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読んだり、書いたり、編んだり 

掘り出しもの(II)

 春節祭でにぎわう南京町を抜けて、元町駅近くでコーヒーを飲んでひとやすみ。それからいただきものの招待券で「近代美人画展」をのぞきにいく。平木財団のコレクションらしい。明治・大正・昭和と並べられた“美人”の錦絵は、美の感覚の違いだろうが、明治の絵など「なんかグロテスク~、五寸釘打ちにいきそう」なかんじ。着物の柄やスタイルなど、風俗画というのはオモロイなあと同居人と言いつつ出る。明治の頃には「薬指に指輪」という風習が(絵に描かれて残るような階層には)あったらしい。

 沖縄物産の店をみつけて、晩ご飯用にタコライスとなかみ汁のレトルト、ジーマミ豆腐を買う。また帰りもバスで、くうくうときもちよく寝た。晩ご飯は沖縄メニュー。

 日曜美術館の再放送をながめて、そのあと「シルクロード」を見る。壁画をガシガシ削りとって持っていくとは…と思うも、そういう略奪品の類が各方面の美術館や博物館の至宝にもなっているのだしなと思う。

 斎藤貴男の『安心のファシズム』を読んでみる。「ほとんどレイプと同じ発想で」という喩えが、わからん。言葉足らずのように思われる。
 全体に、推定の積み重ねによる論じ方が目立って、ちょっとついていきかねるという印象。
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浜野佐知『女が映画を作るとき』平凡社新書

第五章 「早く生まれすぎた」世代から--高野悦子さんに聞く


-- 女性監督に注文したいことは、どういうところでしょう?

高野 女性監督の量がある程度増えないと、質も上がらない。何で監督になるのか?アジアの映画人たちの発言は素晴らしいですね。アバヤさんは「監督というのは、選ばれた人だから、未来に向かって、人類の幸せのためにどうするか、大きな目標のために戦っていくのです、私たちは何十万、何百万の発言できない人に代わって発言するチャンスを持った、選ばれた人です」と述べていますが、こういう自覚は持ってほしいですね。
 芸術の創造は厳しいです。これは男性にも言えることで、女性だけの問題ではありませんが、女性に開かれていなかった道に切り込んできたんですから、人生に甘えず、自分と戦って作品を作っていただきたい。こういう生ぬるい世の中に済んでいると、日本だけじゃなくフランスでも、いい映画ができてないですね。アジアのように厳しいところでは、いい映画ができている。選んだ職業に責任を持ってやっていただきたい。応援したいから。

(173-174ページ)
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第65回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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