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読んだり、書いたり、編んだり 

棟方板画(II)

 民藝館の秘蔵作品やら初公開の棟方作品が出ていて、見るぶんにはたいへん満足。大和し美しが全柵出てるとか、華厳譜は旧版と(柳の指導をうけて)改刻したのと両方が出てるとか、しまいのほうにはたいへんな筆マメだったという棟方の書簡もあって、かなりトータルに棟方を見られる内容。棟方の油絵(さいしょは油絵を描いていたのだという)もあったし、私は今日はじめて棟方の「裏彩色」という手法を知った。ああだからこういう感じで色が出るのかと納得した。ぴちぴちと跳ねる鯉の板画もよかった。
 しかしなぜ民藝館はこういう会場を選んだのであろうか。モッタイナイな~という気がする。そしてロッカーがなかったせいで、上着を着たまま荷物を背負って見たためか肩が凝ってしまった。

 1時間あまり見物したあと、昼ご飯にさぬきうどんを食べる。それからコーヒーを飲んで休息し、アウトレットへくりだす。いざ。・・・・・なかなか思ったようなのはなくて、ついでに冬物の服も見てみるが、いまいちピンとこず、買い物は中国茶の店で八宝茶を買っただけで帰る。

 帰りにちょっと梅田をうろついたらくたびれてしまい、晩ご飯は寿司を食べにゆく。にぎりと秋鯖のバッテラ。
 今日も『鷲の驕り』を読む。ハヨ読まんと、次から次へと場面がかわるので、わからんようになりそう。
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棟方板画(I)

 ねむぅーーーーと思いながら、9時過ぎにテレビをつけて日曜美術館をみる。兵馬俑のはなし。いま上野で展示されているアレを、まだ開幕する前の夜にみた。あまりにも無造作に柵の向こうに置いてあったので、あればレプリカだったのかもしれないが、10月に東京へ行ったときのことだ。いま思えば並んで記念撮影くらいしておけばよかった。
 「兵馬俑」と、兵士と馬が中心のようによばれているが(もちろんあの兵士の群の大きさはそうよばせるに足ものだろうが)、陵園のなかには兵士や馬のほかにも鳥や楽士やいろんなのがいるそうだ。大阪へは巡回してこんのかな~。

 ねむいねむいと思いながら起きて朝ご飯をたべて、今日は棟方志功展を見物にいくことにする。目的地はATCミュージアム。あそこのアウトレットでまた同居人の「弁当箱を入れられるカバン」を探そう、エエのがあったら買おかと出かける。外へ出ると今日も天気良し。あたたかいと感じるくらいだ。乗り換えて乗り換えて乗り換えてやっとATC。ここへ来るのはホンマに面倒で、お金もかかる。なにゆえOTS線などという別の線をつくってバカ高い運賃で動かしているのか理解にくるしむ。同居人のいうように「お役所仕事」で「自分の金とちゃうから」なんやろか。

 ちょうど昼飯どきで、どこの店も並んでいるような状態。先に見てしまおかと棟方志功展へ行く。じつに閑散としている。ピカソ展のときにあれほど大量の人がいたのが信じられんくらい空いている。見物するにはひじょうにヨイ環境なので文句はないが、荷物を預けておくロッカーがないのには驚く。いつもロッカーがあるところをよく見ると、ロッカーを裏返しにして置いてあるのだ。いったいどーなってんねん。受付で訊ねると「今回ないんですよ」と言う。弁当を背負っているわけでなし、たいした重さではないものの、美術館や博物館では荷物を預けて身軽に見ることに慣れていると、すっげー不満。ATCミュージアムというのは、ミュージアムと名乗ってこそいるが、ただのハコ貸し施設なのでこういうバカなことになるのだろう。ほんとうに好きな人なら遠方から大荷物背負って来たりもするのに、ホンマにもう。

久々の手話講習会

 祝日があり、公民館祭りがあって、手話講習会は2週お休みだった。久々の講習会は参加者がまたいちだんと減って、ますますこぢんまりとしていた。講師の急用で、ピンチヒッターとして若い聾者・Xさんが登場。私がいままで接したことのある聾者のなかでは、もっとも明瞭に“話す”人だった。どういう言語教育を受けてきはったんかなーと思いながら、講習会を受ける。

 練習の例文で「私の家族は・・・人です。私と夫と・・・・と夫の母です。」というのがあった。前へ出てやってみてくださいと指された人の手話がちょっとヘンやったので、Xさんが「夫」という手話をやってみせ、それに付け加えて「母」の手話をした。そのときXさんが、「夫の・・・オカン」と言ったのが、印象に残った。「オカン」というのを、Xさんはどこでおぼえたんかなー?と(やはり文字情報なんかなー?と)。
 「母親」をよぶにもさまざまな表現がある。「はは」「ははうえ」「おかあさん」「かあちゃん」「おふくろ」「ママ」「オカン」など。それは場の文脈や会話の相手や言語習慣などによって変化するのだろう。Xさんが「オカン」と発音したことに対して私がこういう印象をもつのは、「エイゴには敬語がない」という思い込み状況に似ているような気もした。

 講習会のあと、Xさんが駐車場を教えてほしい、どこかわからなかったので路駐してるというので、一緒に降りて駐車場の出入り口を教えた。手足に不自由がないのであればクルマの運転はできるだろう。音で知らされる危険(クラクション、急ブレーキの音)に対して、どういう風に対処して運転しているのだろう?と思いながら、Xさんも急いでいたのでその場では聞けなかった。
 来週も来はるんやったら、きいてみようと思う。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在91号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第66回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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