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小川洋子対話集


小川洋子対話集
小川洋子
\1,470
幻冬舎
2007年

小川洋子の『アンネ・フランクの記憶』を久しぶりに読みたくなり、図書館で検索したときに見つけた小川洋子の新しい本。対談をおさめた対話集である。

対話の相手となったのは、田辺聖子、岸本佐知子、李昂+藤井省三、ジャクリーヌ・ファン・マールセン、レベッカ・ブラウン+柴田元幸、佐野元春、江夏豊、清水哲男、五木寛之。

どれもおもしろかったし、この対話を読んで、あ、この本を読みたいと思ったのもいろいろあった。

李昂との対話のなかで、李がこんなことを語っている。李昂は女性で、本名は施淑端。批評家、作家の二人の姉とともに台湾では「施三姉妹」として知られる人らしい。

▽日本であれ、台湾であれ、どんな国であっても、私たち女性というのは、社会的な規範による束縛を受けています。ところが、このおばあさんや『海峡を渡る幽霊』に出てくる女幽霊のような、少し変わった存在というのは、通常の人間とは異なる独特な自由を持っている。それは、現代社会における私たち女性の一種の自己主張とみなすことができるのではないでしょうか。このように変わった人間や考え方を登場させるというのは、作家の性格や心理が反映されているのでしょう。小川さんも私もどちらもやや変わった傾向があるのかもしれません。(pp.89-90)
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在92号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第69回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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