読んだり、書いたり、編んだり 

8月に読んだ本

8月に読んだ(読み終わった)本のリスト:
○林真理子『ファニーフェイスの死』集英社
○山下裕二『日本美術の二〇世紀』晶文社
○はな『ちいさいぶつぞう おおきいぶつぞう』東京書籍
○中川李枝子(中川宗弥・え)『ももいろのきりん』福音館
○ルース・スタイルス・ガネット、ルース・クリスマン・ガネット(え)『エルマーの冒険』福音館
○ルース・スタイルス・ガネット、ルース・クリスマン・ガネット『エルマーとりゅう』福音館
○ルース・スタイルス・ガネット、ルース・クリスマン・ガネット『エルマーと16ぴきのりゅう』福音館
○リンドグレーン『ピッピ 船に乗る』岩波少年文庫
○浅田次郎『天切り松 闇がたり 第1巻 闇の花道』集英社
○浅田次郎『天切り松 闇がたり 第2巻 残侠』集英社
○浅田次郎『天切り松 闇がたり 第3巻 初湯千両』集英社
○鶴見俊輔『夢野久作 迷宮の住人』双葉文庫
○小林忠『伊藤若沖』新潮日本美術文庫
○新藤謙『きだ みのる 放浪のエピキュリアン』リブロポート
○有吉玉青『身がわり 母・有吉佐和子との日日』新潮文庫
○辛淑玉『怒りの方法』岩波新書
○辺見じゅん『戦場から届いた遺書』文春文庫
○辺見じゅん『レクイエム・太平洋戦争 愛しき命のかたみに』PHP文庫
○辺見じゅん『花子のくにの歳時記』ハルキ文庫
○辺見じゅん『収容所から来た遺書』文春文庫

拇痛し、月末

 月末月初にチラシやらポスターが多いのはいつものことだが、このところほんとうに多い。チラシを置いてまわって、期限がすぎたのを抜いてまわって、席へ戻るともう次のチラシの山ができている、という感じである。賽の河原というのは、こんなんかもしれんのーと思う。余裕があると思っていた館内のチラシ架も、最近は満杯で、うんざりしてくる。
 今日は貼り替えるポスターもかなりあって、押しピンを抜き刺ししていると、拇がすっかり痛くなった。クソなメールも入るし、ああもううんざり。

 なんとか定時までに終わって、ベルサッサで帰る。帰るが、同居人がなっかなか帰ってこない。いったいいつになったら帰ってくるんじゃボケと思っていたら、フロアを替わるため社内で机の引っ越しをしていたと言って9時頃やっと帰ってきた。

 晩ご飯は、生姜と人参と豚バラ炒め、モズク豆腐、蒸し茄子の冷製。昨日から読みはじめた辺見じゅんの『完本 男たちの大和』(上)を半ば過ぎまで読む。

遅番

 同居人を送り出し、洗濯物を干して、郵便物をこしらえる。三重や名古屋から出そうと思って、つい出しそびれた絵はがき、あの人に出そうと思って買った絵はがき。久しぶりにはがきを沢山書く。

 遅番出勤のまえに、大丸ミュージアム梅田の「作家からの贈り物」展を見物。これがなかなかよかった。

 遅番がすんで帰り、同居人とまた八宝茶を飲む。

出張→アロマ+ストレッチ

 午後から出張でとある会議に出るが、クソな研修会がセットで、うんざり。
 あまりにも内容がひどく、つまらないという以上に腹が立って、途中からもっていった本を読む。辺見じゅんの『戦場から届いた遺書』、それをクソ研修が終わるまでに100ページ余り読む。その後、会議。こっちに時間を割いたほうがよほどよかったと思う。

 18時半からのプッチサロン「アロマストレッチ」へ出るため職場へ戻る。その前に、ラスクなどオヤツで小腹を満たし、スタバでコーヒーを飲む。

 アロマストレッチは、講師のやや不可解な発言に疑問を感じたほかは、わるくない内容だった。ふだん伸ばさない筋肉を伸ばし、アロマオイルでモミモミとマッサージして、キモチよかった。

 晩ご飯は、帰ってからワンタンスープで軽く。

 『戦場から届いた遺書』を読み終える。なんど読んでも、山本幡男の書いた遺書には涙が出る。

お茶

 ベルサッサで帰るつもりが、定時終了まぎわに相談1件。なぜかこの数日「ボランティア」がらみの相談が続いている。対応していたら6時前になり、帰りに寄ろうと思っていた古本屋はとりやめ。

 晩ご飯は、豚キムチ炒め(ニラと生姜入り)、モズク豆腐、いんげんの胡麻和え、ご飯。

 食後に夜の喫茶。こないだ買った烏龍茶セットから黄金桂をのむ。黄金色で桂花の香りがする。いれたのはこのところ中国茶にハマる同居人。今日は私のぶんの蓋椀と茶海と茶こしを買ってきて、ウレシそーに茶をいれている。

午後から出張

 午後から出張で、朝のうちにチラシを設置して、設置して、設置する。このところほんとうにチラシやポスターが多く、ときどきうんざりする。

 昼ご飯を食べてから、出張で歴史博物館へ。ここの博物館が受け入れているボランティアの話を担当の学芸員さんに伺う。130人ものボランティアを擁するこの博物館の規模は、こちらの職場とは桁違いだが、擁するボランティアが多かれ少なかれ、トラブルは起こるし、愚痴も出るのだなあと思う。

 話を伺ったあと、入館証の札をもらって、企画展「松本喜三郎と生人形」と常設展示とを見せていただく。常設展示の途中、工作コーナーのようなところで紙粘土工作をしながらべつの学芸員さんとも少し話をすることができた。一緒に行った同僚iと、展示をみたあとコーヒーを飲みのみ小一時間しゃべって、帰宅。

 帰り道、図書館が月末休館なので古本屋へフラフラと寄って、辺見じゅんの文庫本を3冊買う。

 晩ご飯はタイ焼きそばと発泡酒1缶ずつ。食後にまた喫茶。今日は凍頂烏龍茶を飲んでみる。明日からのキャンプ、天候を案じつつ就寝。

キャンプ

 毎夏参加している「障害者と健全者の大交流キャンプ」、指折り数えると私はことしで17回目の参加になる。現在の参加者のなかでもかなりの古株になってしまった。むかしはバンガローに泊まって、バーベキューやらキャンプファイヤーやらスイカ割りもあったが、介護者も障害者も集団として高齢化しているせいか、スケジュールには「フリータイム!!!」と書かれるばかりになった。泊まるのもフツーの宿である。それでも通称は「キャンプ」。毎年まいとし、原則として1対1のペアにする介護者の確保にくろうする。実行委員やってた頃はよくやったなアと思う。ことしは自分が来られないという後輩Fが若人数人をつかまえてきて、最終的にそのなかから2人の新人がやってきたのだから、エライ。

 台風の影響が心配され、数日前には土日に行けるのかと案じていたが、とりあえず晴れた空。向こうは雨かもしれないが、行ってしまえばなんとかなるやろ。行き先は去年にひきつづき丹後の間人(たいざ)。貸切バスで2時半頃に現地到着。風はかなり強いが幸いにして雨は降っていない。当然泳ぐつもりの人たちは早速水着に着替えて浜へ。

 私がペアになったYちゃんはたいへんな泳ぎ好きで、毎年まいとし周囲をものともせずにひたすら泳ぐ。私もそれについていけるくらい泳ぐのは好きなので、Yちゃんとのペア歴はかなり長い。

浜ですぐタオルを置いて、波打ち際へ走り寄るYちゃんを私もTシャツをぬいですぐ追いかける。思っていたより波は高く、強い。泳ぐのは好きだし、それなりに自信はあるが、波打ち際に波が寄せると、立っているのが難しいくらいだ。それでもYちゃんは海へ入っていこうとするが、これはヤバいと判断して、腕をつかんで止める。「Yちゃん、今日は波が強すぎる、残念やけど、入るのはナシ、ここで、ここで」と波打ち際へなんとか落ち着ける。波は高く、強く、波打ち際へ座っているのも、気を抜くと転がってしまいそうである。

 ざぶーんざぶーーんと大きく打ち寄せる波をかぶりながら、浜で1時間余り。これで雨でも降ってくれればYちゃんも納得がいくだろうに、なまじ陰ができるほど晴れた空なだけに、波の高さがうらめしい。

 晴れているといっても8月末の海の水はそれなりにつめたく、1時間余りしてから引き上げて風呂に入る。それから宿の部屋で夕食までゴロゴロして、日が暮れてから、風が強いなかでなんとか花火。雨が降らなくてよかったような、わるかったような。明日はどうなるかと案じつつ寝る。

無事帰着

 波はやはり高く、泳ぎに出るのは断念して、ペアのYちゃんを説得。泳ぎ好きのYちゃんはどうしても不満そうだったが、波にさらわれでもしたらシャレにならない。荷物をまとめてから、宿の近くを数人で散歩する。うち寄せる波をみていると、昨日や今朝よりは穏やかになったようにも感じられるが、(今から水着に着替えて出るのもなぁ…)と「残念やなあ」と言うのみ。

 帰りのバスでは、また雲が出てきたように思えたが、ウトウトしている間に昨日の集合場所へ着いたら、天気はそうわるくない。Yちゃんを迎えにきたお母さんに聞いたら、大阪も天気はそこそこよかったらしく、泳げたのかなあと思っていらしたそうだ。「あいにく、波が高くて、昨日は波打ち際で波をかぶっただけ、今日も泳ぐのは断念して…」と説明すると「じゃあ機嫌わるかったでしょう」と言われる。Yちゃんの泳ぎ好きは知っているだけに(そして現状では頻繁に泳ぐ機会がないのも知っているだけに)せめて1日ズレていればなあと思った。

 集まれる介護者で夕方から打ち上げの飲み会。同居人は障害者手帳を持っているが、介護者はつかず、人手の足りないキャンプの実行委員の手下係をしていた。打ち上げにもやってきた。こういうのを「マージナルマン」とよぶのだろうか。

台風じりじりと近づく休み

 指定休。台風がどこらへんまでやってくるかと案じながら朝起きてみると、陰ができるくらい陽が射している。風は強めだが、雨はまだのようで、気温も高い。同居人を送り出して、洗濯して干して、ころがって辺見じゅんの『大下弘 虹の生涯』を読みはじめる。なかなか厚い文庫で、『靖国』とか『全日本アホバカ分布考』と同じくらいのボリューム。

 ときどきウトウトしながら、本を読む。どうも気温が高いので、アイスノンを首筋にあてつつ、本を読む。天気予報では午後から雨だと言っていたので、午前中のあいだに図書館へ行って本を返して借りてこようと思っていたが、『大下弘』を読み続けて、昼になる。

 煎餅をいくつかかじって、とりあえず図書館へ行き、買い物して帰る。けっこう気温が高く、33度くらいあるようだ。汗がしみる。メールチェックをしたら、山口であそんでもらった友人KEさんとその同居人・IWさんがもう大阪に着いたとのこと。3時頃に大阪到着と聞いていたので、その頃にはものすごい暴風雨かもしれんと会うのをペンディングにしていたが、まだしばらく雨は降りそうにないしと梅田へ出てお茶を飲もうという話になる。

 お茶漬けをサラサラかきこんで、洗濯物を取り込み、身支度して傘をもって出かける。もわわ~~っと蒸し暑い。電車で『大下弘』を引き続き読む。梅田の本屋でKEさんとIWさんに再会。お茶でも飲もかと地下へ降り、2時間ほどあれこれとしゃべる。今朝までいたという岐阜の郡上八幡の話を聞いたり、テレビの話や95年の地震の話や。

 地上に出てみるとまだ雨も降らないようで、晩ご飯を一緒に食べるかとしばし迷ったが、無理はしないでおきましょうというIWさんの提案で、「またの機会に」とおわかれ。私が帰り着くまで雨は降らなかったが、西の空は真っ暗になっていた。

 帰ってまた『大下弘』を読む。ノンフィクション作家ということで似たところがあるのだろうが、辺見じゅんのこの本を読んでいると、佐野眞一と似たかんじだと思う。結局フィクションでもノンフィクションでも、取材と物語を構成する力が要るのだなあと思う。同居人は帰ってきて、雨が降り出さないうちにと急いで夜介護にでかけた。

 雨が少しばかり降り出したようだが、このあとスゴい雨になるのであろうか。

生姜!

 いっときよりはマシになったものの、まだげほんげほんと同居人の咳で起こされる朝。私が冬に咳がとれなかったときとちょっと似ているような気もして、はやく治れ~と思う毎日。昨日の晩の八宝茶がよかったようなので、今晩もまた八宝茶を飲もうということにして、その前に晩ご飯は生姜計画。炎症もおさえるし、身体も暖まるし、殺菌作用もあるらしい。生姜入りの豚キムチ炒めはこないだしたので、豚と生姜とセロリ炒めにする。

 週末1日きりの休みだと、遊びに出たせいもあってキツく、な~んかしんどいまま仕事がすんで、ベルサッサで帰宅。昼頃から雨が降り出して、夕方には「1時間まちがってんのちゃうか」と思うくらい真っ暗な空になっていた。

 帰りに図書館へ寄って、角田房子と辺見じゅんの文庫本を5冊借りる。こないだ初めて知ったが、辺見じゅんは角川春樹の姉ちゃんだという。知らなんだ。「漢方…」という文字がみえて、雑誌「クロワッサン」を立ち読みする。中国茶やら薬膳ぽい料理やらがいろいろ載っていて、買おうかな~と思いながら今日は買わずに帰る。私が帰るときには傘がないとちょっといやかなというくらいの雨だった。同居人が帰ってきたときには、ざんざんと降り出して、同居人はずいぶん濡れて帰ってきた。

 晩ご飯は予定どおり、豚と生姜とセロリ炒め、シジミの味噌汁、もずく豆腐にご飯。身体が温もってよいかんじ。食後に八宝茶を今日もまた飲む。ホケーッと落ち着く。

 今日読んだのは、母ちゃんの本棚から拾ってきた有吉玉青の『身がわり』。

遅番

 遅番なので、同居人を送り出してから、洗濯物を干して、合間にウトウトする。窓を開けて、ベランダも開けると、まあまあ風が通り、しかもわりと爽やかな風で、クーラーをつけずにすむ。そのままウトウトして、昼になる。セイリ痛はほぼおさまる。

 いろいろとシフト交代していたこともあり、久しぶりの遅番出勤である。相談とか何とかで、オヤツを食べるヒマもあまりないまま夕方になり、受付当番に入る。

 金曜に遅番で翌日の土曜が普通勤務というのはかなりイヤなシフトだが、しかたないのう。

→「おもろうて怪態なこと」

 常設展示をぐるっとまわってから企画展を見物。マンガの原型のような冊子や、いまでいう1コマのような笑える絵、鯰絵…戯画、滑稽画、風刺画を田河水泡(のらくろの作者)がこれだけたくさん集めていたことにおどろく。どれもおもしろく、尾形光琳のマンガ(のようなもの)もあって、へぇーーと思う。こういうのをたくさんもってるところ、町田市立博物館は伊丹市立美術館にちょっと似ているかんじ。

 ねむいねむいといいながら、梅田へ出て、また中国茶をのみにいく。1時間あまり、お茶をのみのみ、ボーーーーーーーッとして、ちょっとすっきりして帰る。心配していた雨は、ウチへ帰り着く3分くらい前にポツポツと降り出して、洗濯物はセーフ。

 晩ご飯は、豚バラじゅうじゅう・キムチと貝割れのせ・味噌をつけて葉っぱでくるくる巻き。ビールをちょっと。
 やはり週末の休みが1日はキツい。食後にまた八宝茶でホケーーーーーッとして、風呂はいって、日付がかわるまえに寝る。中国茶効果か、単に水分を多量摂取しているだけか、なかなかの利尿作用。同居人は痰が出ると言う。
 
 
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乱読ぴょん

Author:乱読ぴょん
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本ネタのミニコミ誌『ブックマーク』を編集発行しています(1990年9月創刊~ 昔は隔月発行でしたが、今は年2回発行で、現在87号)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2014年4月(313号)より「本の道草」を連載中(現在、第41回)。

月刊誌『ヒューマンライツ』で、2004年3月(192号)より2014年3月(312号)まで、本ネタ「頭のフタを開けたりしめたり」を連載(全119回、連載終了)。

『くらしと教育をつなぐWe』誌で、1999年4月(71号)より2014年2月(188号)まで、本ネタ「乱読大魔王日記」を連載(全118回、連載終了)。

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