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科学の社会化シンドローム


科学の社会化シンドローム
石黒武彦
\1,260
岩波書店
2007年

科学を蝕むミスコンダクト(不正行為)について書かれた本。科学と社会がたがいに影響をおよぼしあっていることを示しながら、どういう状況があって、論文捏造やデータ改竄などの不正が起こるようになっているのかを書いている。

▽科学の営みは、個人的なものと見ることができても、つねに人とのつながりをもっている。先人たちによって築かれた知識体系を礎とするとともに、ほかの研究者と知識を交換し、相互に意見を述べ合うことが欠かせないからである。研究は自らの知的空間で、新たな知識を創出する営為であるが、ほかから提供される知識がなくては前進できないものである。また、獲得したものを、知識体系に組みこむことが、科学の基本的なプロセスになっている。このことから、科学は社会的に構成される側面をもつ。科学知識の構築に携わる科学者は、社会的な存在とならざるを得ないのである。
 それとともに、生計をたてる手段を必要とすることがあげられる。資産家でもない一般人が、科学研究に没頭するには、近代以前であればパトロンの支持を得ることが必要であった。現代では、国家や企業をはじめとする社会的な組織から支援を得なければならない。(13-14pp.)

不細工な友情


不細工な友情
光浦靖子
大久保佳代子
\1,365
幻冬舎
2006年

夏石鈴子が、おもしろかったと話しているのを読んで、図書館で借りてきてみた。
http://www.webdokusho.com/rensai/sakka/michi62.html

ぷぷぷ。
夏石は「私は、女の人が書くものは、結構意地悪で、知的であって、乱暴なものが好きなんです。」と話している。

たしかに、おかしかった。ぷぷぷ。


こないだ、夏石鈴子が『いらっしゃいませ』のことを朝日のPR誌「一冊の本」(2003年5月号)に書いているというのを見つけて、図書館のコピーサービスに申し込んだ。

ああ、こういう経緯があって、夏石は『いらっしゃいませ』を書いたのか、と思った。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在92号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第69回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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