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読んだり、書いたり、編んだり 

古本暮らし


古本暮らし
荻原魚雷
\1,785
晶文社
2007年

著者の名は「おぎはら・ぎょらい」。
思っていたよりずっとおもしろかった。
『借家と古本』も読んでみたい。

現代の貧困 ワーキングプア/ホームレス/生活保護


現代の貧困 ワーキングプア/ホームレス/生活保護
岩田正美
\735
ちくま新書
2007年

メモをとりつつ、再読。

母の四万十川 第一部 さいはてのうたがきこえる


母の四万十川 第一部 さいはてのうたがきこえる
笹山久三
\1,529
河出書房新社
1996年

笹山久三の『四万十川』はだいぶ前に読んだ。もう15年くらい前か。『母の四万十川』というのがあるのを知って、借りてみた。

満州への分村移民のはなし。
働きづめに働く暮らし。
このあと第二部、第三部と続きを読もうと思う。



右翼と左翼はどうちがう? 14歳の世渡り術


右翼と左翼はどうちがう? 14歳の世渡り術
雨宮処凛
\1,260
河出書房新社
2007年

ワーキングプアの反撃


ワーキングプアの反撃
雨宮処凛
福島みずほ
\1,365
七つ森書館
2007年


雨宮&福島の対談本。

『すごい生き方』は、ちょっと読むのがしんどかったけど、こっちは雨宮発言の背景、よってきたるところが、わかった気がした。なかなかよかった。

雨宮処凛は、出てきた頃は、たしか右翼だったよな~といつも思っていた。この対談本では、そのあたりのことも、反米右翼と親米右翼はぜんぜんちがうとか、一致できるところもいろいろあるとか語っていて、右翼→街宣車→ヒノキミ大賛成、くらいしか連想ゲームできない私には、読んでよかった部分だった。

猫泥棒と木曜日のキッチン


猫泥棒と木曜日のキッチン
橋本紡
\1,260
メディアワークス
2005年

橋本紡、という書き手のことはまったく知らなかった。職場の人に、名前をきいて、わりとおもしろかったと聞いたので、図書館でなにか、と1冊借りてみた。

お母さんが出ていくところなど、『グッドラックららばい』を思わせる始まり。

著者があとがきで、こんなことを書いている。
▽これは、親が子を捨てる物語です。そしてまた、子が親を捨てる物語でもあります。そのまま書けば暗くなってしまう話ですが、常に光を見つめながら書いていました。この世の中には辛いことや悲しいことがたくさんありますが、同時に楽しいことや、つい思い出し笑いしちゃうようなことだってたくさんあります。どちらをより多く見つめるのかは、どこかの偉そうな神様ではなくて、わたしたち自身が決めることなのではないでしょうか。弱者として扱われることが多い子供たちにだって、その権利はちゃんとあるはずです。(231-232pp.)

「子供=絶対の弱者」という考え方を、どうしても呑み込むことができなかった著者の書いた、物語。

「男の子って、こうなんだ」式の表現が何カ所かあって、それはちょっと気になったものの、固定観念のうすい女の子が主人公で、そこのところはよかった。

すごい生き方


すごい生き方
雨宮処凛
\1,365
サンクチュアリ・パブリッシング
2006年

こないだ雨宮処凛の話をきいた。「格差と戦争」というタイトルだった。

たしか右翼にいた人…と思っていた雨宮処凛は、いつのまにか左の人になっていた。

この本は、読んでいてちょっとキツい。気持ちがつかれる。

すごい生き方の人、ということで何人か紹介されているうちの一人、月乃光司さんについて書かれている一節。
▽掲示板やメル友がまったく意味がない、とは言えません。でも俺が自助グループのメンバーから学んだのは、“口と足で回復”っていう言葉。回復につながるのは、しゃべることと、しやべる場に歩いていくまでの過程なんだという意味です。(204-205pp.)

雨宮処凛が「生きづらさから逃れるための10箇条」としてあげているのは

▽ ☆逃げる。
  ☆我慢しない。
  ☆常識を捨てる。
  ☆自分を責めない。
   自分が生きづらいのを社会などのせいにする。
  ☆公的、民間の機関で使えるシステム
   (たとえば駆け込み寺や電話相談など)を有効利用する。
  ☆日頃から情報収集をしておく
   (逃げ場所や、的確な対処法など)。
  ☆同じ気持ちの仲間を探す。
  ☆家族と離れる。
  ☆病院に行く、カウンセリングを受ける。
  ☆自分勝手になる。
   (224-225pp.)

やわらかい頭


やわらかい頭
長新太
\1,575
リブロポート
1992年

かなりすきで、何度も買って、人にあげてみたり、人に貸してみたりしていた本。1冊はあるはずが、ウチの本棚に見当たらない…

図書館でとりあえず再読。

もくじ。

自由なスカート
コーガンにあう
わたしはノイローゼである
冬の旅
チェーンソーの鼻
肉マンとアンマン
出ベソと脱腸
イカとタコが出てくる日記
わたしの愛した女
ボーコウで苦労する
冬のアサリ
レストランへいってみた
怪人テヅルモヅル
頭の中が真っ白
山をおりる
あやしいラーメン

「自由なスカート」がやはり今もすき。

キャベツくんのにちようび


キャベツくんのにちようび
長新太
\1,260
文研出版
1992年

いらっしゃい いらっしゃい おいしいものがありますよー

というのが、スゲーおもろい絵本。
チョーさん、めっちゃすき!

ぽっぺん


ぽっぺん
石田千
\1,680
新潮社
2007年

こないだ『部屋にて』が、どうにもしっくりこなかったので、前のはどうやったかなと『ぽっぺん』を再読。
こっちはしっくり読める。

何が、違うんやろ?

日本の知識人

日本の知識人
小田実
\1,260
筑摩叢書
1969年

8月に小田実が死んだあと、どこかのブログでこの『日本の知識人』のことを誰かが書いているのを読んだ。それで図書館で借りてきてみた。
1964年に筑摩書房から出た本が、1969年にもう一度筑摩叢書から出ている。本のなかで小田が「私は今年で三十二歳になる」と書いていて、もうその著者は死んだのだなあと思った。0

▽私は、新教育の第一の功績は、日本の知識人の世界に、「喋る論理」を導入したことにあると思う。日本人が、そして、日本の知識人が、「対話」を始めたのである。「独白」ではなく「対話」--これは、なみなみならぬ功績であろう。口をそろえて人々は言う。「このごろの若い者は、ハキハキものを言うようになりましたね。へんに遠慮しないで、自分の思ったことを言う」その讃辞はもちろん、「このごろの若い者」(の一人であったはずの私はすでに三十をこした。つまり、「このごろの若い者」はすでにもう若くないのである)は、少しばかり過大評価を承知で言えば、自分のことばで自分を語ることができるようになった。自分の感情とか、内面の欲求とか、不満とか、よろこびとか、悲しみとか、そういったものを、即物的に生き生きと語り、またそれを文章にしていくことができるーーこれは、たしかに「新教育」のすばらしい成果だが、それをもたらしたのは、「新教育」のなかに深く根を下ろした「生活綴り方」的考え方であろう。(226-227pp.)
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在92号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第69回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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