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インディでいこう! ナチュラル&インディペンデントな生き方実践ガイド


インディでいこう! ナチュラル&インディペンデントな生き方実践ガイド
ムギ
\1,365
ディスカヴァー・トゥエンティワン
2006年

著者のムギさんとは、勝間和代さん。
「ムギ畑」というサイトをやっていたのは知っていたが、最近ブーム?
よく売れてるのは、『お金は銀行に預けるな』でしょうかね(読んでないけど)。

『お金は銀行に預けるな』をはじめ、勝間さんの本は、図書館でえらいことリクエストがついていたので、一番リクエスト数が少なかったやつを借りてみた。

さらさらとすぐ読める。いろいろ引っかかるところもあるが、とにかく「行動を変えよう!」と言ってる本だった。

「インディ」=「自然体で自立した人生を歩む女性のこと」(勝間さんの造語)

「インディな生き方」=「精神的にも、経済的にも、周りに依存しない生き方」

「インディ」の具体的な3つの条件
1 年収600万円以上を稼ぎ、
2 いい男がパートナーにいて、
3 年をとるほど、すてきになっていく。

「インディ」になるために必要なのは2つの法則
1 丈夫なこころ
2 学び続ける力

この2つの法則のための6つの約束は
「丈夫なこころ」のために
1 愚痴を言わない
2 笑う、笑う、笑う、
3 姿勢を整える

「学び続ける力」のために
4 手帳を持ち歩く
5 本やCDを持ち歩く
6 ブログを開く


「自立」ってなんだろう?と、そもそも考えたりしていたら、このスピードにはついていけないのかも…


とりあえず勝間さんの3つのブログ

日々の生活から起きていることを観察しよう!!
http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/point_of_view/

CD、テープを聴いて勉強しよう!!
http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/audio_book/

私的なことがらを記録しよう!!
http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/

ちょっとお腹イッパイ感が…
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夫が男に恋をした


夫が男に恋をした
beathorice
\1,050
ダイヤモンド社
2007年

「夫が男の恋人をつくった」…夫はゲイなのか。私はどうすればいいのか。離婚か、継続か。
答えの出ない苦しみのなか、ベア(beathorice)さんは、ブログを始めた。

一人で抱えきれない思いを、どこかに打ち明けたくて、そして自分はどうすべきか考えたくて、だという。

そのブログから、この本ができた、そうだ。

http://ameblo.jp/beathorice/


夫と、その恋人と、自分と。
考えぬいて綴られた内容。

刺繍


刺繍
川本晶子
\1,365
筑摩書房
2005年

同僚さんと本の話をしていたら、「こないだ教えてもらった川本晶子の刺繍を読んだよー、なかなかよかった」と言われて、「は?刺繍?へ?教えた?」と記憶をたどるが、まったく思い出せない。

『刺繍』、といえば『ペルセポリス』と同じマルジの本のタイトルでしょう、と思うが、別の『刺繍』だった。

川本、刺繍と検索して、書誌情報を確かめるがやはりまったく思い出せない。
が、「39歳バツイチ子なし。うんと年下の恋人あり。痴呆の母と老いた父と暮す家で年下の恋人も同居を始める。母が彼に恋をしたからだ…。微妙な年齢の揺れる心のうちを描く。」という紹介文をよんで、図書館へ予約。

『カソウスキ…』を書いた人と同じく、この人はこれで太宰治賞をとったらしい。

記憶がうすれ、軽く小さくなっていく母、家事と介護にいそしむ父。
2ヶ月にいちどくらい顔を出していた実家へ、エリは戻ることになった。
自分の年の半分くらいの若さの敏雄は、ちょくちょく出入りして何かと手伝ってくれる。「敏雄君がいてくれた方が、何かと母さん…」という父からの頼みで、恋人の敏雄が同居することになった。ささやかだがお礼の気持ちを渡し、アルバイトのつもりでと頼んで。

敏雄は母の面倒をよくみてくれた。


▽「あんなあ、エリ」
 急に敏雄が真面目な声を出した。
 「俺、アルバイトって言われると、すげぇむかつく」
 湯飲みから立ち上る湯気をじっと見据えて、敏雄は言った。
 「アルバイト、じゃないから、俺。年寄りの面倒みるのって、アルバイトでやれることじゃないぜ」
 それから敏雄は、眦[まなじり]を決して、私を睨み付けた。
 「エリの親じゃなかったら、誰が汚ねえババアの面倒なんかみるかよ」
(145p.)


急な肺炎で入院してから、家に戻ることなく、それでも何度か奇跡的にもちなおした母は、入院して一年たとうという頃、次の春がもうこようかという朝に、静かに静かにエリの母は死んだ。

住宅喪失


住宅喪失
島本慈子
\735
ちくま新書
2005年

島本の本を続けて読んでいる。
「雇用」と同様、「住宅」についても、政策がおかしな方向へむかいそうになっている。

▽…あえて簡単にいおう。九八年当時の日本は、「みんなが家を買うことで、国の景気をよくしましょう」という政策をとっていた。現在の日本は、雇用の流動化を進め、国民の間に貧富の差を拡大し、「家を買える人にはどんどん買ってもらい、買えない人には“家賃を支払う存在”として経済に貢献してもらいましょう」という政策をとっている。
 かつての持ち家政策が良かったとは言わない。しかし、少なくともそこに「弱者切り捨て」の発想はなかった。けれどいまは、恥じることなく公然と、弱いものを利用するだけ利用して強いものがさらに強くなるという「弱肉強食」の論理が語られる。(8p.)


「家がほしい」「マイホームがほしい」という感覚や、何十年ものローンを背負って生きるということを私はずっと理解できずにいたのだが、やっと分かった気がする。
「追い出される心配なく住める場所」「安心していられる自分の場所」「精神的な保険」だという理由。

ただ、家をもつことは高い買い物だから、ローンを背負えるかどうかも、今は「働き方」によって怪しくなっている。派遣や契約で働く人たち、自営業で食べている人たちは、銀行の融資をまず受けられない。あるいは、受けられたとしても、常用雇用や終身雇用で働く人に比べて、高い利率を適用される。リスク回避のためである。

一方で、不安定な雇用である人ほど、切実に住まいを欲しいと願う様子が書かれている。


雇用形態と住宅ローンについて、土地や住宅の値段について、公営住宅について、借家で安心して住めるかどうかについて、分譲マンションでの区分所有法の改正について、地震と住宅について・・・・・読んでいくと、不安になると同時に、こんな立法が、政治がおこなわれているのかと腹が立ってくる。

その腹立ちは、選挙での投票率の低さや、国会への関心の薄さにもむかう。
島本は、自分たちが生きて、住んで、食べて、働くこと、そういう何もかもに国会での議論とその結果の立法が関わっているのだと、もっと国会に関心をもち、投票率があがってほしいと強く願っている。


補章では、5つの政党に依頼した「住宅に関するアンケート」の、各党からの回答が、そのまま掲載されている。少なくとも「住むこと」に関して、どの政党の意見が自分の意見に近いのか、よくよく確かめておこうと思う。


読みすすめながら、請負という働き方が、労働者の統計に入らないことに気づいた。「見えているもの」「見えないもの」「見えなくされているもの」に注意していなければと思う。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第66回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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