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読んだり、書いたり、編んだり 

セ・シ・ボン


セ・シ・ボン
平安寿子
\1,470
筑摩書房
2008年

平安寿子の最新刊。小説よりはリクエスト数が少なかったので、予約を入れておいたら、思ったより早くまわってきた!

タイコ26歳のときの、3カ月のパリ留学物語。
これは小説…?と思いながら、読んでいくと、はたしてこれは、若き日の平安寿子の話なのだった。

ちょっとだけ、ちょっとだけ、ちょっとだけ…と思いながら、結局読んでしまった。
おもしろかった。あ~おもしろかったな~
小説とはまた違うよさがある。

プレカリアート デジタル日雇い世代の不安な生き方


プレカリアート デジタル日雇い世代の不安な生き方
雨宮処凛
\819
洋泉社新書y
2007年

雨宮処凛のテキストだけでなく、座談会、石原慎太郎との対談も入った本。

座談会は、「丸山眞男をひっぱたきたい 三一歳フリーター。希望は、戦争」というテキストで知る人ぞ知る赤木智弘に、子どもを正社員にしたという団塊世代の親、氷河期世代だが大企業に就職したという“勝ち組”、25歳フリーター、それに雨宮、編集担当、ライターが加わったもの。とくに親世代と“勝ち組”から、事情があってフリーターになっている人がいるのは分かったが、やはり大半の人は甘えているのではないか、自己責任ではないのか、もっと努力しろという発言が出てくる。

赤木智弘が、収入のある女性が収入のない男性を養うという方法もあるのではないかと提案しているところはおもしろかった。

▽赤木 男性を扶養する女性が増えていけば、職場における女性に対するイメージも変化していくじゃないですか。今も根強い「女性は腰掛けで会社にいる」というイメージが変わっていけば、女性でも責任あるポジションに抜擢されいて[ママ]いくようになるんじゃないでしょうか。(p.176)

石原慎太郎との対談はかみあっているのかいないのか…という感じだったが(構成のせいなのか、実際にそうだったのかは分からんが)、雨宮が最後に「逃げるのも勇気」「弱い者ををいじめてはいけない」「暴動を起こしてもよい」という石原のメッセージをまとめて、「今後はぜひ東京都知事公認の暴動を繰り広げていきたい(p.216)」と書いてるところで、ちょっとほっとした。

といっても、東京都知事がやってることは、どうなのよと思う部分も多いが。

理系思考 分からないから面白い


理系思考 分からないから面白い
元村有希子
\1,575
毎日新聞社
2007年

毎日新聞に「発信箱」という科学コラムがあることは、たまに読むけど、知らなかった。
この本は、そのコラムに、後日談なども加えて書籍化したもの。

毎日新聞は、ほぼすべての記事を署名記事にしていることもあってか、読者からの反響もけっこうあるらしい。自分が伝えたいと思っていたことが、思ったようには受け止めてもらえなかったり、ああそんな風に読まれることもあるのかと、短い字数でまとめる難しさも書かれていて(ついでにその後日談を読んだりすると)、ナルホドーと思うところがあった。

(2/24読了)
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在92号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第69回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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