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恋する車イス 未経験のまま下半身不随になった僕の物語


恋する車イス 未経験のまま下半身不随になった僕の物語
木島英登
\1,500
徳間書店
2005年

著者とは昨日の宴会で会った。
1冊目の本を貸してくれた友人より、2冊目の本を借りてくる。

表紙には小さく「Sex in wheelchair」とあるように、この本のほとんどは、女性にモテたい話とHの話。セックスの経験がないまま17歳で下半身不随になったせいもあるのか、それとももともとの著者の性格か、「女性にモテたい」ということと、「セックスがしたい(恋愛がしたい)」ということの2点で突き進んだ十数年が縷々綴られている。その2点が、著者のアイデンティティを確固たるものにする光明であるかのように…

最後の章でさらりと書かれている「運命の人」と、子どもさんが昨日は一緒だった。3冊目の本を準備中と聞いたが、それはどんな内容なのだろうか。

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ひとりの時間 My Fifteen Report


ひとりの時間 My Fifteen Report
華恵
\1,050
筑摩書房
2007年

「Webちくま」での連載を加筆修正してまとめた本。華恵が中学3年生の1年間を綴ったもの。
『小学生日記』『本を読むわたし』に続く3冊目。

机がぐちゃぐちゃ(片づけられない)という話を読んで、前の2冊よりも親近感をおぼえる。それから、web上などでたまに見かける手書き文字は(私はあれをみて「華恵ってこんな字を書くのか」と思っていたが)、華恵のものではなくて、華恵の母の友人であるすがわらけいこさんのものだとわかる。この本の挿し絵もすがわらさんのもの。

女たちの21世紀 No.51


女たちの21世紀 No.51
【特集】女性が半数を超えた外国人研修生・技能実習生
アジア女性資料センター
\1200
2007年

業務上の必要(この特集号の紹介文を書く)もあって、読みなおした雑誌。
アジア女性資料センターの機関誌である。

女性労働の視点から、外国人研修生問題をとりあげている。
外国人研修生の“研修”が、研修という名のもとに労働法で規制されない“労働”になっていることは少しずつ知られるようになってきた。合法的な研修制度という中での「もう一つの人身売買」とも言われている。そのなかでも、外国人男性に対するよりも、外国人女性に対する歪みは大きく、平均して受け取っている“手当”の額も男性と女性で数万円の差がある。これは、日本の労働の場における女性差別に加え、外国人とりわけアジアの女性たちに対する差別感情が重なってのことだろう。

強く印象に残ったのは、彼女たちを「救済すべき犠牲者」とみるのではなく「働く仲間」としてみることだという意見と、「よりよい生活を求めての移住という選択の自由が保障されなければならない」という意見。前者の意見は、日本国内の労働の場に、権利や自由を制限された労働者がいることが、労働基準という考え方を破壊してしまう、つまり彼女たちの悲惨な問題というだけでなく、私たち自身の働く環境につながっているということを指している。

▽もくじ

人身売買としての研修生問題 竹信三恵子
データで見る外国人研修・技能実習制度の変容 川上園子
複合的差別が生む外国人女性研修生の人権侵害 早崎直美
女性外国人研修生と外国人研修生制度 日本人が居なくなった後に 上林千恵子
外国人研修制度のいびつさ 旗手 明
〔インタビュー〕働く仲間がものを言える多民族多文化共生社会を 鳥井一平
韓国における外国人研修生制度と移住者政策 イ・ヘジン
〔インタビュー〕研修生問題と女性労働 法律家として日本社会を問い直す 大脇雅子
外国人女性の人権~北海道から 牧下徳子
〔インタビュー〕労働する主体としての移住女性 レニー・トレンティーノ
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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