(2009年10月~)

前からこのBooklogをやってる人を見かけて興味があったのを、ためしに登録してみた。
 ↑この左下の「家」マークから、Booklogへとびます。
 (右下のリンク集にも入れました)

Volo 2009年10月号(449号)

近所の図書館で、ちょろちょろと雑誌を読む。
今日は、返して、借りて、しばらく雑誌架をうろうろしてたら、大阪ボラ協の『Volo』(昔はなんかもっとカタイ名前の雑誌だった)の新しい号が入っていた。

特集は「ベーシック・インカムがやってくる!」

市民活動総合情報誌「ウォロ(Volo)」2009年10月号市民活動総合情報誌
「ウォロ(Volo)」
2009年10月号


「ウォロ」編集委員会

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「あえて言うが我々は「美しい怠け者」を必要としている」(関曠野、p.12)
Genre : 本・雑誌 雑誌

青い鳥(重松清)

重松清の『くちぶえ番長』を読み、なんかもひとつ小説を読んでみようと、『青い鳥』を借りてみた。

青い鳥青い鳥
(2007/07)
重松 清

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表題作を含む8篇が入った短篇集。
ひとつめを読み、ふたつめを読んで、連作らしいことに気づく。
8篇を通じて出てくるのは村内先生。病休や育休などで休む先生の代わりに、短いあいだ非常勤でやってくるムラウチ。

きのう何食べた? 3(よしながふみ)

数日前から、ふみの日に出るらしいと知っていた。
メール便をざらざら出して、図書館へ行って、それから本屋へ寄って、買って帰る。
これで、もらいものの図書カードの残額がゼロになった。

きのう何食べた? 3 (モーニングKC)きのう何食べた? 3
(2009/10/23)
よしなが ふみ

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最初のメニューは(さんらーたん)。酸っぱくて辛いスープである。これは作ろう♪
トイレで毎日のようにチラ見する1巻と2巻に、ちょっと飽きてきたところへ、3巻投入。商売上手。

だれでも一度は処女だった。(千木良悠子、辛酸なめ子)

よりみちパン!セの一冊。先に『童貞の教室』を読み、まるで対のようなこのタイトルを借りてきて、なかみも似たようなものかと思ったら、全然ちがった。

だれでも一度は、処女だった。 (よりみちパン!セ)だれでも一度は、処女だった。
(2009/02/19)
千木良悠子
辛酸なめ子

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あちらは、自分自身の童貞時代をもとに、童貞の悶絶、モウソウ、勘違いや思い込みをぐりぐりと書いたものだったが、こっちは「処女(あるいは処女喪失)」について、母にはじまり、女の人(若い人から年輩の人まで)、処女の人、男の人(若い人から年輩の人まで)、さらに専門家、祖母、再び母、そして自分の記憶にも聞いてみた、というのをたくさん集めた本なのだった。(男の人に聞いてみた中に、『童貞の教室』の著者・松江哲朗も入っているところがナイス!)
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在87号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第41回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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