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読んだり、書いたり、編んだり 

大地震

 新潟で大きな地震。ちょうど猫の世話をしにOさん宅にいる頃だった。留守のあいだOさんがつけっぱなしにしているラジオで地震があったことを知る。震度6と聞こえる。めちゃめちゃデカいやん。

 その後、同居人と駅で落ち合って、S駅前のイタ飯屋へ行く。続けざまに震度6級が3度続いたのだとテレビを見てきた同居人から聞く。同居人は里へも電話したらしい。「3度めのは、こっちでも分かった」と言っていたそうだ。もう日が暮れて暗い。どうなっているやろうと思いながら、ワインを飲む。前菜盛りとカプレーゼと生トマトのピザ、イタリアンオムライスと頼んでだいぶ腹いっぱいになり、チーズケーキを1つ頼んでシェアしながらコーヒーを飲む。

 帰ってから、テレビをつけて、ネットでニュースを見たりする。同居人の病室友だちだったK君は新潟出身だった。新潟のどのあたりだったかはっきりしないが、ともかくひどく揺れているのは間違いないので、お見舞いのメールを出してみる。が、しばらく会ってない間にアドレスを変更したのか、メールが戻ってきてしまった。同居人は、来月分の介護調整に出かけた。

 朝からきもちよく晴れていた。どっか行くー?と言いつつ、昼間はゴロゴロしながら本を読む。同居人はまたもビミョーに風邪気味だといって、葛根湯をのんで、やはり昼寝をしている。結局洗濯して干したくらいで、ウチで一日すごす。
 私は急遽日曜のシフトを代わったので、(明日もシゴトか…)とブルー入って、ごろごろ。

まちごーた

 朝、出勤して「今日、遅番」と指摘され、へなへなになる。二度とやるまいと思っていたのに、やってもた。まちごーた。今日はシフト代わって遅番やった。

 シフト交代の相談をして、交代が成立したとき、自分の手帳には書いた。事務所に貼りだしてある予定表も書き換えた。が、机のうえのカレンダーに書くのを忘れた。手帳もみるが、いちばんよく見ているのは机の上のカレンダー…で、そこに書き忘れたために、まちごーた。やってもた。二度とやるまいと思っていたのに。

 朝からいきなり12時間労働決定。「いったん帰れば?」「映画でも見にいけば?」「マッサージのエエとこ紹介しよか」と複数の声を聞いたが、出勤途中で気づいたならともかく、シゴトと思って、ここまで来てしまったら帰るのも何だか、映画という気分でもなく、ハタラクことにする。

 午前中はずっと鍵付き(個人情報保護のため)の情報処理室で、入力作業をしているアルバイトのYさんと一緒にこもって、なかなか手をつけられずにいた本の整理をする。もう置くところもないし、ウチから職場へ寄贈することにした本だから、ウチの本を片づけるようなものだ。事務所内だとしょっちゅう電話がなり、しょっちゅうあちこちで呼ばれ落ち着かないが、情報処理室は基本的に電話をとらずにすみ、しーんとしていて、Yさんとちょこっとしゃべりながら、本の片づけをすすめる。

 事務所に12時間いることを思えば、かなりらくだった。昼からの会議に出たあとは校正を手伝い、それが一段落したら遅番の受付時間になった。職場を出たときの疲労感はそれほどでもなかったが、ウチへ帰り着くとさすがに疲れたーーーという感じ。
 一風呂あびて、昨日からずっと読んでいる『ゴサインタン』を引き続き読む。Tさんが「ええっという展開になります」と言ってたのは、こういうことか…。

 遅番だったことをすっかり忘れていたので、今日の夕方約束をしていたDちゃんとの逢瀬は延期。わるいことしたな。それにしても疲れた。

また雨漏り(II)

 図書館は2時に閉館になったのだと聞く。水曜は7時まで開館の日だからずいぶん早い。でもそれもしゃーないと思える雨と風。あとは図書館は館長だけ、公民館も館長だけが残るらしく、公民館長から「今日の手話講習会は中止です」と聞く。手話サークルも5時に警報が出てたら中止と聞いているのでと伝えて、もう一度図書館の人にお礼を言って帰る。

 駅ビルの中も、すでにシャッターを下ろしている階があり、開いていたのは本屋と生協(スーパー)とドラッグストアだけ。買い物したらレジで、こっちも顔見知りの店員さんから「今日は早くお帰りですか」と声をかけられる。「あ、ちょっとだけ早く帰れたんです」と答えて、帰宅。雨がかなり強く、だいぶ濡れる。そして帰ってきて一息ついたら、ぽたんポタンぽたん…

 このウチに住み始めた年の秋、初めての雨漏りがあった。そのときは数日にわたりとにかく雨が降りまくった。気づいたときには畳にも染みが広がり、壁も桟もじっとり濡れて、もう少しでパソコンが水浸しになるところだった。畳まであげる騒ぎになり、雨が続いた秋だったので、しばらくの間は雨が降るたび不安だった。しかも「どこから漏っているのかはっきりしない」となかなか修繕できなかったのだ。
 今日の雨漏りは3箇所、うち1箇所は最初に雨漏りしたのと同じところ(とりあえず壁が濡れているレベルですんでいる)。ポタンぽたんと水が落ちているのは玄関を入ったところ。そこにとりあえずタオルを置いて、大家にファックスを流す。「早急に対応してほしい」と書く。大家は遠方に住んでいるので、なんとかしてもらえるのか心配だ。

 同居人も早めに帰ってきた。夜介護の日だが、雨は弱まってきたもののすっげー風が吹いている。パァーンどすんバタバタバタ…明らかに何かがぶっ飛んでいる音がしていて、ウチの中にいてもちょっとこわいと思う強風である。あまりにも風が強いので、同居人も天気予報をにらみつつ「もうちょっとおさまってから」とつぶやいている。結局9時半をまわって出かけていった。
 大家の代理のような人から電話。同じアパートの他の部屋でも雨漏りが起こっていると聞く。さいわい雨がおさまってきたので、近日修理ということになった。

 出勤の途中で中沢けいの『楽隊のうさぎ』を読み終わり、篠田節子の『ゴサインタン』を読みはじめる。同僚Tさんからおもしろいとおしえてもらった本を借りてきたやつ。

また雨漏り(I)

 帰ってきたら、ぽたんポタンと外ではないような水の音がする。ハテ、とウチの中をみまわすと、雨漏りやッッッ。またか。

 朝ウチを出たときには降っていなかったが、駅の近くでポツポツと降り出し、電車を待っている間にざーざーと降り出した。そのあとずっと雨。風もかなり強いようだが、ビルの中にいるとほとんど分からない。しかし分からない間にも大阪には警報が4つも出ていて、夕方、事務に支障のない人は早めに帰ってよしということになった。施設は閉館になっていないので、遅番の人はまだ残る。たいへんや。

 今日は回答依頼されたアンケート調査を朝からずっと答えていて、マジメに書いていたらぜんぜん終わらず。途中でポスターを貼ったり、チラシを置いたり引いたり、周りの人にグチを言いながら夕方になってようやく書き終える。Webで答えさせるタイプのアンケートで、量が多いわりに途中保存のできる仕組みがなく、書き始めたら書いてしまうしかないというやつで、まいった。依頼元がインターネットで提供しているデータベースのあれこれについて使いやすさや改善点などを聞くという内容。このデータベースは数年前に使ったことがあったが、使いにくい、使えないという印象の残るものだったので、その後わざわざアクセスすることはなかった。今回アンケート調査も参考に全面的に改善すると聞いたから、まじめにデータベースの本体をいじりながら答えた。…久しぶりにさわってみながら、やはり今のままでは使う気になれん、と思う。こんだけ書いてんから改善してくれよー!!

 そのアンケートを書き終えて、わざわざ残ってまでする仕事もないので帰ることにする。電車に乗って外へ出ると、雨風が強いことがよくわかる。たたきつけるように降っている。

 おそらく今日の手話講習会も手話サークルも中止やなと思いながら、公民館まで行ってみると、隣の図書館はなんと閉館してしまっていた。ちょうど通用口から顔見知りの職員さんが3人出てきた。もう帰られるところらしいが、「あ、あ、」と気づいてもらえた。「職場を出る前に図書館のサイトを見たら何も書いてなかったので開いてるのかと思って」と言うと「少し待ってもらえたら、もう一度機械つければすぐだから」と3人とも振りむいて通用口からまた入っていく。そして本を返してリクエスト本を借りることができた。ありがたや。

雨、また台風や

 昨日の夜中、同居人の同僚だという人から電話がかかってきた。「彼、酔いつぶれてしまいまして、僕のウチへ泊めようと思いますが構わないでしょうか」という内容。ハァ~?また空きっ腹にアホほど飲んだんかー、いったいいつまで20代のような飲み方をしているんじゃ、アホか、と思いつつ、「こちらは構わないですけど、ご迷惑じゃありませんか?」と言うと「いえいえいえ」と電話は切れた。
 谷崎光の『今ごろ結婚…』をへらへら読んでしまって寝る。雨が降り出したみたいだった。
 今朝は雨。出勤前に猫3匹の世話をしていくことになっているので、早めに出る。餌入れは空になっていて、外の猫(1匹)もウチの中の猫(1匹)もにゃーにゃー鳴いている。私の後ろをついて歩いてうるさいくらいである。餌を量っているところへにゃーにゃー寄ってくるので、「待て、ちょっと待て」と言ってみるが、通じるわけなし。
 餌をやるとすぐ食いつく。水をかえて、トイレの掃除をして、時計をみると電車の時間ぎりぎり。ゴミを捨てて、急いで出る。雨のせいか薄ら寒い。

 昨日久しぶりに図書館で見かけて中沢けいの『楽隊のうさぎ』という本を借りてきた。それを今日は読みながら行く。カバー見返しの著者の写真が、(おばちゃんになったなー)と思わせる。この人はかなり若くしてデビューし、むかし読んだ本のカバーに刷られていた著者の写真もじつに若かった。久しぶりに読むと、中沢けいをまた読みたいなーという気分になる。
 
 職場では朝から会議、昼からも会議。個人情報の保護ということよりも、顔なじみの職員同士の情緒的関係を強調する管理職に、唖然とする。その程度でいいのか、ほんとにいいのか。すっかりくたびれる。日曜月曜のあいだに山になったチラシを置いて、すんだチラシを引いて、ポスターを貼り替える。ぐったりして、定時に帰る。ああつかれた。

 朝よりも雨が強くなっているようだ。また台風やし。
 8時半頃ようやく帰ってきた同居人に問い質すと、酔いつぶれたわけではなく電話の隣で飲んでいたというのだ。ウチへかけておけばと携帯を渡され、どうやってかけるかと言っていると、急に同僚が電話をかけて「酔いつぶれた」とかなんとか言った、らしい。心配してソンした。アホんだらー

 晩ご飯は生姜とセロリと豚炒め、豆サラダ、豆腐とナメコと玉ねぎの味噌汁、胡麻豆腐、キムチにご飯。ねむい。

ウトウト読書(II)

 3時頃になって、コーヒーをいれて飲んでから、図書館へ行く。6冊返そうと思うとけっこう重い。ひさしぶりに本棚をうろうろ見てまわって、奈良の仏像特集をやっていた『和楽』という雑誌をながめて、そのあと『女が35歳で』のPART1を館内で読んでみる。こっちの短編集は、語り手の転換がどの作品でも使われていて、『ラヴァーズ・キス』みたいだ。
 読んでいたらちょっとウトウトして、でも読んでしまってから、借りた本を背負っていったん帰る。同居人から職場の飲み会があるとメールが入っていた。
 
 近所のOさんが小旅行に出ているので、久々に猫の世話。日が暮れてからまた出る。Oさんの書き置きによると、朝のうちに1日分の餌をやっておいたというのだが、餌入れはほとんど空になっていて、家の中の猫も外の猫もにゃーにゃーとうるさく鳴く。空の場合は、ちょっと餌をやってくれということなので、ちょっとずつやると少し食べてから、またにゃーにゃーと鳴く。ネコ缶も与えろという主張らしい。にゃーにゃーといつまでもうるさいので、ちょっとずつネコ缶もやる。
 水をかえて、トイレの掃除をして、新聞を読ませてもらってから帰る。

 借りてきた本のうち、谷崎光の『今ごろ結婚しているハズが…!?』という文庫本を読む。まえにこの人の『中国てなもんや商社』をN子から借りて読んだことがある。谷崎は関西人だから、本のなかでもツッコミ満載。あの笑える『てなもんや』をまた読みたくなる。

ウトウト読書(I)

 ダルくて疲れがとれんので、休む。朝ご飯を食べて、同居人を送り出し、職場へ休むと電話をかけて、布団に半分もぐって本を読む。ふぅ~~っと眠気がきたら、そのままウトウト。また起きてぴらぴらと本を読み、くぅぅぅぅぅと眠くなったら、すうすう寝る。
 今日も天気がよいので、合間に洗濯物を干す。どこかへ出かけたい気もするが、カラダは休養を欲している。今日はのんびりしよう。
 朝から居眠り読書で、谷間真の『「非常識」な組織づくりが会社を強くする』を読む。これは「日経ビジネス」だったか、何かの雑誌で紹介されてたのをみて借りてみた。なかなかオモシロイ。「命あるものと命なきものとの違いはなにか」という問答などがとくに。表題にちなむ話としては「社長が権限を手放しても、情報を共有し議論を徹底すれば、会社はおかしくならない」とか「あらゆる組織は存続を自己目的化したときに腐敗が始まる」とか、そんなことが書いてある。
 ついで、今日が返却期限だからと『女が35歳で PART2』を読む。これは何で借りてきたのかまったく思い出せない。積んでるあいだ、これに辺見じゅんが書いていると勝手に思い違いをしていたが、これは短編集なのでノンフィクション作家の辺見はおよびでない。なにかを読んでみたくて借りたのだろうが、なんやったか…
 収録されたそれぞれの短編はまあまあおもしろく、ヒトゴトのようでありながら、自分も35やなと振り返ると、(こんな感じの人もいるんかなーいるかもなー)などと思う。

 昼ご飯を食べてまた布団の付近でごろごろする。ちょっとテレビをつけてみたら、国会中継(予算委員会)をやっていた。こんな時間にやってる国会中継をふだんなかなか見ることはないが、テレビにしろ新聞にしろ、ニュースとしてもっと見せ方を工夫すれば、あそこまで選挙のときに名前の連呼になることもないのでは…と思う。野党議員が大臣などにいろいろ質問する様子、それに対して大臣が(答えてねーよ、それ!)とツッコミたくなるような答弁をする様子をしばらく見てから、またウトウトする。

 『個人情報保護法』がらみの本を2冊借りていたのを、ぱらぱらとナナメに読む。なかなか個々の具体的な事例にあてはめられそうな汎用Q&Aはない。職場の個人情報の取り扱いがかなり心配なのでこんなのを借りてみたが、実際どうすんねんということは当然のことながら自分たちで考えるしかない。

谷間真『「非常識」な組織づくりが会社を強くする』実業之日本社

川合アユムと、とある老人との対話。


老人「物質、つまり命なきものと、命あるものの違いは何か。それを考えておきなさい」

[数日後]

老人「考えたか?」
川合「ようわからんですけど、“変化”ですかね」

老人「そうや」
 「物質と命あるものたる人間を比べたとき、構成している分子や原子のレベルまでさかのぼって考えると、たいした違いはない。しかし、科学的観点や物質の側面から見ると似たようなものかもしれないが、われわれの目には明らかに違うものや。その違いは、いろいろな説明の仕方ができるかもしれんが、本質的な相違とは、自ら変化する力があるかどうか、というところにある。確かに、物質は外的な力を加えることで変化することはできるが、自らの力では何の変化もできない。生きとし生けるものはすべて、自ら変化する力を持っている。それこそが命ある状態で、変化こそが宇宙の営みであり、命である。このへんかというものをよく考えなさい--」
  「川合くん、あんたはこれから生きていくにあたって、完成を目指すなんてことをしなさんな。完成とは何かというと、自ら変化しない状態のことだ。今まで、あんたはそこを目指してきただろう。だが、死ぬまで変化し続けることは命の営みそのものだから、変化こそ生命なんだ。それがわかれば、完成を目指すような生き方はくだらないのもわかるだろう。そこが、あんたは根本的に間違うておる」

川合「この話で、自分の考え方にものすごいパラダイムシフトが起こったんですよ。ものごとの見え方もやり方も、今まで考えていることが全部否定されたような気がしたけれど、そうか、そうなんや、そうやろうなと素直に、ほんまその通りやと思うたんです。それまでの生き方の方向性が、いつも間違っていたような気がしたんですね。
 この言葉を聞いてから、『変化』を前提にものごとを考えるようになっていって、変化させないような仕掛けは全部問題があるんだな、という発想にもなってきた。組織だって、こういうかたちが完成品と考えてしまった時点で、もう根本的な段階から失敗していくんですよ」

 (51-52ページ)

手話通訳「もどき」(III)

 最近どこへ行った(映画「華氏911」を見たとか、サントリーミュージアムへ行ったとか)、ここへ近いうちに行こうと思ってる(大阪市近美の佐伯祐三展とか明石海峡大橋を渡ってみるためにドライブとか)などの話を聞いて、ほとんど欠席しているが今年は同窓会が多いという話を聞いて、8時頃においとま。

 すげーダルくて眠い。明日は休みをとるかなーと思う。帰りのモノレールで山田詠美の『ぼくはビート』を読んでしまう。
 
 積ん読していた小熊英二の『<民主>と<愛国> 戦後日本のナショナリズムと公共性』を、父ちゃんが勧めてくれたので、そろそろ読んでみるかな。この人はよくベンキョウしてる、この時代を自分は生きてきて、いろいろな活動やグループにも参加してみたから知っている、よくベンキョウしてる人や、と父ちゃんは熱心に話す。いったん図書館で借りて読んだが、買おうかと思っているというので、「よかったら持ってくるよ」と言って帰る。

手話通訳「もどき」(II)

 そのあとお祭りが終わるまでなお1時間余り、さらに終わったあとの片づけに小一時間貢献してから帰る。

 いったん帰って一休みしてから、同居人とともに父ちゃんちへ晩ご飯を食べさせてもらいに行く。父ちゃんちの最寄り駅までモノレールで行って、そこからてくてく歩く。途中で花と梨とリンゴを買っていく。

 父ちゃんは元気なようすだった(以前のように長時間は歩かなくなったと言って、「衰えてきたかな」と言っていたのはちょっと気になったけど)。父ちゃんはいつも「つい食べすぎる」と節制に努めているようで、あいかわらず「献立」という考え方も身につかないらしく、今日の食卓はなんだか貧相で、どういう順番で食べたものかねと思ってしまった。

 まずカペリーニ(細いスパゲティ)を軽く炒めたのが出てきた。父ちゃんはこれが「おかず」だと言う。ご飯も炊いてある。ほかに「テンプラを軽く焼いたもの」「切り干し大根の漬け物」「ミニトマト」「チーズ」が並び、なぜか梅ワイン(かなり甘口)もすすめられる。
 スパゲティ炒めたのが「おかず」でご飯を食べるというのは、まるで焼きそば定食の発想である。食卓に緑がないのもサミシイ(いつもはけっこうあるのに今日は彩りがわるかった)。私はカペリーニを食べてから、テンプラと切り干し大根をおかずにご飯を食べ、そのあとでミニトマトとチーズをつまみながら梅ワインを飲んだ。

 いろいろと「めんどくさい」「気が重い」が口癖のように出る父ちゃんを見ていると、まあな~もう来年は70やもんな~大得意というわけでもないのに3度3度の食事を自分でととのえてるだけでもヨシとすべきか…と思う。父ちゃんがここまで好き嫌いが激しくなければ、外食に誘うとか出来合いの惣菜をもっとすすめるとかそういう手もあるのだが、父ちゃんは信じられないくらい好き嫌いが激しい。最近は、好き嫌い以外にも節制の観点からほとんど口にしないとココロに決めているモノもあるようなので、よけいに大変。ちょっとくらい血液検査の結果がわるくても、血圧がちょっとくらい高くても、ボチボチ生きていけたらエエんちゃうかーと思うが、父ちゃんの性格もいまさら変わらないから、なかなかそうもいかない。「三つ子の魂百まで」とはこういうのを言うのだろう。

手話通訳「もどき」(I)

 今日も秋晴れ。どうもだるくて眠い。疲れがとれないッという感じ。9時頃までごろごろしてから起きる。日曜美術館を見ながら朝ご飯を食べ、コーヒーを飲んでから出る。H会館のお祭りで手話通訳「もどき」をやるため。集合時間の10時半になんとか間に合って到着。同じサークルの人がみんな遅れてくるというので、薄謝500円を人数分頂戴して、建物入口で待っていた。
 見知った顔がちらほらみえる。いくつかの障害者作業所へ行ってる人たちやその親御さんたち。こっちの顔を知ってる人もいる。同じサークルのKさんが来てから、もらったお金で昼ご飯を調達。焼きそばやお稲荷を売ってる店のそれぞれに、見知った人がいて声をかけられる。「今日はなんで?」と訊かれ、手話サークルでと言ってると「後で見にいくわ」と言われる。いや、来なくていいです、いいです。

 Kさんとお昼を食べて、近くの公園で手話の練習。Kさんが古いウォークマンにスピーカーをつけてもってきた。それでテープをかけて、手話表現のチェック。一対一の会話とちがって、人前に立ってやるから、通じるように分かるように手や指の向きに気をつけなければと思う。

 昼の集合時間になって会場へ入る。全体の手話通訳はずっとずっと上手な方がやっている。担当の歌詞をみながら、最後の練習。Kさんは「練習、練習、だいじょうぶ、だいじょうぶ」と言うが、Kさんもこのお祭りで立つのは初めてなのだ。

 プログラムはさくさくと進み、予定より30分も早く出番。と、ここで急遽歌う順番が代わったと司会に言われ、「ええっ?」3人のうち一番最後だったはずのKさんが最初にやることになった。
 「足がふるえた、心臓バクバクや」と言いながらKさんが戻ってくる。私は最初だと言われていたのに結局さいごだった。台の上に立って、さあ!と待っていたら、なかなか曲が流れない。舞台のうしろでテープを巻き戻すきゅるきゅる音が聞こえる。まだか?と振り返っても、まだ。きゅるきゅる。まだか?まだ? と思ってだいぶたった頃、やっと伴奏が。

 もっと緊張するかと思ったが、そうでもなかった。もっとドキドキするかと思ったが、そうでもなかった。あっという間に出番終了。無事すんでよかった。歌う人が一番と二番の歌詞を間違えてごっちゃに歌ったら…といった不安は多少あったのだが、それもご本人が歌詞のコピーを見ながら歌うのが見えたので、だいじょうぶだった。

秋晴れの土曜出勤

 ダルくて眠い。弁当はつくらずギリギリまで寝て、朝ご飯を食べて、出勤。午前中は受付当番。ミョーに忙しかった。
 さんさんと陽が射す南側の事務所は、はめごろし窓のおかげでむうっとする。外は爽やかな秋晴れであろうに。買ってきた弁当を食べつつ、いっしょに受付当番をしたTさんと「最近読んだ小説」についてしゃべっていたら、Tさんが仏像好き(みうらじゅんの見仏記によるらしい)だと聞き、そこから仏像の話にずれて、さらに美術館見物の話になる。Tさんは小説ばかり読んでいて、ノンフィクションはめったに読まないそうだ。私は小説も読むが、ノンフィクションもかなり読む。ご飯のあとに、私が机の下に置きっぱなしの短編小説をTさんに貸して、私はTさんがおもしろかったですよーと言う篠田節子の小説を図書館へリクエストする。インターネットで予約ができるのはこういうときベンリ。

 午後は昨日から山のままだったチラシを置いてまわって、あとSさんに手伝ってもらってポスターを貼ってまわる。受付がどうも忙しいのでちょこちょこ手伝っていたら、あっという間に定時。ああ今日もつかれた。

 土日の出勤はちょっとブルーだが、帰ったらシェフ同居人のご飯がある♪というのはウレシイ。帰りの電車が「車内で急病人発生のため」途中駅でしばらく停まって遅れた。ハラへった~と帰ると、豚づくしのご飯がちゃくちゃくとできていた。豚の生姜焼きと豚汁とご飯。同居人に「昼になに食べたん?」と聞くと「豚飯、あ、豚だらけ」と言う。 
 
 豚汁もおいしく、生姜焼きもご飯がすすみ、満足。食後には阿里山金萱も出て、さらに風呂上がりに梨も出た。いやーゴクラク。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在92号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第69回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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