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読んだり、書いたり、編んだり 

ターン


ターン
北村薫
\620
新潮文庫
2000年

『スキップ』を読んだあと、間があいたが、久々に北村薫を読む。

冒頭では、いったい主人公は誰と話をしているのか、天の声か?と思っていたが、そのことも含め、次第に主人公の真希が置かれた状況がわかってくる。

「今日」の15時14分59秒が過ぎたら、また「昨日」の15時15分に戻る。
「今日」書いたものも、「今日」の怪我も、「今日」買った服も、「今日」借りた本も、すべてが「昨日」に戻り、「今日」の痕跡はかききえる。

そんな状況で、人はどうやって生きのびられるのか。

そんななかで、ひとりで、3ヶ月もすごした真希。
時空のねじれか何かで、順当に時間のすぎてゆく「あちら」の世界と電話が1本つながった。

もう一作の『リセット』も、近々読みたい。

問い続けて


問い続けて
半田たつ子
\1,470
文芸社
2007年

昨年暮れに出た半田さんの本を見逃していた。
『WE』をつくるまでの半生は、根津公子さんにもどこか似ていた。

「美しい人たち」の章のなかで、言及された一人目が干刈あがたさん、二人目が山本幡男さん。『ゆっくり東京女子マラソン』を、そして『収容所からの遺書』を、また読み返したくなる。

(5月30日読了)
 
 
プロフィール
 
 

乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在92号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第69回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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